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みんなの感想・レビュー・書評
ボノボのバースデイと主人公の信頼関係にぐっとくるけど、やっぱり動物は人間に振り回されてしまうという切なさが残った。
ミステリーの要素は少ないかな?
バースデイの気持ちばかりが気になってしまった。
由紀の死の謎を解くシーンから先が気になる展開で読むスピードアップ。
もうろうとしながらも真の問いかけに答えるバースディが切ない。
最後、バースディも死んじゃうんじゃないかと思ったけど、真相わからず。
研究者と研究対象であるボノボのバースディのお話。
実際、こういう公の研究所というのは、派閥争いやらドロドロした金の動きとかがありそうで、純粋な研究者でいるのは難しいだろうなと思いました。
研究が好きで大学に残ったはずなのに色々なしがらみに囚われて、よっぽど会社に入ったほうが研究に打ち込める…、という実話を読んでいる気分になりました。
あとがきにあるように、荻原さんは奇抜な物語を書かれるようですが、これにはそういう驚きはなかったので、ちょっと残念です。他の作品を読んでみるか悩み中。
人類にもっとも近いボノボという類人猿。昔とった言語学の講義で人間の言葉を理解し、言葉を習得した個体は人間に近い感情が芽生え、自分以外の仲間を庇おうとする行動が観られると聴いた記憶がある。多彩な感情表現を示しながらも、ある事件の目撃者であり、この物語のキーを握るボノボ・バースディは、主人公の大学研究助手・真が望むように、なかなか真相を「語って」くれない。
もどかしさを感じるが、それがこの作品のキモ。真に共感することで一層この作品を楽しめます。
切ない系。
霊長類研究センタで類人猿のコミュニケーションを研究する助手の真、大学院生の由紀、類人猿ボノボの「バースディ」
猿がどこまで人間の言葉を理解し、キーボードを使って会話ができるかは興味が湧く。
バースディの描写も可愛らしい。
ラストはバースディが扱うシンプルな言葉が涙を誘う。
ミステリというには謎解き部分は少なく、前半は緩慢。
なんかコメントしにくいなぁ。
結局、ほんとに大事に思ってたとしても、バースディは人間に振り回されちゃったわけだし。
ゆきに感情移入できなかったのも惜しい。ミステリーにするには物足りないかも。
ただ、バースディのいきいきとした描写やかわいらしさがすばらしい。
「めがね ちっぷ まこ れずん」はぐっときた。
荻原さんのは毎回展開が読めない。
今回も漏れずにそうであった。
マコ、ユキ、バー
三者?の関係性が幸せな家族像に見えかけた矢先の事件…
あまりにも大きなものを失い自暴自棄になるが、解けないなぜ?が真を動かす…
多くのもの失っても、過去を直視しようと尽力する主人公に心を動かされずにいられなかった。
普通
作品の紹介
霊長類研究センター。猿のバースディに言語習得実験を行っている。プロジェクトの創始者安達助教授は一年前に自殺したが、助手の田中真と大学院生の由紀が研究を継いだ。実験は着実に成果をあげてきた。だが、真が由紀にプロポーズをした夜、彼女は窓から身を投げる。真は、目撃したバースディから、真相を聞き出そうと…。愛を失う哀しみと、学会の不条理に翻弄される研究者を描く、長編ミステリー。
ナツイチフェアのスタンプ欲しさに買った本。 荻原作品はこれまでも何冊か読んでいるけれど、 これまでになく読み進むのに時間がかかった気がする。 舞台となっているのは大学の研究施設。 ある日、スタッフの大学院生が研究室から飛び降りて死んでしまう。 その場にいたのは研究対象となっていたサル。 自殺なのか、他殺なのか。 その動機はなんなのか。 …というような話。 話そのも... 続きを読む »
荻原さんの本はどれも読みやすく、これもその例にもれない読みやすい小説でした。
猿のバースディと、私と、ユキの物語。
ラストのやりとりには胸が締め付けられる、ちょっとせつないお話です。
プロポーズを受けた翌日に不自然な自殺を遂げ、唯一の目撃者であるボノボと共に、真相を突き止める主人公のお話。
サスペンスなんだけど、そこにボノボが絡んでいるところが斬新。
正直、亡くなった恋人を死に追いやった正体は、それほど驚くほどのものではなく、サスペンスという切り口だけで見るとあんまり面白くないかも。
だけどボノボの優しさ、主人公とボノボ、そして亡くなった恋人との信頼関係が非常に深く、それぞれの想いが繋がるクライマックスには、涙を流さずにはいられませんでした。
『感動秘話!』の帯付きの、平積みされたその辺の話題作よりも、よっぽど素晴らしい作品だと思いました。
言語習得の実験をしている真とボノボのバースディ。このテーマに興味があったのが本を手に取った理由のひとつ。バースディの描写がかわいいし、研究も面白いし、お話も読みやすい。でも予想しない展開に驚いた。バースディのほのぼのさとは裏腹に結構ダーク。ラストは反則かなぁ、それは泣くよ という感じでした。すっきりした読後感ではないけど、いいお話。
霊長類研究センタで類人猿のコミュニケーションを研究する学者たちと研究対象の類人猿「バースディ」の話。
動物モノというか恋愛モノというか,学内のしがらみの話とかが中心でミステリ要素は少なめだけど,ラストは感動的すぎて泣ける。
「めがね ちっぷ まこ れずん」
「ゆび ひかる ゆき いう はい」

切ない。
恋愛として見ても、動物のお話としてみても。
純粋な主人公が、2人です。
ちょっと都合がいい部分もあったけど、
後半ぐぐっと引き込まれます。
ただ。バースディ。
最後も人間都合...





