- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087450613
作品紹介・あらすじ
男が練炭自殺。親しかった美奈子に容疑がかかる。鶴見弁護士は、弁護のため美奈子の過去を探るうち、彼女が真犯人ではないかと疑う。苦悩する鶴見は真相を求めて…。長編ミステリ。(解説/小梛治宣)
感想・レビュー・書評
-
シリーズものだった!
鶴見弁護士シリーズなのね。知りませんでした。
解説によると
「黙秘」「疑惑」「覚悟」に続く4作目とのこと。
今回のストーリは、
河川敷の車から発見された練炭自殺と思われる男の死体。
しかし、不審な点があり、警察が捜査することに。
その容疑者として浮かんだのがホステスの小堀美奈子。
美奈子は鶴見に弁護を依頼するも、自分のアリバイについては明らかにしない。
状況証拠は明らかに美奈子が不利。
さらに、調査をすすめると、美奈子の周りにはさらに数名の練炭自殺者が..
無実を信じながらも、美奈子の過去を調査する鶴見。
そして明らかになるある団体との関係。
頑なにアリバイを語らない美奈子。
事件の真相は?
美奈子が隠そうとしていた真実とは?
といった展開です。
鶴見と一緒に真相にたどり着くパターンです。
この弁護士すごいです!
本書を通して語られるメッセージも唸らせられます。
自殺者の想い、その考え方..
お勧めです。
このシリーズ、読み進めたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先入観持たずに読んだが
かなり面白かった。
著者の主張もうなづけるし
伏線も見事。
鶴見弁護士シリーズ読んでみようと思います。 -
淡々と読めてしまう。あっという間に読み終わってしまった。
少し物足りない感。 -
次々に出てくる状況証拠に、被疑者はどこまでも「黒」に思え、題名との関係はどうなのかと、最後まで読者の興味をひきつける。作者のストーリーテリングに○。
-
思い込みで犯人と決めつけ冤罪を作る警察への警鐘になる。
-
130611