- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087205527
作品紹介・あらすじ
地球の温暖化は人為的な二酸化炭素排出が原因とされ、ノーベル平和賞を受賞したIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が主導して、世界中でCO2の排出規制が叫ばれてきた。しかし、その論拠となった基礎データが捏造されていたことが二〇〇九年に露見する。このことは欧米ではクライメートゲート事件として大問題となっているが、なぜか日本ではほとんど報道されていない。本書は、地球の気候に関するさまざまなデータを科学的に読み解くことで、二酸化炭素の冤罪を晴らし、温暖化の実態とその真の原因を追い、エネルギーの正しい使い方を示す。
感想・レビュー・書評
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もともと広瀬さんの本はよく読むが、去年からまたいろいろ増えてうれしいのです。とはいえ、その後、今年に入ってまさに恐怖の原発。
この本は、あくまで「自分で考えろ」というもの。マスコミを盲目的に信じるのではなく、きちんと物事は何でも自分で見ろ、ということも言っている。
広瀬さんを陰謀論などといっている人は、平和ボケに近いものがあるだろう。もちろん環境問題にはいろいろと名著もあるが、その中の一冊だとおもう。表現の自由がある日本では実際表現の自由が規制されていたりといろいろな問題もあるが、せめてこうして幸運にも簡単に手に入るものなら皆一読したほうがよいと思います。もちろん判断はご自分で。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元々、地球温暖化は二酸化炭素のせいではないと信じていたので、読んではみたが、
きちんと因果関係が無いことを示していないのでがっかり。
まあ、目指すべき姿として、
コジェネ、マイクロ発電、省エネ、高効率石炭発電は大いに賛同できるんだが。
まあ、技術者でもない科学評論家なんてこんなもんか。。。
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相変わらずの広瀬節。
淡々と内容を綴ればもっと説得力があるのに…。
燃料電池の良さは認識不足だった。 -
×
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本書のテーマは2つ。一つ目は地球温暖化の原因が人類が出す二酸化炭素だという通説の否定。もう一つは原子力発電の否定。
元々、地球温暖化の原因が二酸化炭素の増加にあるという説には否定的で昨今の「エコ」活動に嫌気がさしていたので、タイトルに釣られて買ってみた。
前半は、クライメートゲート事件などを挙げ、地球温暖化の原因が温室効果ガスにあるという説を推進するIPCCの論理の矛盾やおかしさと団体そのものの怪しさを指摘している。後半では、エネルギー問題を大局的に見た場合の原子力発電には必要性やメリットはないことを主張している。
どちらも全体を見ての議論ということで好感が持てるが、一方ツメが甘い印象も受ける。著者の主張の是非はともかく、世の中で(特にマスコミによって)当たり前のように言われていることであっても、きちんと自分で考えるべきというところには大いに賛同できる。 -
平常運転の広瀬隆氏が大嫌いな原発を世界各国が推進する大きな理由の一つである二酸化炭素温暖化説に対するヘイトを爆発させた本。
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[ 内容 ]
地球の温暖化は人為的な二酸化炭素排出が原因とされ、ノーベル平和賞を受賞したIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が主導して、世界中でCO2の排出規制が叫ばれてきた。
しかし、その論拠となった基礎データが捏造されていたことが二〇〇九年に露見する。
このことは欧米ではクライメートゲート事件として大問題となっているが、なぜか日本ではほとんど報道されていない。
本書は、地球の気候に関するさまざまなデータを科学的に読み解くことで、二酸化炭素の冤罪を晴らし、温暖化の実態とその真の原因を追い、エネルギーの正しい使い方を示す。
[ 目次 ]
第1章 二酸化炭素温暖化論が地球を破壊する(奇々怪々の現代;クライメートゲート事件;科学が明らかにした地球の気温変化;最大の影響を与える太陽の活動 ほか)
第2章 都市化と原発の膨大な排熱(ヒートアイランドと熱帯夜;最悪の地球加熱装置―原子力発電所;自然破壊の実態;生物の生命はどこから生まれたか ほか)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]