偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)

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著者 : 万城目学
  • 集英社 (2013年12月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (582ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087451429

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偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 爽やかで読みやすい。
    現実的な非現実。
    読んでて不思議な気分になります。

    ただ、設定は非現実でも、
    終わってみると普通の小説です。

  • うーん。
    「鹿男」ではまったので読んでみた万城目本二冊目。
    正直、設定に振り回されていて、作者自身も収拾をつけるのに苦労しているのが手に取るようにわかってしまう。
    矛盾に対して疑問を抱かずに設定を受け入れられる人は楽しめると思う。私は……、あれは?これは?と読んでる途中でツッコんじゃうタイプなので、物語に入りこむことができなかった。
    「湖の民」っていうのは悪くない目のつけどころだとは思うけど。

  • かるーく読める万城目学の地元ファンタジー。
    人を操ることのできる日出家と棗家は対立してきたが……
    その家系の定を憂いて下らない嘘をついてきた涼介は高校生になる日、日出本家に引き取られ同年の淡十朗と、同級生の棗広海にであう。
    力が使えないはずの校長が二家にでていくことを要求し…?

    涼助がアホの子でなかなか長身でモテる広海と萌ゆる。
    その他出てくるキャラクターがさすがですね、魅力にあふれています。
    アシとヨシについては司馬遼太郎の街道をゆく「近江散歩」内からの引用で、読んだばかりの元ネタ発見にやにやしましたw

  • 万城目学さんの本を読んだ。
    この人の本、好きだなぁ、楽しいなぁ。

    ん?
    「偉大なる、しゅららぼん」
    読んでないかも?積ん読本にあったはず。

    と読み始めたこの作品。
    どうやら再読のような気がする。

    映画の予告CMの映像の印象のせいか、読み始めから淡十郎は濱田岳さん、涼介の岡田将生さんで岩走での世界が動いてしまっている。
    多少原作とは違ったところもあるが、個人的にはこの2人のキャスティングはナイスなのではないかと思っている。

    はて、棗は一体どなたが?
    清子はいったいどなたが?

    って事で、DVD借りて来ました(๑˃̵ᴗ˂̵)

  • 万城目さんの作品は2つめですが 期待は裏切りませんね。おおいに楽しみました^^

  • 万城目さん初読みでした。
    ファンタジーと青春のかっこ悪さときらめきが詰まったわくわくする物語。

    滋賀県に旅行に行くにあたって、道中のおともになってもらった一冊です。しかも行き先は本作の舞台のモデルになっている彦根。読書と旅行とどっちがメインなのかわからなくなるほど面白かった!
    地理的な解説やローカルなネタもたくさん盛り込まれていて、帰るころには滋賀県が少し身近に感じられました。

  • 単純に面白かった
    SF+コメディ+ファンタジー+ミステリーといったところでしょうか?

    不必要な力をもってしまった高校生の奇想天外な物語。
    あまりのはちゃめちゃ設定に最初はついていけませんでした。

    物語としては、琵琶湖から不思議な力を授かった日出家。その本家に高校生になった主人公やってくるところから話が始まります。本物語の設定では日出家は城の本丸に暮らし、本系の長男は、殿様のような言動!
    そして、城から舟で高校に通うというものすごい展開。
    さらに日出家のライバルである棗家の長男とこの高校生達の学園物と思いきや、高校の校長先生も出てきて、サイキックバトルアクション巨編へと話が膨らんでいきます。

    さまざまな伏線がのちのち回収されてスッキリで、話は落ち着くところに落ち着きます。
    ここまで風呂敷広げて纏め上げるのはさすがです。
    「しゅららぼん」の意味も下品でこれまたよい!!

    読みはじめでは、何がなんだか、何が起こるのかも含めて、何のことが書かれているのかさっぱりわかりません。読み進めていくうちに、だんだんと理解で来ていて、ついには、万城目ワールドに引き込まれていってしまう感じです。
    とても楽しく、面白く読み通せました。

    これ、映画になっているんですね。
    清コングが深田恭子?納得いかない(笑)

  • ただの万城目学ファンです(笑)

    万城目ワールド全開って感じの作品!

    今までの作品の中だったらかなりパワーがある作品に感じます。

    ナチュラルボーンなお殿様。
    このフレーズなんか好きです(笑)

  • 本屋大賞2012年9位。関西風味のユーモアファンタジーで森見さんと並んで好きです。どちらかというと万城目さんの方がおちゃらけてて好き。いつもどおり超能力者の話で面白いんですが、ちょっとテンポが悪いような。前半からもたつき感があって、最後のケリのつけかたも何となく苦労してる感じがしてスカッとしないです。しゅららぽんが中心になるのかと思いきやそうでもなかったし。やっぱ、エスパーどおしの戦いとか最後まで破綻せずに終わらせるのは気をつかう仕事だなあと思ったりしました。

