- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087464474
感想・レビュー・書評
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「野口健」が自身の経験から学んだことを熱く語る『確かに生きる 落ちこぼれたら這い上がればいい』を読みました。
『100万回のコンチクショー』に続き「野口健」作品です。
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いじめや格差社会、そもそも平等なんて存在しない世の中。
だからこそ大切なのは、自分がどう動くかということだ。
若い人たちには、もっと生き生きとチャレンジしてもらいたい。
どんなことにも方法は絶対にある。
行き詰まっても、第三の道は必ずある―「不確かな時代」を生きる若者たちへ、アルピニスト「野口健」からの熱いメッセージ。
文庫化にあたり大幅加筆。
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以前に読んだ『確かに生きる―10代へのメッセージ』の文庫化版、、、
文庫化にあたり大幅加筆とありましたが、内容は大きくは変わっていなかったですね。
本書は以下の構成となっており、ハードカバーとは若干変わっている感じですかね。
■まえがき
■第1章 自分の身は自分で守れ
■第2章 落ちこぼれたままでいいわけじゃない
■第3章 道は必ずある
■付記 野口健、チャレンジの記録 シシャパンマ登頂記
■私の知る野口健/小林元喜
■あとがき
■文庫版あとがき
挫折を味わうこと… より多くの辛い経験をすることで、人間は人としての器を大きくするんだなぁ ということを改めて感じましたね。
そして、Yes/Noや成功/失敗のように二択ではなく、その中間の幅をなるべく広く取ることが大切なんだということを感じました。
しんどい時にこそ読みたい一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アルピニスト野口健さんの著書。
大切なのは、自分がどう動くか。
若い人たちには、もっと生き生きとチャレンジしてもらいたい!と有限実行の野口さんからのメッセージが書かれています。
現状に行き詰まっている人には特におすすめの一冊です! -
野口さんの強い信念・行動力に感銘を受けた。見習いたい人です。
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TVで観たことのある野口さんはお茶目な印象が強かったが、熱く且つクレバーな方という印象に本書を読んで変わりました。思春期の若者に向けた読み物という感じですが、大人が読んでも心に響く部分があると思います。題名の通り、「確かに生きる」ために必要な心持ちを教えてくれる一冊です。
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ご本人があまり優秀ではないと言われているだけに、
あまり文章はお上手ではないかなぁ。
それでも、言いたいことはとても良く伝わってくる。
だけど、誰しもが彼のように強くは居られない。 -
う~む。。。
植村直己さんのような冒険野郎満載の記録などを期待して読んだせいか。。。
かれの人生観というか、人生録を読まされても・・・
興味ないし。。つまんないし。
と思って読んだけれども、
後半からはだんだん慣れて、それなりに楽しくなってきました。
十分凄い人なのは承知しているけれども、植村さんレベルを期待しただけに・・・・ -
野口さんの生い立ち。一見、行き当たりばったり人生のようだけど、進むべくして進んでいる、力強く、しっかり根をはりながら生きているように感じられた。
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「落ちこぼれたら這い上がればいい」などと副題に書かれていたので、最初は「何を偉そうに」と思った。が、しかし、読み進めていくと、名アルピニスト・野口健も、実は学校では「落ちこぼれ」だったことが分かる。その野口が自分の身をもって、「失敗しても諦めなければ必ず道はある」、「自分の認められる分野は必ずある」、「問題は必死さがあるかどうか」を体験してきた。非常に説得力にあるノンフィクションエッセイである。
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「コミュニケーションとは相手の気持ちを思いやること・相手の気持ちが分ること。」・・・良い言葉です。今を一所懸命生きる作者に魅せられた。