| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
バスジャックがブームだったり,2階の扉をつけることを義務付けられていたりと,不思議世界を描いた短篇集。
「となり町戦争」同様,興味はそそるが不思議すぎて理解不能。
「となり町戦争」を書いた方の短編集。
「しあわせな光」は、確かによかった。と思う。
けどそれ以外は私にはちょっと、あわないみたいだった。
え、何その終わり方!だから何なの!?結局何だったの?
と、何回か叫びました。。。
となり町戦争後で書きにくかったと思うが、なかなかこれは面白かった。
特に表題作が秀逸。
フィクションではあるけれど、確実な手触りと違和感がとにかく独特でそれがたまらない。
もう前提から間違っているのに、それが厳然たる事実として屹立しているような世界観が好き。
その他の話も素晴らしく、特に最後の話はしっとりしていて佳作だった。
ショートショートのようなんだけれど、オチがない。混沌とした世界観は面白いけど、それを投げっぱなし感がある。
"動物園"が一番面白かった。二階扉が一番意味不明だった。
7編からなる短編集だけど、うち2つは音楽アルバムでいうところの短いインストみたいに感じた。
「二階扉・・・」はその不条理さにおいて、「バスジャック」は設定の面白さにおいて、前回読んだ短編集同様あとをひいた。
「動物園」は三崎ワールド特有のズレと、そのズレをなんとなく納得させてしまう説得力、ストーリーの運び、全てにおいて好み。
一方、抒情的な文章がきれいだと思ったけど、「送りの夏」は好みに合わなかった。ありきたり感が否めないのと、登場人物に共感できなかったというところが大きい。
とはいえ、全体的に読んでいて退屈しない。
今度はぜひ長編を読んでみたくなった。
7編からなる短編集。どれも非常に妙な設定で、読んでいてかなりの気持ち悪さがありました。作品全体に流れるシニカルな雰囲気はもちろんのこと、常識と噛みあわない不条理さが不気味。「動物園」と「送りの夏」は比較的いい話でしたし、捻った設定の数々も興味深いですが、如何せんこの手の作風は苦手だと感じました。全てが婉曲だと疲れてしまうので、メッセージはもっとシンプルでも良かったのではないかなと思ったり。
図書館で単行本を借りて面白かったので、ブックオフで105円で購入。
不思議な世界観が、あとひきます。
三崎ワールドの短編集。個人的には「バスジャック」「動物園」が好き。「バスジャックが流行る」という設定を思いつくのはすごいと思う。現実の世界ではありえないかなり変わった職業や法律をどんどん生み出していってほしい。
「となり町戦争」の著者、三崎亜記の短編集。
表紙の写真とタイトルで、ちょっと損をしている気がする。
「乙一」とか「世にも奇妙な物語」が好きな人は、きっと気に入ると思う。
表題作の「バスジャック」は「バスジャックがブームになって、バスジャックのための法整備までされた社会」を舞台にした話で、「となり町戦争」に通じる部分がある。
ただ、こういった奇抜な舞台設定は、この著者の本質とあまり関らない気がする。
短編集
じんわりもあり。「えっ」ってものあり。
バスジャックは、世にも奇妙な物語にもなりそう。
まぁ全部そうかな。。
高校の図書館でハードカバーのを借りたのが最初だった。
何故か文庫版を持っている。
自分が文庫版を持ってるってことはそれなりにすきだったんだろう。
今回改めて読んだら、前ほどすきではなくなったみたい。
前は独特のきもちわるさというか、そういうのが良かったんだろうけど、今はそうでもないようで。
その変化が少しかなしい。
「送りの夏」
あの「マネキン」たちまさにあの「不気味なもの」だと思った。
学生のときにこの話を課題に使ったんだ。
「二人の記憶」。
記憶は年表じゃなくて星のようなものなんじゃないか、という考え。
確かにそうかもしれないと思った。この本で一番共感した。
どれか一つを選ぶとしたら自分は「動物園」。
きっと「『となり町戦争』みたいなのを書いて下さい」と言われて書いたのではないかと思われる表題作は、ただの言葉遊びになってしまっている感じがして、いまいち消化不良でした。
それよりは「送りの夏」のような、ファンタジックな設定なのに不思議とリアルな感傷を誘う作品の方がこの人らしい気がします。となり町戦争の時もそうでしたが、この人の文章にはそこはかとない寂寥感が漂っていて、個人的にはそこが好きです。
設定のおもしろさで言うなら、「二階扉をつけてください」のようなシニカルなショートショートっぽいものもよいと思いました。
三崎式不条理ワールド炸裂-―――!!
不可思議な設定なのに、
細やかな描写だから、変に現実味がある。
けど、読後に何も残らなかった。不条理。
とても象徴的な話ばかりで必ずしも十全に理解出来たとは思いません。
ただ、この短編集のもつ、ぼんやりとした暖かさや日溜まりのような優しさは楽しむことが出来ました。
三崎亜記 頭の中はどうなっているのか。どれもびっくり。「二階扉をつけてください」は衝撃的。「送りの夏」はじんわりくる。表題の「バスジャック」は三崎亜記作品らしく、日常とはずれている感じ。
買って忘れていたのを発見して、読みました。
帯に「生きてる人間が一番怖い」みたいなこと書いてあって、その謳い文句に惹かれて購入しました。
2階扉の話は、ちょっと不気味な感じがして私が読む前にこの本に抱いていたイメージに近かったです。
でも他の短編は、ちょっとそのイメージと違ったように思いました。
短編ごとに温度差があるというか…上手く言い表せられないけど;
多分、私の期待度が高すぎたんですね!
うん。

紹介文をチェックせずに読みはじめたので、タイトルから想像していたのとはまったく違う短編集だった。
「動物園」は秀逸。一方、ほぼ半分を占める「送りの夏」はイマイチだと思う。こういうの好きな人は少なから...





