華、散りゆけど 真田幸村 連戦記 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087452549

作品紹介・あらすじ

時は慶長。関ヶ原以降14年の蟄居を耐え抜き、戦場に最後の華を咲かせた真田幸村。いざ、大坂冬の陣夏の陣! ふたつの戦にすべてを賭けた稀代の智将の鮮烈な半生を描く歴史巨編。(解説/早川知佐)

感想・レビュー・書評

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  • 真田幸村ファンにはたまらない作品。大阪の夏の陣で信繁が見たのは幻か・・・

  • 上田に旅行に行く前、予習のために購入。今ちょうど大河でやっているような内容や、大坂城内での各諸大名の思惑が手に取るようにわかって面白い。

  • 大河の真田丸にハマったので購入し、読み終えました。歴史の知識は大河からしか得なかった私でも楽しめました。地図がついていたのがありがたかった。

  • 普段はカッコよく書かれすぎる「真田幸村」。ですが、この作品は、生きがいや親子の絆など人間臭さが書かれていて、別の角度からの真田幸村をみることができる作品でした。話は、最後は駆け足感がありましたが、最初は蟄居させられていたところからの話で、他のものと比較して読むのもお勧めです。

  • お休み、読了しました。450ページの長さですが読みやすく楽しめました。
    今年は大阪は「大坂の陣400周年」ですがまさにタイムリーな一冊。
    それまでほぼ無名であったにもかかわらず「大坂の陣」デビューで11月から5月の短期間で歴史デビューをはたした英雄です。今では歴女たちのアイドル的存在…超イケメンに描写されているけどハゲた小柄な歯の抜けたじいさまというのが実際らしい。
    でもよっちんも真田幸村のイメージは草刈正雄です。NHKの「真田太平記」の残像です。戦国時代にあんな綺麗な顔いねえよ、きっと。そう思うけど。

    「華は散りゆけど、その香は残る」という言葉どおり、夏の陣で東軍=徳川家康の本陣に切り込むという一点に物語は集約するためにすすみテンポよく読めました。
    福島、蒲生、鴫野、道明寺、茶臼山、四天王寺など大阪の土地を頭で再現しながら読むと楽しさ倍でした。
    物語は徳川家康の影武者を討ったことになっていますが、よっちんの妄想ではここでホンモノの狸爺が討たれたと信じています。そのほうが夢があるしね。
    岸和田の南宋寺まだ訪れたことがないけど「徳川家康の墓」が残っているし….。後藤又兵衛や毛利勝永、長宗我部盛親、明石全登と真田幸村だけ扱い別格だしね。
    休日読了していい夢をみれました。
    真田幸村を満喫しました

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著者プロフィール

作家

「2018年 『我、六道を懼れず[立国篇](下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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