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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
私が生まれたころの作品とは思えない。
(作者の広瀬さんは大正生まれ!)
すごい。
今まで読んできたタイムトラベル物のルーツがここにあるような気がする。
ハインラインの「夏への扉」のように、
もっともっと知られてもいいと思うけどなあ。
ただ、絶対タイトルで損をしているよね!
もっと、作品のイメージを感じさせるもののほうが
よかったのになあ。
時間軸の使い方が天才的です。
タイムスリップもの。予想より長くタイムスリップしてるしどれが昔でどれが今かとか途中からどうでもよくなってしまう。
親殺しのパラドックス、これは良い解決方法だと思った。
タイムトラベルものの傑作。
昭和20年、隣家の年上のお姉さんに淡い恋心を抱く
いたって普通の少年俊夫。
ある日空襲で燃える隣家に駆けつけると、
そこの親父(伊沢先生)が倒れており、
息絶える前に俊夫にある頼みごとをする。
18年後、中年になった俊夫は
伊沢先生との約束を守るべくある場所に訪れた。
それが数十年にも及ぶ俊夫の旅の始まりとなるとは…という作品。
登場人物が非常に良い味を出しており、
どのレビューにも書かれているけど、
昭和初期の風俗描写がとても活気があって、
その時代に生きていないのに「昔は良かった…」
となぜかせつなくなるんだな。
俊夫が旅路の果てに得たものとは!
読後感もとても良いです!
(つっこみどころはありますが)
タイムトラベル物が好きなかたは
一読の価値がいっぱいあります。
昭和テイスト満載で、味がありました。
ラストも話が上手に一地点に集約して良かったです。
タイムマシンでも、舞台はかなり遠くの未来や過去ではなく、昭和の30年間くらいの範囲に限定されている。その為か、人の一生を何度も行ったり来たりすることで、リアリティが出ているように思う。SFをキーにしながらも、戦前戦後の生活や東京の街もよう、恋愛がミックスされていて良い。
言わば日本版Back To The Future、タイムマシンでのタイムスリップもの。
と言っても舞台が昭和とか戦前とかなので、デロリアンのようなSFメカ的なかっこよさは全くなく、全体的にノスタルジックな雰囲気に溢れています。
緻密に張りめぐらされた伏線と、無関係に見える数々の事象がラストでしっかりと一つに収束する完璧さは、読んでいてかなり爽快!
後から伏線だったと判明する部分も多々あるので、
一度読むとまた読み返したくなります。
戦時の日本と、タイムトラベルいうイメージのギャップ、その中心であるタイムマシンの存在がうまく解決されていて、ノスタルジーな昭和の世界と二度楽しめるのが醍醐味。
その昭和初期の国内が穏やかだった時代から、文化的な激変を辿っていくので、自然パラドックスも大掛かりになる。ラストシーンに至るまで実に感慨深い。
この作品が最初に出版されたのは1965年と古いが、今見ても新鮮みのある大胆な設定で、むしろ新しささえ感じられるのは凄い。
紹介を受けてひさしぶりに読んだタイムトラベルもの。この手の作品はタイムパラドックスが矛盾なきように論理展開が大前提である。恋愛とパラドックスをうまく絡めていて大変読みやすいストーリーに仕上がっている。俺とあいつ、彼女と君は‥!?更に魅力がもう一点。昭和初期の銀座の様子がきめ細やかに描写されている。4丁目の交差点の様など目に浮かぶようである。名作です。さて光速を超える‥が発見出来たという事は理論的にいよいよ夢のタイムマシーンの完成がカウントダウンか♪
小学生以来、読んでいなかったSF小説。
それに再びハマることになったキッカケの作品。
最初の展開にワクワク、ハラハラ。
中盤どうなるんだ?と思いながら、最後には度肝を抜かれた。
おもしろいです。
時に憑かれた作家 広瀬正氏のSF小説。 終戦間際の昭和20年、東京を空襲が襲う。主人公である14歳の浜田俊夫に、隣人の伊沢先生は18年後の同じ日にこの場所に来るようにと言い息絶える。 伊沢の娘の17歳の啓子は見つからず空襲で死亡したとされる。 18年後、俊夫がその場所に行くと、タイムマシンが現れ、中には17歳の啓子が... 俊夫は、啓子とともに生活を始めるが、衝動的にタイムマシンで昭和... 続きを読む »
何度読んでも面白い、タイムトラベルものの傑作。
タイムパラドックスは歴史が修正するのかという発想も、広瀬正が走りだと思う。
緻密な時代描写、ロマンチックな展開も、他のタイムトラベルものと一線を画す。
活躍時期が短く、著作のほとんどが絶版だったりしたので、知らない人が多いけれど(全集には星新一や筒井康隆が文章寄せてるのに)、もっとたくさんの人に読んでほしい。
時の流れという最大の批評家にも耐え得る。
ただ、着地点はやっぱりこれか、これしかないか、の感は少々。
SF小説はあまり読まない。タイムトラベルも初めて。
でもトントンとリズム良く読むことが出来た。途中ダレてしまったけども。
これが昭和40年代に書かれたなんて、驚きました。
子どものころ読んで以来の再読。今の時代から見るとさすがに昭和7年はおろか39年もあまりに遠い昔になってしまってはいるけれども、文章のテンポ、展開の意外性など、エンタテインメントとしての魅力は少しも古びていないと思った。何よりこのタイムパラドックスに正面切って挑む覇気がすてき。やはり日本SFの金字塔だと思う。
長年の宿題、広瀬正をやっと。当然素晴らしい。ノスタルジックでほのぼのとした過去の情景をゆったり味わえつつもワクワク感を持続させる筋運び、そして美しい時間の輪の回収。堪能した!

タイムトラベルのお話。グルグル回っているうちに誰と誰が同じ人か、こんがらかってしまった。少し古いSFだが、輝きは色褪せていない。ところどころ昔の漢字が使われており、若い読者には抵抗があるかもしれないが...





