- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087454840
作品紹介・あらすじ
水野忠政の娘お大は、松平広忠に嫁ぎ家康を生むが、離縁され久松俊勝に再嫁。しかし、陰から家康を見守り、武士としての成長を支えた。家康を天下人にした慈母の波乱万丈の生涯。(解説/伊東 潤)
感想・レビュー・書評
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家康の母、お大を主人公とした歴史小説。お大は、山岡荘八の徳川家康で可愛らしく描かれていたので馴染みがあったが、まあ、それを踏襲した感じだが、久松家の家族が描かれていたのは、面白かったかな。全体的に読みやすかった。
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読みながら、前も読んだことがあったと気づきました。
歴史の中で女性が果たした役割を読み解いていくことが大好きです。
これなんて、うってつけ。
再来年の大河も今から楽しみですね! -
おもしろかった!歴史小説はあまり好きでないけどこれはお大の、強い女性の生き様が見えた。久松もにくめず愛しいキャラ。
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表紙に惹かれて読んでみました。
武士というのはめんどくさい。
という言葉で片付けてしまってはあれですが
武士、家、血筋、
下らないとしか思えません。
…ってその時代の作品に言ってもどうしようもない感想ですが;
たったひとつの言葉で未来が変わるかもしれないという
スケールの大きな話でした。
言葉が人を殺す、言葉は凶器という言葉はよく聞くものですが
言葉が人の人生を決めて未来を拓く…
もし親が、大人が、子供にそんな力のある言葉を贈る事が出来たらこの国はどうなるだろう、と思いました。
言葉だけでなく状況、その時の感情にもよるでしょうが。
人生の指針になるような言葉を贈れたら素晴らしいだろうな、と思いました。逆に贈られていたら違った人生になったかも?(笑) -
2016.10.24