天皇の料理番 (上) (集英社文庫)

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著者 : 杉森久英
  • 集英社 (2015年3月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087452938

天皇の料理番 (上) (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • テレビドラマをきっかけに興味を抱き読んでみました。

    初代主厨長の秋山徳三さんをモデルにしたフィクションで、
    篤蔵の人間臭さや時代背景なども相まって
    魅力の多い読み応えのある作品です。

    秋山さん御本人とはやはり多少印象は変わりますが
    仕事に対する考え方や潔さなどが面白く、
    天才という人間の紙一重さなどをまざまざと感じます。

    食に対しても今一度襟を正せる内容かと思います。

  • 福井県の大庄屋の次男・篤蔵の料理の道へ進んでいく立身出世の物語。

  • 国際線の飛行機の機内で、往復12時間以上かけてドラマを全部見て、「おもしろい!!」と思い帰国後「たしか原作は小説だったよなあ」と思ってたブクログで検索したら、「読みたい本」に入っていた。忘れすぎ(笑)すぐ買ってすぐ読んだ。面白い!やはりドラマや映画になる小説は、ドラマや映画になるくらいだから面白い。(そのまんまやけど)原作のほうが、篤蔵の天才さが出ている。でもこのスレスレの頭の良さはドラマで表現しづらいだろうから、ドラマでは「どうしようもない男」感を全面に出すのが正解なのかも。実際にあったお店、地名、人物だらけで、明治を知るにも興味深い話。パリに渡り、天皇の料理番となる後編が楽しみ。

  • 料理に魅せられた明治生まれの若者が、持前の強情・きかん気を発揮して努力を重ね、ついには宮内庁主厨長(総料理長)までに登り詰める、究極のお仕事小説です。
    実在の人物、秋山徳蔵氏がモデルで、人気ドラマの原作にもなりました。

    淡々とした文章は、エンターテイメント小説とは違って、盛り上げようという気が微塵も感じられません。
    なのに、このワクワク感は何なのでしょう。
    やはり、主人公が持っている人間力が、惹きつけてやまないんですね。

    何事も恐れずに突き進んでいく行動力。
    好きなことには努力を惜しまず、苦労を苦労とも思わない。
    そして、周りの人に認められ、どんどん引き上げられていきます。
    ただ、自分の夢を一途に追うあまりに、周りの迷惑を顧みないところもあり、そこは人間臭さも感じられます。

    明治・大正の世相や家族制度なども背景にあり、今の世とは違う感覚も楽しめますが、今現在も天皇家のお料理番は受け継がれているはず。
    今はどんな方が務めておられるのかなぁと、興味がわきました。

    図書館スタッフ(学園前):山姉さん

    ----------
    帝塚山大学図書館OPAC
    http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=2410004288

  • ドラマ版配役で読むと生き生き楽しい。
    しかし妻に関しては平成ドラマにだいぶ配慮がありましたな…

  • 歴史部分は苦手なので読み飛ばしたが、強い意思を持っている主人公は好きな性格なので楽しく読めた

  • 主人公の篤蔵のキャラが初めは面白いが、後半でなかだるみしてきた。下巻でどのような展開になるのか。

  • 2015年に読んだ本。
    ドラマは昔のも見たので、どんなもんかと原作を読んでみたら、今回のドラマの方が意外と原作に忠実な部分もあり・・

  • 主人公の努力と才覚で成り上がる物語は痛快。

    ただ女性に対する扱いは、あまり良いもんじゃない。
    時代も価値観も違うので当たり前ですが。

    2015 10 24

  • 直向きに料理に打ち込む姿は素晴らしいと思った。如何に才能のある人間でも努力しなければ開花しないお手本のようなもの。
    ただ、妻が可哀相だった。クズ男。

  • 面白かった。
    篤蔵が才能だけでなく、
    努力で成り上がっていくのがいい。
    今の世の中、
    情報過多で未来の予測が立てやすい。
    だから、夢を見づらくなってしまったのですが、
    ぜひ生徒には大志を抱いて突っ走ってほしい。
    もちろん口だけじゃダメ。
    努力もできる人であってほしい。

    がんばれ、若人。

  • B913.6-スギ-1 300427390
    TV化 オススメします

  • 努力が報われた物語。
    腕一本でのし上がって行く姿がすごい。もちろん順風満帆ではなく、様々な困難を超えて。

  • マチャアキのドラマが懐かしい。

  • ドラマがとても面白かったので、原作読んでみました。
    ドラマ以上に面白い。
    明治の時代の背景とともに裕福な家庭で育った篤蔵がゼロからはじめる料理人の世界。
    佐藤健君なら、ただ突っ走るだけのドラマの中の篤蔵では無く
    原作の思慮深く野心強い篤蔵の方も上手に演じたと思う。
    最近のドラマは三か月で終わらせるから、端折り単純なお話になってしまうけど
    こういうおはなしをじっくり大河のようにやれば、良いドラマになるのになぁ
    などと考えながら、下巻にいきます。

  • 佐藤健が出ていたドラマがすごくおもしろかったので原作を読んでみた。篤蔵の性格がおもしろおかしく書かれていたのはドラマのほうだったが本を読んでみると当時の日本の風景がわかってよかった。妻のおふじが訪ねてきた話、吉原の話がでていて明治で妻がいてもこんな時代だったのかと改めて思った。

  • ドラマは観ていないのだけど、面白いという声が強かったので興味を持った。
    作者、杉森久英の名前を聞くのは初めてで、97年に逝去されている。また、この『天皇の料理番』自身も82年集英社文庫を再編集したものと知り、改めて光の当たった作品なんだな、と感じた。

    秋山篤蔵という人間の描写より、裏側に流れる時代背景とのスイッチが面白い。
    その背景は、一コックでしかない篤蔵をも確実に巻き込んでいることが、よく分かる。
    下巻に続く。

  • ドラマを見てから、読んだ。
    ドラマよりも登場人物が気持ちが良い。ドラマは別物だが、原作の方が好きだな。ただ純粋で熱いだけでなく、主人公は賢く礼節をわきまえている。その方が読み手には共感でき、感情移入しやすいように思う。

    まだ上巻だけだが読後感も、サラッと爽やかで、良いなと思う。

  • 実在した天皇の料理番「秋山篤蔵」の史実に基づいた物語。

    ドラマの原作ということで読んでみた。

    上巻は精養軒での修行時代まで。
    破天荒な人物だが、料理に向ける気持ちは真剣で真面目。
    当時はどちらかと言うと料理人は身分が低いと言われていたことに驚いた

  • ドラマ化されてヒラ積みされていたため購入。主人公の歩みが面白いだけでなく、筆者の書き方がとても読みやすくつるっと読める。他の本も読みたい。
    主人公がまだ洋食が珍しい時代に、こつこつと仕事をしながらも自分がよりよくなるための修業先、フランス留学と志を形にすべく自分の道を切り開いて、修行していく様子が勇気づけられる。

  • 佐藤健の好演でいいドラマになってるものの原作。まだ東京で経験を積んでいるところまでですが、ドラマは要素を取り出して、話を大きくしてたんですね。確かに原作のままのドラマにしても面白くないかも。結構料理人の歴史的(?)な説明が多い。篤蔵は自己中ではあるけど、ドラマほど極端ではない。

  • ドラマにハマり、原作にも手を出してみました。
    結構ドラマと違う!

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