暗闇・キッス・それだけで Only the Darkness or Her Kiss (集英社文庫)
- 集英社 (2018年1月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087456882
作品紹介・あらすじ
探偵兼ライターの頸城。IT長者の自伝を書くことになり、取材に訪れた富豪の別荘で不可解な殺人事件に遭遇する。別荘に集った人々の証言は微妙に食い違い……。本格ミステリー。(解説/和希沙也)
感想・レビュー・書評
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なんてことないんだけどにゃ
色んな本読んでいて
ふとした時に
森さんの感じが懐かしくなり読んだにゃ
おちつくにゃ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
深い悲しみを予感させるけれども、その全ては描かない。読者の想像に任せているのだろうか。
感情なんて所詮ただの印象でしかなく、言葉をあてがっただけで汚れていく。しかしそれを介してしか交流が出来ない、他者を理解できない人間という存在の儚さよ。不純であるがゆえに美しい、ワビサビっぽい世界を感じた話だった。 -
ダラダラと面白くない会話と曖昧で不自然な行動が続き結末も意外性は無い
ハードボイルド風には感じなかったし、先の展開が気にならないこともあって読み終わるまでにすごく時間がかかってしまった -
とりあえず、都鹿がかわいそう。
著者のハードボイルドが読んでみたい、というファンには良いんだろうな。
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「ゾラ・一撃・さようなら」に続く本作。話としてはいつもの森博嗣作品という感じなので森博嗣の小説が好きな人には変わらず楽しめると思う。今作はそこまでハードボイルドしているようには思わなかったけれど全体のオチには思わず頸城さんに合掌。
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アメリカの大富豪の日本の別荘で侍医が殺され、大富豪の本を書くために滞在していた探偵があれやこれやする話
ゾラシリーズ(?)の続編みたいだけど、読んだのは随分前なのでキャラクタの詳細は覚えていない
でもまぁ、いかにも森博嗣の書きそうな性格&話す内容なので、個人的に違和感はない
ミステリらしくちゃんと動機っぽいものやトリックも説明される
ストーリーに関係ないんだけど
モデルはビル・ゲイツ?ジョブズ?
マイケル・ジャクソンは実名を出してるのにね
100年シリーズでマイケル・ジャクソンっぽい人とビル・ゲイツっぽい人が出てくるけど、関係あるのかな?
まぁ、森博嗣だしすべての作品が完結しないとわかんないかもね
むしろ、それでもわからない可能性が大(笑) -
請求記号 913.6/Mo 45
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シリーズだったとは。
頸城さんの一作目、読まねば。
深刻なことを軽く表現する感じ嫌いじゃない。
人が次々と殺されているのに、あまり当事者感がない。けど、一瞬危険のピークがドキッとしちゃうんだよな。