闘神伝説 2 (集英社文庫)

著者 : 今野敏

• 集英社 (2009年12月16日発売)

感想・レビュー・書評

[ryoukentさんの感想 · 2020年11月12日]

＜易＞
さてとうとう携帯電話が物語に登場した。やはりちょうどこの作品が書かれた時代にケータイ電話は一般への普及が始まったのであろう。但し今作巻中では一度登場しただけでその後はなりを潜めてしまった。本格普及はこれからだろう。と云う事は本作も次の第3巻からはしばしば登場する様になるのではなかろうか。僕のこう云う力技予想は大概外れるがwww。
とにかくともかく読み易い解り易い。何度も書いてきたけれど文学的に優れている事よりも読者が読んで面白く分かり易い方が良いに決まっている。そういう意味で今野敏の作品はとっても秀逸である。もちろん直木賞だって獲っているのだからブンガクテキに書くことも出来るんだ。なによりH野K吾みたいに一体何人で書いているのかwサッパリ分からなかったりはしない。今野敏は本物1人だけです！たぶん。すまぬ。

[miki0915さんの感想 · 2013年2月17日]

あっというまに　これも読めた。

意外と、伝説とか大好きで、日本の伝説とギルガメッシュ伝説が絡んでくる。

ただ、まぁ、神話とかは大地を伝わり、同じようなストーリーになっているのは、事実だ。

それが、どう面白く、過去の伝説へ、過去の世界へいくのか、楽しみだ。

これが、引き続きCIA, KGB等々の話になったら、なんだか、それはそれで、悲しいかも。

[ぐんさんの感想 · 2010年11月24日]

11/24-11/24

[権太さんの感想 · 2009年12月20日]

2009/12/20 Amazonより届く
2011/2/25〜2/26

八神家に養子に入って平穏な暮らしを始めたかにみえたタケルであったが、八神家を飛び出し、ヤクザのボディーガードとして働き始める。それを追うアトラ・ハシースと、タケルの高い戦闘能力に目をつけた米ロの諜報機関。タケルの運命やいかに。

　お得意の格闘シーンなども増え、読んでいて楽しいのだが、やくざのボディーガードにするのはどうか。ストーリーが拡散しすぎてしまうような。

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」