- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087204247
感想・レビュー・書評
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構成と目次が自分好みじゃなかった。内容が把握しづらい。フリーペーパーの紹介ならそういうタイトルにして欲しかった。
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●本書でも述べられていたが、報道をフリーペーパーでやるというのは問題にならないのだろうか。フリーペーパーは読者ではなく、広告主(スポンサー)がお金を払って、成り立っているわけだが、そういったフリーペーパーが報道をやるとスポンサー寄りの記事になったりしないのだろうか。
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フリーペーパーは、有料を前提とした既存の新聞・雑誌を脅かす存在なのか。あるいはデジタルメディアに対抗する紙媒体の救世主なのか。新しいビジネスモデルとしても注目を集めるフリーペーパーの知られざる実像に迫る。
(2008年)
— 目次 —
はじめに
異業種出身の成功者たち
-フリーペーパーとは?
-創業者三人の軌跡
フリーマガジン大国・日本
-無料誌ブームの主役リクルート
-趣味性・嗜好性の分野へ拡大
問われる広告効果
-ターゲット媒体として注目
-信頼性を獲得する道は?
-まとまらない業界組織
-潜在ニーズを掘り起こせ
海外に浸透する日刊無料紙
-スウェーデンから全世界に広がる『メトロ』
-ライバル無料紙も続々
-無料紙が伸びる土壌
-紙面の質をめぐる競争で二紙が限界?
-広告だけで新聞ジャーナリズムは成り立つか
日本に『メトロ』が登場する日
-『ヘッドライン・トゥディ』の挑戦と挫折
-首都圏に誕生する可能性
だれでも出せる「紙のブログ」
-高校生たちが挑戦したフリーペーパー発行
-大学キャンパスは大きな市場
有料と無料の違いって何だ?(対談)
おわりに -
商業的ないろいろなフリーペーパー・フリーマガジンについて書かれていた。私は趣味的な個人発行のフリーペーパーについて知りたかったのであまり参考にならなかった。
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フリーペーパーがビジネスとして成り立つものであって...。
その利益は広告収入によるものであって...。
フリーペーパーが雑誌業界に与えた衝撃は...で...。
と、フリーペーパーをビジネスと捉えてのことしか書かれておらず、ちょっと残念。(興味のあった”記事そのもの”についてはほとんど記述されていない。)
フリーペーパーは今の時代において
「表現の場、自分の個性をおもいっきし発揮できる媒体、誰もが手軽にアピールできる手段」
であって、お金儲けの手段として発行されているものは、フリーペーパーとは言えない”チラシ”です。 -
読了
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フリーペーパーの衝撃、というかフリーペーパーの現状だろうか。
本書は2008年の本なので割と古めの本だ。フリーペーパーは携帯電話が普及されると同時期に普及して、現状のR25やホットペッパー、an等々、まだまだ根強く残っている、ホットペッパーはあんまり見なくなったような、、?
ビジネスとしてのフリーペーパーを集めている。個人の趣味レベルでのフリーペーパーは乗っていない、そちらも若干気になるが取り扱うほど多くはなさそうだな。
日刊のフリーペーパー新聞、今やったらどうなるんだろうね。スマホのニュースアプリ的な位置かな。
とてもフリーペーパーの未来は明るいと書かれている内容だが、実際はそこまでではなくなっただろうか。あまり元気が無いように思える、フリーペーパー。もっとポテンシャルあると思うけどなぁ。 -
資料番号:011028313
請求記号:051.9イ -
012043.
地域新聞のことが出ている。
海外でのフリーペーパー事情、広告収入の問題など。 -
フリーペーパーの現実と可能性を現時点でさらえるだけつかみとって、うまくまとめている。
エピソードとしては、R25やaheadの緻密な戦略、高校生が会社を設立して、フリペを出すなど興味深い箇所がいくつもあった。
一般紙がリーチできない層に届くメディアとして、その可能性を認識した。