鬼しぐれ 花の小十郎はぐれ剣 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087465280

感想・レビュー・書評

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  • 小十郎シリーズ最終編!と僕が勝手に決めつけているのですが、暴れ影法師、荒舞、乱舞ときてこの「鬼しぐれ 花の小十郎はぐれ剣」を迎える。シリーズ物で何種類か書き上げている花家圭太郎先生。戦後の翌年に生まれた先生は名作だと思う17作品を残し2012年に亡くなっている。もっと読みたかった先生の一人だと思います。

    さて、小十郎の最後の敵は全3作品と比べてもというよりも今まで影で暗躍し続けた最強の敵が表面に立った。徳川家光と柳生一門!今までのどの闘いよりも苦労をしているのだが、小十郎はそんな苦労の欠片さえも見せない。今までの積み上げてきた小十郎の交流のすべてが彼を陰ながら守り続ける。いやぁ~楽しすぎます!

  • 43 読み応えあり。痛快である!

  • どうも、気が向いたときに読むせいか、最初から通して読んでない。
    たとえそうであっても、あまり気にはならない。
    歴史上の人物が登場するのでその点とのかかわりを気にしながら読むと問題は感じられない。
    第4巻で取り敢えず終わりかもしれないが、将軍家光とのかかわりで面白い。
    馬鹿には馬鹿で、命には命で、ちょっと無理があるかもしれないが面白くは読んでいける。
    周辺の自在の登場人物も興味深く読める。

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