  • 万城目ワールド、はまりますね。
    やや話が長く感じられましたが、学校生活モノとして面白かったです。
    登場人物それぞれに魅力がありました。

    自分の父親が『二度づけ』と知って、ちょっとビックリ…。

  • 豪快な作品。
    ただ、不思議に読後は爽やかな感じが残る。

    現実とは違う、大きな世界が緻密に描写され、しかし物語の最後で崩壊してしまう―こういうタイプの物語は、これまでにも読んだことがある。
    例えば、井上ひさしの『吉里吉里人』。
    「吉里吉里国」が建国され、どんどん組織が整っていくが、物語の最後には瓦解する。
    読者はその予兆を感じながら、緊張感を高めつつ、カタストロフを迎えることになる。
    物語の最後に、語り手にして、建国騒動の黒幕が明かされた時、粛然とした気持ちになった。

    一方、『しゅららぼん』。
    石走という、滋賀の小さな古い城下町に、人の心を操る不思議な力を持った日出一族が君臨している。
    涼介という、分家筋の少年を視点人物に、一族の謎に満ちた生活が描かれる。
    やがて、敵対する一族や、それ以外にも日出一族を町から追い出そうとする人物が現れ、やがてぶつかり合う。
    誰が敵で、誰が味方か、構図が目まぐるしく変わる。
    カタストロフ、と呼べる事態も起こる。
    ただ、それが「しゅららぼん」の、何とも脱力してしまうような由来が語られることで、毒気が抜けてしまう。
    やはり、世界は元と同じには戻らない。
    しかし、新しい世界が開けていく予感が示されて、物語は終わる。
    ここら辺が、ただ荒唐無稽な話に引っ張りまわされた、というだけの印象から救っている気がする。

    『ホルモー』よりも、『鹿男』よりも、『プリンセス・トヨトミ』よりも、この作品が好きかもしれない。

  • 壮大な設定の非日常劇場という感じ。
    この作家の話は、人には無い力を持った主人公なりが、その力を駆使したりしなかったりして巻き込まれた事件を乗り越えるパターンだが、今回もそれを踏襲。
    ただ、やはり登場人物それぞれが個性的で魅力的なので、話としては若干薄いが憎めない。

  • 読書会でのプレゼント企画でもらった一冊。琵琶湖を舞台にした超能力をもつ少年・少女たちによる青春ドラマ。意味不明な表題だが、読んでいけば自然とわかる。アクの強いキャラの多い変な世界観だが、牧歌的な前半・緊迫感のある後半と、話の展開にメリハリがあって、最後まで楽しめた。

  • かつて日本各地の湖にいた、古に湖から力をもらった「湖の民」も、残るのは琵琶湖畔に住む二家族のみ。反目しあいながら細々と生き延びていたその二家族に、災厄が降りかかる。

    やはり棗の決断が悲しくて、記憶を残されたまま戻された三人のやるせなさも哀しいのだが、それで済まさないのがこの作者。いいところで終わっている。

  • 琵琶湖を舞台に【いらない】力を持った一族のお話。自分だったらどうするかなーと考えながら読み進められた。

  • 琵琶湖が舞台の不思議なファンタジー。
    いまいち団結力の低い一族が、敵対する一族と見苦しい罵りあいをしている「なんだかなあ」な序盤から、最後は涙涙の友情物語に収まりました。
    ひとつの大きな事件が、閉鎖的だった湖の民を大きく変化させたラストは、とても清々しかったです。
    グレート清子の将来が楽しみです。
    それにしても琵琶湖の神様は怖い。竹生島で龍神さまに手を合わせて来て良かった…。

  • ストーリー展開というよりは文章が好み。一言余計なんだけど、そこが肝心なところで、鼻から息が抜けるような、なんと言っていいのやら…和み感?非常に心地良い。
    250頁を過ぎるまでは、人物紹介長いなーと思っていたけど、話が動き始めたらあっという間だった。面白かった。清子さん、好きすぎる。

  • 牧歌的なサイキックSF。壮大なんだかやたらと地域密着型なので判別つきませんが、琵琶湖から力を貰って一大権勢を保ってきた一族と、そこに忍び寄る強大な能力を持つ何かとの戦いの物語です。琵琶湖から離れると力を失ってしまうあたりとってもプリティで、日本征服しようとしても微妙に用が足りなくて、せいぜい豊田市のように企業の城下町程度の権勢で収まってしまうのです。プリンセストヨトミの時もそうでしたが、胸に一抹の馬鹿馬鹿しさを感じながらぐいぐい引き込まれていく魅力が有ります。面白かったです。

  • 非常に万城目さんらしいですね。しゅららぼんが気になっていましたがそういうことだったんですね!よく思いつくなあと万城目さんの本を読むたび思います笑 私の中ではこんなに読んでてさくさく進む本ってないです。最後の展開には驚きました。棗が最終的に何て名前で出てきたのか、少し気になっちゃいますが笑 あと最後に玄三郎って出てきてかのこちゃんか⁉︎とか思ったけど違った笑 よく考えたらあっちは柴犬でした。また暇なときにでも読みたい。映画もちょっと気になってきました!

  • 最後まで謎が解けないところがおもしろい!
    万城目学のシリーズは、友達に教えてもらいましたが、
    ドラマ化・映画化もされているので、合わせて楽しめます。
    ちょっと現実逃避したい人にオススメです。(しいちゃん)

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