桜ハウス (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.44
  • (7)
  • (27)
  • (49)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 255
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087464122

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 面白くてハマった!
    シリーズ、二つくらいあったかしら?

    面白いのでまだ色々読みたいのだけど
    あまり書いてらっしゃらないみたい。

  • 解説(藤田香織)に深く賛同。

    「来た道、行く道」を考えさせられる。

  • 藤堂志津子初作品。
    柔らかい文章でとても読みやすかった!この作家好きかも…

    こんな関係良いなぁ。
    ちょっと非現実的なこともあったけどそこもまた良かった!

    次作も早く読みたい!!

  •  7.8年前に一度読んで、その時は対して面白さを感じず本棚にインいていたのですが、今回、確か主人公がコロッケにはまるエピソードがあったことを思い出し、読んでみたくなって改めて読んでみたら、はまりました!
     桜ハウス元住人のそれぞれの年齢差を含め、各々の背景や性格が絶妙で、こんな繋がりがあったらいいなと思います。ドラマにしたら面白いのでは!?
    最後、久樹が出てきたのがちょっと不自然かつジャマ!とか思いました、これはこれで物語が最後で引き締まった気がします。

  • 札幌ご出身直木賞作家、初めての藤堂志津子さん 亡き伯母から譲り受けた家をリフォームし2階3部屋を貸し様々な年代の女性4人の共同生活が始まる。女性の本音恐べしです。

  • 伯母から一軒家を相続し、女性3人とシェアハウスを始めた蝶子。
    10年後のお話し。
    「流れてきた男」桜ハウスにある日流れてきた久樹。桜ハウスの女性みんなが久樹のなんとも言えない雰囲気に引き込まれていく。私も久樹さんと話してみたかったな

  • 先日読んだ「娘と嫁と孫とわたし」が結構おもしろかったので、同じように女性4人がシェアハウス?というか、間借りで同居しているこの作品を手に取ってみました。

    過去一緒に暮らしていた21歳から36歳の女性が10年を経て再会。

    5歳違いの4人は外見も性格もバラバラだけど、たまにお互い思うところはあってもいい関係を作っていて、読後感も悪くなくさらっと読めました。

    個人的には、もう少し各人が大人じゃなくてもおもしろかったかなぁ~とも思いましたが、年齢的にも大人ですね。

  • 伯母から相続した一軒家で下宿を始めた蝶子。そこでくらす4人の女性の話。
    それぞれが抱える問題がとても切実かつ、身近で他人ごとに思えませんでした。

  • 年齢の違う女四人が一軒家でシェアハウス。
    それぞれの女を巡る実ったり実らなかったりする恋愛模様や、日常のやり取りが描かれる。
    自分の性格に近いこともあって、蝶子の描写が一番共感できた。その時どきによってコロッケにはまったり肉マンにはまったり(笑)
    久樹がプロポーズするならこの自分を置いて他にいないと内心密かに思ってたり。
    続編という『夫の火遊び』も読んでみたい。
    2015/10

  • 性格も年齢も違う女性4人のシェアハウス生活から7年後を描く。
    会わない間に成長したり、相変わらずだったり…ちぐはぐに見える4人だけれど、なぜかしっくりというのが妙に心地良かった。

    2015.1.22

全31件中 1 - 10件を表示

藤堂志津子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×