ニッポンの恐竜 (集英社新書 483G)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087204834

作品紹介・あらすじ

日本では、恐竜や海竜の化石に「リュウ」の名が付けられる。ニッポンリュウ、モシリュウ、フタバスズキリュウ、フクイリュウ…。それらは学名ではなく愛称にすぎないが、多くの人々が「リュウ」の響きに魅せられ、魔力にとりつかれてきた。そして、かつては"恐竜不毛の地"と言われた日本で、続々と「リュウ」たちの化石が発掘されるようになった。本書は、緻密な取材によって、太古の怪物たちの亡骸と格闘した人々と、化石たちの辿った数奇な運命に迫る、本邦初の「国産恐竜発掘史」である。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    日本では、恐竜や海竜の化石に「リュウ」の名が付けられる。
    ニッポンリュウ、モシリュウ、フタバスズキリュウ、フクイリュウ…。
    それらは学名ではなく愛称にすぎないが、多くの人々が「リュウ」の響きに魅せられ、魔力にとりつかれてきた。
    そして、かつては“恐竜不毛の地”と言われた日本で、続々と「リュウ」たちの化石が発掘されるようになった。
    本書は、緻密な取材によって、太古の怪物たちの亡骸と格闘した人々と、化石たちの辿った数奇な運命に迫る、本邦初の「国産恐竜発掘史」である。

    [ 目次 ]
    第1章 消えたイナイリュウ
    第2章 日本最初の恐竜モシリュウ
    第3章 もう一つの「日本初」ニッポンリュウ
    第4章 エゾミカサリュウがたどった運命
    第5章 リュウの昭和史とフタバスズキリュウ
    第6章 手取層群と平成の恐竜たち

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    [ 参考となる書評 ]

  • ノンフィクション(新書)なのに、推理小説やミステリーのような内容。

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著者プロフィール

一九六五年生まれ。読売新聞東京本社調査研究本部主任研究員。科学部、ワシントン特派員、ジュネーブ支局長、編集委員を経て現職。英レスター大学大学院修了(M.A.with Merit)。米カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム大学院講師、経済産業省産業構造審議会臨時委員などを務めた。著書に『コロナとWHO』『ニッポンの恐竜』(ともに集英社新書)、『僕が「火星」を歩いた日』(新潮社)などがある。日本地質学会会員、日本古生物学会特別会員。本作で「第9回子どものための感動ノンフィクション大賞」最優秀賞受賞。

「2023年 『世界一長い鉄道トンネル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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