- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087207163
作品紹介・あらすじ
スマートフォン、LED照明……今や日常生活の至る所で使用されるブルーライト。その光は眼に、そして人体に深刻な影響を与えている。増え続けるブルーライトへの警鐘と対策を伝授する初の一般書。
感想・レビュー・書評
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タイトルから想像される内容以外にも、視覚の仕組みについてやそもそも光についても書かれており、知識が増える。タイトルがちょっと尖り過ぎなんじゃないかと感じた。
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ブルーライトは夜浴びちゃ駄目! 改めて人体のメカニズムの面白さに触れる一冊
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本書の真の目的は、決してブルーライトの危険性だけをみなさんに警告することではない。
なにしろ、ブルーライトが人体に与える影響についての検証・研究は、まだ始まったばかりだ。これほど長時間ブルーライトを見つめる暮らしは人類史上初のことなので、10年後、20年後、100年後、僕たちの心身にどのような影響を及ぼすのか、それはいくら現時点で最先端科学を結集しても予測や仮設の範疇を超えない。そういう意味では、僕たちはまさに人類史上初め、いや、生命史上初の「壮大な環境実験」の中で生きていると言っていいだろう。 -
朝日の入らない北向きの部屋だと朝起きられないのは当然だったのかな
日本人は明るいのが好きなことがわかった -
文字通り、ブルーライトの体への影響を書いた一冊。
現在はLEDライト全盛なので非常に恐ろしく感じた。 -
ブルーライトは目に良くない、程度の認識でしたがサーカディアンリズムを整えるために必要とは知りませんでした。
ブルーライトの良いところ悪いところが分かりやすく説明されており、読んで良かったです。 -
ブルーライトを長時間浴びるとビジュアルサイクルが追いつかず、目のかすみや視力低下の原因になるだけでなく、網膜に不要な老廃物が溜まり炎症の原因になる。また、就寝一時間前のメールチェックはエスプレッソコーヒー2杯分の覚醒作用があることも分かっている。他方、ブルーライトを浴びることで認知症の進行を妨げる研究結果が報告されている。ブルーライトをハザードとしてのみ捉えるのではなく、正しい知識と情報を持ち、今後どのようにして付き合っていくかが肝要。
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ブルーライトのいいことわるいこと、深い!
ただ、ブルーライトの話は面白いけど、作者の睡眠に対する理解はいまいちな気はする。
P178 7.5時間が理想的、90分サイクルだからちょうどいい、 という記述あたりとか。