- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087455274
作品紹介・あらすじ
上様上洛の報に大坂城はてんやわんや。饗応の宴を司ることになった久右衛門は献立作りに四苦八苦。同じ頃、同心・村越の剣術の師・岩坂が何者かに襲撃される──。シリーズ第8弾!(解説/小林泰三)
感想・レビュー・書評
-
将軍上洛!?をめぐる料理対決に、夜ごと現れる押し込み強盗団…。
奉行所や大坂の町を騒がせる2つの大きな事件の顛末と、
その背景でようやく進展を見せる村越の恋模様。
8作目を迎えても衰えを見せず、今回も読み始めたら一気でした。
状況が変わって、物語がこれからどう展開するのかも楽しみです。
いやーしかし、綾音さん素早かったなぁ(笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20170704 シリーズも終盤か。話のテンポが少し悪いような気がした。後、村越に少し冷たいのでは?その辺で少しスッキリ感が無い。
-
大好きな鍋奉行犯科帳の最新刊。
相変わらず飲み食いの事しか考えていない大坂町奉行が、将軍上楽のため饗応の料理を考えたり、世間を騒がす僧侶の盗賊をそっちのけで、自分の偽物を対策をしたり、相変わらずやることはめちゃめちゃなのだが、なぜか憎めず、ちゃんと事件も解決してしまう。
固いこと言わずに楽しむべき一冊。 -
今回もお奉行さまは豪快にやってくださる(笑)
あの、山車で町を練り歩くなんていうのは他の人では思いつきそうにない。
喜内さんは、苦労はあっても、お奉行さまが好きなのよね。その関係も微笑ましい。
将軍が大阪にやってくるということで始まった料理対決は面白かった。
2編目の泥棒に偽お奉行さま騒動はどうなることかと。
偽物への対応での大物ぶりは格好よかった。
勇太郎と小糸との関係、お互い1人っ子ということでスムーズにはいかなかったけど、なんとかなりそうで嬉しい。
次は、婚礼シーンも見られるかな。 -
内容紹介
上様上洛の報に大坂城はてんやわんや。饗応の宴を司ることになった久右衛門は献立作りに四苦八苦。同じ頃、同心・村越の剣術の師・岩坂が何者かに襲撃される──。シリーズ第8弾!(解説/小林泰三)
内容(「BOOK」データベースより)
将軍上洛の報に大坂城は大騒ぎ。饗応の膳を調えることになった西町奉行の久右衛門は献立作りに四苦八苦。そこに東町奉行が名乗りを上げたことから、いつしか東西奉行所同士の闘いに―(「風雲大坂城」)。僧形の一団による押し込み強盗や、鍋奉行を騙る無銭飲食が現れたりと、不穏な空気に包まれる大坂の町。そんな中、同心の村越勇太郎は一大決心を固め―(「偽鍋奉行登場!」)。シリーズ第8弾。