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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087464993
感想・レビュー・書評
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2017年、25冊目は主に隙間読書用にしていたヤツ❗
今昔物語を下敷きにした、短編を、10編収録。今回もタイトルだけ紹介。
鬼に喰われた女
死ぬも生きるも
空虚の板
生霊
月下の誓い
歌う女
蛇神祀り
稲荷詣
油壺の話
闇に招く手
正直、凄く好き、と、微妙、の狭間の一冊。
隙間読書用としては、1編、30p前後で、内容&分量的にはベスト。その点でも、★★★★☆評価。
ただし、コレは通し読みした方が良かったかも(?)とも思う。いわゆる、頭の中、平安の京の都へ送られちゃうから。現実との、切り替えが少なからず、必要なのよね。
いわゆる、古典(古文)の世界観、鬼、モノノケ、お稲荷さんの類いと、女性的官能。和ホラーと官能が、近似値と捉えられる方向き。
後は、個人的だが、尻すぼみに感じてしまう、並び順にもう一工夫欲しかったかな……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2009/12/15
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今昔物語や日本霊異記の雰囲気をもつ物語短編集。妖しく畏ろしく官能的。
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