そうだったのか! 日本現代史 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087463859

感想・レビュー・書評

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  • 再読。流し読み。
    戦争、政治、教育、バブル、幅広く扱われている為、得たい情報のみを都度、読み返し。

  • 学生運動、三池闘争、公害問題…、聞いたことはあったけど実際深くは知らなかったので、日本の戦後もかなり重要な局面が多々あって、それこそ戦争と同じくらい、もっと学ばれるべきではないかと思う。
    同時に、現在だって問題だらけなのに、当時のような闘うエネルギーがなく(過激な行動がいい訳ではないけど)一部の人しか声をあげてないのではないか、自分はこのまま毎日ニュースが過ぎ去っていくのを見てるだけでいいのか、不安にも思う…。

  • 7冊連続でそうだったのかシリーズを読んだ。
    日本の生活者としての視点を失わず、特定の思想に影響を受けない書き方なので、教科書として使って欲しいと思う。
    ただ、これらの本を理解するには政治、経済、法律などについての一般的な教養がある程度ないとダメかも。

  • 池上彰著『そうだったのか!日本現代史 (集英社文庫)』(集英社)
    2018.12発行

    2023.10.27読了
     ホーム社から出発されている「そうだったのか!」シリーズの日本現代史版。
     このシリーズは近現代史を学ぶ上でこの上ない良書なので、みんな読んだ方がいい。基本的に中立の立場で記述されているし、参考文献も示されているので信用が置ける。

    URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000009987439

  • 日本現代史を学ぶのにもってこいの一冊。歴史は流れです。

  • 警察予備隊、自衛隊は客観的に考えれば軍隊に他ならないという思いを強くした。三池闘争や日教組といった、日本における社会主義革命の勃興に対する恐怖について身をもって知ることができた。平成生まれとして田中角栄の功罪についてよく理解できていなかったがクリアになった。かなり前の年代の話にはなるが、日本人としては抑えておきたい内容だと思う。

  • 戦後1945年から2000年頃までの日本の社会、政治、経済。


    1ドル=360円
    「日米会話手帳」36年間破れないベストセラーに

    日米安保
    憲法
    民主主義と社会主義
    自衛隊
    朝鮮戦争の影響

    労働組合
    日教組(日本教職員組合

    日本赤軍
    ヨド号
    あさま山荘

    高度経済成長
    水俣病(熊本、新潟、三重
    イタイイタイ病(富山

    沖縄(1972年返還
    日米地位協定

    田中角栄
    日本列島改造
    中国と国交(1972
    ロッキード事件

    村山富市(社会党の総理大臣誕生

  • 210
    現代史のさまざまな出来事や事件を解説してくれる本。現代史が理解できると、毎日の世界での出来事や事件などの背景がわかる。ニュースや深部tんを読むことも楽しくなる。人間は自分の経験からしか価値判断を下すことが出来ない。個人個人の経験が狭く限定されたものであるとするなら、なおさら、ぼくたちは他人の経験から多くを学ぼうとする謙虚な姿勢を持つ必要がある。そして、他人の経験を深いところで学び取るための最良の手段の一つは読書であると思う。」
    (『世界史読書案内』津野田興一著 の紹介より)

    自衛隊の設立、「五五年体制」、東西冷戦が日本国内に反映した日米安保、戦後の廃墟からの高度経済成長、その歪みである公害問題。第二次大戦後の日本の歴史について、これからの歴史を刻んでいくわたしたちはどれだけのことを知っているだろうか。『そうだったのか!現代史』読者の熱いリクエストで生まれた池上彰版「日本現代史」、激動の時代を読むための一冊がシリーズ文庫化第三弾に登場。

    目次
    小泉内閣が生まれた
    敗戦国・日本―廃墟からの再生
    自衛隊が生まれた―憲法をめぐる議論始まる
    自民党対社会党―「五五年体制」の確立
    安保条約に日本が揺れた
    総資本対総労働の戦い
    日韓条約が結ばれた
    文部省対日教組―教育をめぐって抗争が続いた
    高度経済成長―豊かな日本への歩み
    「公害」という言葉が生まれた
    沖縄は返ってきたけれど
    学生の反乱に日本が揺れた
    日本列島改造と田中角栄
    バブルが生まれ、はじけた
    連立政権の時代へ

  • 55年体制 社会党 小沢一郎

  • よど号事件のときからハイジャックという言葉が使われはじめたとか、アサヒとサッポロが元々ひとつの大日本麦酒という会社だったとか、田中角栄が拘置所から選挙に立候補しても当選したとか、いろいろな豆知識が面白かった。あさま山荘事件の連合赤軍のリンチ事件は何度読んでも恐ろしいですね。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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