サウンドトラック 上 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.32
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本棚登録 : 589
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460773

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずの古川節が心地よい。下巻も楽しみ。

  • 2006-10-00

  • 20180910

  • 作者の自慰が延々続く。
    読み辛い文章と不必要だと思われるシーン、描写に溢れ、挙句ストーリーはないに等しい。
    勢いで広げすぎた風呂敷のたたみ方を思いつけないまま、締め切りの為にただ文字を並べただけにしか見えない。
    作品を通しての筋のようなものもなく、主要人物にも勿論作者にも共感出来ず、読者は本書の中で起こるほぼ全ての事象を"そんなものか"と飲み込む事でしかページをめくることができない。

    質の悪い宗教のように、こちら側を無視して押し付けようとしてくる。
    そんな印象の作品。
    読む価値は無い。

  • 感想は下巻に。

  • レビューは下巻で

  • リズム、言い回し、表現。全てが変わった小説です。

  • なんと表現したらいいのだろうか?
    昔読んだ 村上春樹の1987年のピンボール?羊男?
    久しぶりに現実からとても大きく離れた、シュール??なお話でした。
    この本 表紙をめくるといきなり 白抜きで
    「本書はフィクションであり、実在の企業・組織などとは無関係であることをお断りします。」と書いてある。
    何だか良く分らないまま、思わず買ってしまった。
    シュールでありながら、現代のカオスを巧妙に表現しているようでもあり、夏が近い混雑した蒸し暑い電車の中で読んでいると、眠気に誘われながらも、本の中に引き込まれていくような不思議な感覚でした。
    トウタ、ヒツジコ、ウズメ、ユーコ・・・。
    不思議な登場人物と、合間に挿入される突然の場面展開。
    不思議な本だ!!

  • 1201 熱帯化した東京が舞台。独特の世界観は出ているが、文節の区切りが分かりにくく読みにくかった。それでも後半は盛り上がってきたので下巻に期待!

  • 十歌➡トウタ サバイバー 羊子➡ようこ➡ヒツジコ 救出=サルベージ 超絶=ビヨン山羊 父島列島
    め‐じろ【目白/▽眼白】スズメ目メジロ科の鳥。全長12センチくらい。背面が黄緑色、腹面が淡黄色で、目の周りが白い。虫や果実を食べるが、舌の先がブラシ状になっていてツバキなどの花蜜も吸う。東アジアに分布。日本では山林にすみ、冬は小さな群れをつくる。鳴き声を楽しむためによく飼われた。《季 夏》「菜畑の日和をわたる―かな/石鼎」
    スウォーム(群れ)兄島 無人島 豚
    ネイビー(Navy、Navy Blue)とは一般的に濃紺を指す。Navyは元々は海軍の意味で、イギリス海軍の制服の色が濃紺色だったためこの色を指すようになった。
    オブセッション【obsession】1 魔物や恐怖観念などに取り憑(つ)かれていること。2 妄想。固定観念。強迫観念。
    神楽坂 アラブ人街 新小川 レバノン
    エレメント【element】
    1 要素。成分。2 化学元素。3 ⇒務歯
    佐戸川俊一うずめ 聖 ジーコ パ 西荻窪
    ガニメデ【Ganymede】木星の第3衛星で、すべての衛星のうち7番目に木星に近い軌道を回る。太陽系最大の惑星。1610年にガリレオ=ガリレイが発見。名の由来はギリシャ神話のガニュメデス。表面は黒っぽく見える比較的平滑な地域と、明るく見える断層が多い地域がある。直径は約5300キロ(地球の約0.41倍)。平均表面温度はセ氏マイナス160度。
    ホウデン=豚の睾丸の煮込み テッポウ=直腸の塩焼き コブクロ=子宮の味噌焼き ギアラ=牛の四番目の胃袋の刺身
    アンフェタミン 意識 覚醒 天王洲 縮図 リリリカルド コロンビア サウンドトラックマーダー ピアス 結婚式場 熊ねずみ 東南アジア 中山優高 オフピーク通学
    ユースフル【useful】役に立つさま。有益なさま。有能なさま。「―なサイト」「―なワンボックスカー」
    変換 あらゆる地図が楽譜 逆「雪国」状態 カツラガール 富山 SONY ナックル 距離=レンジ 世界を殴る pigdom 邂逅

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著者プロフィール

1966年生まれ。著作に『13』『沈黙』『アビシニアン』『アラビアの夜の種族』『中国行きのスロウ・ボートRMX』『サウンドトラック』『ボディ・アンド・ソウル』『gift』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『ロックンロール七部作』『ルート350』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』『ハル、ハル、ハル』『ゴッドスター』『聖家族』『MUSIC』『4444』『ノン+フィクション』『TYOゴシック』。対談集に『フルカワヒデオスピークス!』。CD作品にフルカワヒデオプラス『MUSIC:無謀の季節』the coffee group『ワンコインからワンドリップ』がある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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