- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087204537
感想・レビュー・書評
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簡単にメモ。
羨ましいくらいの社会制度と教育制度。
一生勉強という風潮、大人になっても、
勉強すればいくらでもやり直しできる社会は、
いいなと思った。
冬の日照時間が1時間というのは、
耐えられなさそうと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
@TokikoHoriuchi 氏が、留学時代の経験をもとに、フィンランドという国と国民性を平易に紹介してくれた本。高い税率に充実した福祉と教育。豊かな自然と少ない人口。夜は長くて夏は短い。どうにも日本と比べてしまうが、実際、フィンランドの良いと云われるところは、見事に日本の弱点を突いている。かといって、寒さを我慢し、税率に目をつぶり、老後を楽するために移住する覚悟を決められるかといえば、簡単にはいかない。それでも教育(特に大学)の充実っぷりは羨ましい限り。「北欧」イメージのステレオタイプ枠を覆す記述はあまりなかったが、お隣のスウェーデンとは仲が悪いという話は面白い。
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どのような立場の人にも教育を受けるチャンスがあるということ。人口が少ないからこそ、一人ひとりの立場を尊重し、境遇によっての差をなくすこと。
素晴らしい。本当に素晴らしい。そして羨ましい。
勉強するにもお金がない、という悩みからほぼ解放されればどんなにラクか。
日本と完全に当てはめて比較するのは無茶だけど、見習って欲しい。
酔っ払いが多いことと病院が少ないことには驚いたけど。 -
フィンランドが好きになった
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自由放任教育で学力世界一のフィンランドの教育や学校を学びたい次第。
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ムーミンを始めとし、手厚い福祉・高学力で注目を浴びているフィンランド。北欧が好きだが、なぜ好きなのだろう、どんなとこが好きなのだろうと考えるために手にとった本。フィンランド国民と日本国民の共通点を知り、新しいフィンランドを知ることができた。
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「掃除の仕事をするには掃除の学校に行かないと」なんて冗談が当たり前のように交わされるフィンランド。学んだことが仕事に直結するのはとても良いことだと思う。
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フィンランドが大好きな著者が良いこと、悪いことを率直に書いているのに好感がもてました。森と湖に囲まれていて、優れた教育戦略と産業政策で国際競争力第一位。でも労働時間は9時5時。経過よりも結果を尊ぶ。みんな力んでいないで、ゆっくりしている。多くの人が別荘を持っていて、長期休暇でサウナを楽しむ。良いこと尽くめ、ではない。高い失業率、とっても短い冬の日照時間、評価の低い食事、機能していない救急医療など。24時間営業のコンビニ、翌日届くアマゾンの通販、サウナより温泉、冬より夏、うまいものが大好きな僕には無理です。