炎天の雪 下 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087450910

感想・レビュー・書評

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  • ☆4.0
    泣けます。
    様々な人が死んでいく。
    愛している人が亡くなり、愛は無くても情で繋がれた人が亡くなる。
    でも世の中捨てたもんじゃないなと思わせてくれる展開。
    時代に飲み込まれ、ろくでなしになってしまった与佐衛門の末路も憐れ。
    最後に何とか多美が幸せになってくれて良かった。

著者プロフィール

諸田玲子
静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒。一九九六年『眩惑』でデビュー。二〇〇三年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、〇七年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、一八年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。著書に『お鳥見女房』『あくじゃれ瓢六』『きりきり舞い』シリーズのほか、『四十八人目の忠臣』『波止場浪漫』『帰蝶』『女だてら』『尼子姫十勇士』『しのぶ恋』など多数。

「2023年 『其の一日 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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