いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (集英社新書)

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著者 : 原田マハ
  • 集英社 (2017年6月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087208887

いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (集英社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 「生きているうちに見るべき名画」を1点ずつ紹介されています。有名なものが多いので、見たことのある名画もたくさんありました。なぜそれを見なければならないか、書かれた時代背景についても紹介されており、一通りの知識を整理することができたと思います。見たことがあるから、へえこんな名画もあるのかと興味を深めるようにもなっていると思います。口絵に紹介されている名画がカラーで載っていますので、それを見ながら本文を読んでいくことで、それらを近く感じながら知ることができると思います。
    著者がその名画と出会った瞬間も書かれています。図録などで見るだけではなくで、実際に本物を見にいくこと。名画と出会うことの意味が、本書から訴えれてきたと感じました。そう、生きているうちに、そこへ行って見るべきだと。

  • 著者が「生きているうちにみるべき」と考える26点の絵画を取り上げ、個人的体験を加えつつ解説していくスタイルの新書。


    まず、取り上げられた26点の絵画すべてについてカラー図版が付いているのが良い点です。良質の紙が使われているため、新書サイズでも鮮明に印刷されています。
    解説の分量は、絵画初心者が読み進めるのに丁度良いくらいだと思います。美術史や時代背景についての記述も必要十分な程度に抑えられていて、美術に疎い自分でも飽きることなく読み進めることができました。

    ただ、作者の思い入れが強く出ているためなのか、過剰とも思える表現が所々に見受けられるのが気になる点です。例えば本文一行目からひとまとまりの文章において、著者の絵画に対する思いが語られているのですが、読んでいて少し居心地の悪さを感じるくらいの熱量がありました(もっとも、自分が原田マハさんの本を読み慣れていないせいかもしれませんが)。


    全体的に見て、良い本だと思います。原田マハさんのアート小説を読んでみようかな、という気持ちになりました。

  • 26作品のうち見たことあるなってのが実に15枚、たぶん見たのも含むと18枚。わたしすごい。
    正直なところを言うと、モネの睡蓮はオランジェリーが改修中で別のところでなんか円形状の展示室がモネの間みたいになってていっぱい睡蓮の絵があったのを見た、のであって同じ睡蓮ではないのかも。
    でもまぁジヴェルニーにも行って睡蓮の池のある庭も見たし。オランジェリー行きたい。
    そして、マティスのダンスも私は見たのは同じ構図の別作品、ニューヨークのMoMAにあるダンスである。

    ピカソのアビニョンの娘たち
    ポンペイのディオニソスの秘儀
    ボッティチェリの春
    ダ・ヴィンチ、最後の晩餐
    ドガの踊り子
    ゴッホの星月夜
    クリムト、フェルメール、ゴヤ、ルソーの夢
    ピカソのゲルニカ
    カラヴァッジョにムンク…

    ちゃんと見た時のこと覚えてるものだなって自分の記憶にちょっと驚いた。
    これが名画のパワーか。そしてマハさんのレビューの巧さだな。
    なかでもすごかったのはやっぱり最後の晩餐とゲルニカかな。
    サイズも大きいしインパクトも計り知れない大きさだった。
    もう一度観たくなる。

  • 十三枚目、モランディの章の冒頭である。
    「世界中にある絵画の中で、もしも一枚だけ好きな絵をもらえるとしたら、どのアーティストの作品が欲しい?」
    この質問にあれこれ思案する著者にとても共感した。私も「一番好きな画家は?」という質問に、未だ確固たる答えを持っていない。
    本の中では、26枚の絵が紹介されている。そのどれもから、著者のそれぞれの絵に対する愛情が感じられる。私も自分の好きな絵について、こんなように語れたらいいなぁと思った。そしていつか、質問の答えが見つかればいいなぁと思う。

  • [仮レビュー]

    予約著書・約、3ヶ月半弱。図書館貸出。

    今年・最初の図書館貸出著書。

    不思議なもので、昨年末ラスト貸出著書

    前作・たゆたえども沈まず

    マハさんの著書で節目節目。

    偶然にもこんな時もあるんだなという想いを秘めながら、この仮レビューを書いています。

    たゆたえども~の土台となった

    〈ゴッホ:星月夜〉や

    〈印象派の画家:モネ・マネ…〉

    〈著名な画家:ピカソ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ〉

    〈地元・兵庫県立美術館で鑑賞:エルミタージュ美術館(昨年12月)、ジョルジョ・モランディ展(一昨年・静物が中心)〉

    といったように

    最近は、実際に美術館で現物を鑑賞したり

    見知ったキーワード・キーパーソンは上記のようにはあるものの

    まだまだ、いまいちだと、私的にはそう感じています。

    アートへの深い見識の高い

    マハさんだからこその(=一同性の立場柄を通しても)

    『あらゆる角度からの視点』

    原点に返る感じで、様々な作品を通しての世界観を読み進めながら、感じ取っていこうと思います。

    仮レビューはこの辺りで一区切りとします。

  • 絵が生まれた背景を知ることは、鑑賞の幅を拡げますね!
    解説らしくない小説のような感じで楽しめました

    「アデーレ」には、ベルヴェデーレで会っている
    おそらく一対一で

  • 美術史を勉強してみたくなりました。ジヴェルニーの食卓も読んでみようと思います。

  • 店頭で「いまいちの絵」と見間違えて二度見したよ。東山魁夷のピックアップが少し意外。

  • 26枚の絵

    静物画は
    英語でstill life(動かない命)
    仏語でnature morte(死せる自然)

  • 読み終えて、今まであまり知らなかったアンリマティスに興味を持ちました。いつかMOMAで夢や星月夜が観たいなあ(^ ^)

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いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (集英社新書)の作品紹介

アート小説の旗手として圧倒的人気を誇る原田マハが、自身の作家人生に強い影響を与えた絵画はもちろん、美術史のなかで大きな転換となった絵画を紹介。原田作品ではおなじみの名画も多数掲載!

いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (集英社新書)のKindle版

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