義珍の拳 (集英社文庫)

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著者 : 今野敏
  • 集英社 (2009年5月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087464375

義珍の拳 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 全ての空手家に読んでほしい。
    空手がどこから来て何処へ行くのか。
    考えさせられました。

  • 空手の原点、ここにあり。琉球空手を極め、日本本土に広めた人物、富名越義珍。明治から昭和まで、激動の時代を駆け抜けた、伝説の空手家の、波瀾万丈の生涯を描く。
    義珍は、子供のときに、体を鍛えるために、空手をはじめる。以来、「空手は、心身を鍛えるために、修業を積むものだ」という新年を貫き、決闘や、試合を好まなかった。そこが、「武士猿」こと、「本部朝基」と異なる。古典的琉球空手を、重要視した義珍。しかし、日本本土で広まりつつあった空手は、時代を経るごとに、その形を変えていった。そんな状況の中、義珍は、晩年、何を思ったのだろう?

  • ナイファンチ

  • 空手を本土に広めた船越義珍の話。型に始まり型に終わる。極真の大山総裁も習ったらしいので非常に興味深かった。

  • 大まかですが、空手の歴史を学ぶことが出来ました。

  • 空手(もとは唐手と呼ばれていた時代)を、沖縄から本土に広めた船越義珍の伝記的小説。カラテの歴史が学べて面白かった。

  • 沖縄に行くことになったので、気分を盛り上げるため読んでみる。

    沖縄といえば「空手」!?。現代「空手」の開祖 船越義珍の伝記小説。

    やっぱり、大衆に広める=スポーツ化=薄れていく本質、は避けられないのか。悩む義珍の姿が痛々しい。柔道の創始者 加納治五郎もそのように悩んだのだろうが、作者が違えれば表現は違ってくる。押井 守監督の解説によれば、今野 敏は「作家が空手をやっているのではなく、空手家が小説を書いているのだ」とのこと。一流派まで興しているのだそうな。そのあたりの、武道としての捉え方の違いが、夢枕 獏の描く武道小説との感触の違いになるのだろうか。

    きっと中国拳法でも同じ問題が起こっているに違いないのですが、誰か書いてくれないかな。

    読むと古武術に直接触れてみたくなる。

  • “拳”豪が活躍する武侠小説かと思って手に取ったら、実在した人物の伝記小説でした。

    最初は襲いかかる敵をばったばったとなぎ倒して行くような場面を期待して読み始めたのですが、そのような場面はほぼ皆無。代わりに、沖縄伝統の武道としての唐手を正しく伝えられずに苦悩する義珍の描写が多くみられます。

    個人的にその人間らしい姿に共感を覚え、おそらくはそれが原因で作品に惹き込まれてしまいました。派手な内容の話ではなかったのですが、読後感としては非常に満足。ただ一点、義珍が本当に伝えたかった沖縄伝統唐手の極意が、今もちゃんと継承されているのかだけが気がかり…

  • 近代空手の祖、富名腰義珍の空手とはどのようなものだったのか。

  • 2009/5/23 アミーゴ書店ブルメール神戸店にて購入
    2010/2/5〜2/7

    沖縄の唐手を空手として普及させた富名腰(船越)義珍の生涯を描く伝記小説。今野塾をひらく今野氏ならではの作品であろう。伝統を受け継ぐことの難しさをかんじさせる。今野氏の空手ものを読むたびに思うのだが、もし今自分が中・高生くらいの年齢だったら絶対空手を習いたくなるだろう、ということだ。

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