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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
私小説的な匂いをぷんぷんさせながら
物語としての駆動装置がすべて空回りする
というなかなか面白いつくりの小説でした。
存在するはずのこの後の物語が
分裂をおそらく救済すると思うのだけれど
それをわかった上での幕切れ。
モチーフがそこにないのが分かってても
そこを書いてなお、分裂にとどまってみてほしかった。
いや、女同士のアミービックな連合というイメージ
まで出したんだから書けるはず。
っていうか、これだから女って畏怖の対象なのよね。
相変わらず、刺激的な描写。
エッジの効きすぎてる
文章による表現方法を実験的に試しているような本。
天才と馬鹿は紙一重とはよく言ったもので、まさに危うい,アンバランスというイメージを抱く内容です。
文章とは何?この表現が読者にどう受け入れられる?と問いかけるような、そんな書籍でした。
錯乱と表現される部分の文章は、読むに耐えない書き方がされているので、最後まで一気に読まないとお蔵入りするタイプの本だと思いました。
ストーリー的な読み物が好きな方にはお勧めしないです。
中毒性のある本。
カオス。
なんて言っていいのか分からないけど、なんかいい。
みんな違ってみんないい、的な。
世界観にこんがらがってしまうところはあったけどね。
こんがらがるどころやない、イヤホンやったら新しいの買うレベル。
デビュー作から順番に追って、金原ひとみ三作目。
アッシュベイビーとけっこう似てる。
前作で「肉体の反乱」って言ってたところは「分裂」とか「錯乱」とか呼ばれて、明確に主題化されてる。
しょっぱなから読みにくい「錯文」やし、なにがいいたいんかよくわからん悶々は続くけど、感覚のけっこう深いところまで落ちて探ってるので、なかなか中毒性がある。
意外な表現があったり、気付くと主人公の内面から世界を見てみてたりするような。
わからんでもないところがなくはないけど、
それを、こういう文章で表現するんだ~~~~
という感じです。
自分には合わない。
ちょっと奇抜なものを書こうと意識して書いているんじゃないかと
思ってしまうような、異様な表現がうようよ出てくる。
読んでいて気持ちのいい本ではなかったです。
精神分裂が徐々に内側で肉体化して現実味を帯び、彼女を支配していく過程が、滑稽であり驚異的。度々なかなかの分量で出てくる錯乱文は錯乱している彼女が正常の彼女になにかを伝えようとしているのではないか、と小説内では想定されるが、その答えがクリアに提示されることもない。そこにはただ、彼女の中の鬱積や羨望にまみれて逃れることが出来なくなったその鬱積や羨望のその他全てが、解放されているかのようにも見える。だからいつのまにか錯乱文そのものが、彼女の正常に見えてくるのかもしれない。ここらへんは、金原さんの小説内での一種のマインドコントロールなのかもしれない、とも思った。ただやはり、いつにも増して読む人を選ぶ小説。
金原ひとみの三作目。全くもってどうでもいいことが錯乱状態で書かれているが、気負いがなく、肩の力が抜けているので不思議と落ち着く。オートフィクションもおすすめ。
錯文「アミービック」は作者自身の思考でもあるのだろうか…。複雑すぎて私の中で物議を醸しました。
今日読み終わった!
この人は蛇にピアスが出た時から綿矢りさ、島本理生と共にあたしが気に入った物書きでした。
アッシュベイビーの時にちょっとがっかりしたけど、今回は新しい!ウデをあげたっていうのをもろに感じました。
退廃的で「仕組まれた不快感」に喰われるのは分かっていたけど(それは同期の男性作家だって何人もやってるはず)、今回はちょっと哲学でした。
登場人物や場面、場所は少なく単調で、決して描写や展開が見やすいわけじゃない。
でも、カフカとは少し違う、シュールレアリズムでもないなんか新鮮な角度を見た、っていう。しかも、それはあたしたちとはそう遠くない、ギリギリ錯乱って感じだった。
でも自分が元気ないときに読むと病んじゃいそう笑
あと冒頭の怒涛のリズムに当たると「計らい」って言いたくなりますw
もう1回なら読み返してもいい本。
圧巻されました。初読時はあまり良い印象を抱けなくて友達にあげてしまいましたが、時間が経ってまた読みたくなってきてしまいました。また買うつもりです。

女性が食べ物を口に運ぶ描写や 、 タクシー運ちゃんに自分の職業を口から出任せで詐称する所なんかが割と好き。アミービック。読むと朝も夜も昼も無くど~~でもよくなってきて、目的がぼやける





