そうだったのか!中国 (集英社文庫)

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著者 : 池上彰
  • 集英社 (2010年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087465457

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そうだったのか!中国 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 北京に行って、中国人と一緒に仕事するにあたって、ちょっとくらい知識つけておこうと思って読んでおきました。

    中国に持ち込むには、内容があまりにも刺激的。

    行きの飛行機の中で読み始め、途中でブックカバー装着。
    パスポートコントロールでは本をバッグの奥深くに沈めて通り抜け。
    空港からの電車内で本をひろげたものの、人目が気になって断念。

    ホテルで夜な夜な読みましたが、今の中国のあり方、問題がとてもよくわかります。
    一緒に働いてる中国人の人たちの立ち位置も少し理解できました。
    みんな日本語堪能で、仕事についての考え方も近く、ついつい日本人と同じ意識で接しちゃうけど、そうじゃないんですよね。みんな、過酷な状況でたくましく生きてる人たちなんですよね。

  • 物心がついた頃から我が家では外国と言えば中国のことであった。父が中国から漆の原液を輸入・精製・販売する卸の仕事をしていた為、国交回復以前も日中友好協会の資格でよく彼の地に出かけていた。従って文化大革命、毛語録、紅衛兵、下放、四人組、天安門事件等は食卓の話題であったが、十代の私には余り興味を引かれる話ではなかった。著者の意図と異なるだろうが、若かりし日の父を思い出しながら読んだ。今は遠く離れて住んでいる関係で一年に数回しか会う機会がない。今度帰ったら久し振りに茅台でも酌み交わしながら中国談義に耽ってみるか。


    『★香港ドルより人民元が人気』 言われてみれば確かにそうだが、外国人は誰も人民元を受け取らないと言う固定観念に縛られていた。私の頭はまだ20世紀のままだね。(;^_^A 2013年03月05日


    一人っ子政策の影響で小さい頃からわがままいっぱいに育てられた子供たちのことを中国語で「小皇帝」「小公主」というのは知っていたが「月光族」は知らなかった。親と同居し月給を使い果たす若者の意。既に死語かも知れないが「パラサイト・シングル」とほぼ同じ!2013年03月02日

    『挨拶に立った田中首相は(中略)ところが「多大のご迷惑をおかけした」という部分を、日本側の通訳が「添了麻煩」と訳したことから騒ぎが持ち上がりました。「添了麻煩」とは「うっかり迷惑をかけた」という程度の、極めて軽い謝罪の言葉でした。』通訳は難しい。スピーチ原稿はなかったのだろうか?2013年02月26日


    このシリーズ、深くはないんだけど結構知らないことがあってためになる。現代史ⅠⅡ、日本現代史に続いて読む。未読だがアメリカ編もあります。 2013年02月04日

  • 短大のテキストに指定されていたため、読みました。今の中国がどのように出来上がったのか、なぜ「反日」が起こり始めたのか、などが客観的に述べられています。中国の事実を知るには絶好の書籍だと思いました。

  • 各ページ2段組みで詠み始めるまでにすごく勇気が必要な本だった。が、読み始めるとさすが池上さん。事実は小説より奇なりと言わんばかりに、中国の歴史を語ってくれて、これまでイメージだけで知っていた人物も、イメージとは異なり良い人もいれば、それよりもものすごく悪い人もいた。

  • 多くの人の感想にあるように、非常に現代中国史が分かりやすく解説してある。特に毛沢東の功罪についてはよく知らなかったので勉強になった。

    共産党独裁という体制の在り方は個人的には容認できないが、好むと好まざるに関わらず、隣人中国との付き合いは、日本にとって最優先の事項になっていくのは間違いない。そのためにも両国の現代史を学ぶことは益々大事になる。

    願わくは市民レベルではお互いの理解が進み友好度が上がるのを望む。

  • 非常にわかり易く、中国の現代史のポイントが押さえてあります。
    あまりに、わかり易いので、読み終わると、一体、何が書かれていたっけと思うぐらい、あっさりと読了できます。

    しかし、現実の中国の歴史、それも近代は、これでもかと、言うほど、波乱に満ちています。本当に「政治の国」だと、改めて認識することができます。

    政局が変われば、自分の生活が一変する。明日、生きているか
    わからない。明日、財産を全部没収されるかもしれない、明日、
    裏切りにあって、牢屋にぶち込まれるかもしれない、

    中国の近代は、あまりに人民にとって、悲惨だったと思います。
    私は、中国に留学し、中国で働いていますが、この国の歴史を
    知れば知るほど、この国がわからなくなります。

    なので、こういった「わかりやすい本」を読むのは、たまにはいいと思います。ただ、現実の中国の歴史は、複雑かつ、よくわからないことだらけです。

    一体、この国に事実と呼ばれることは、あるんだろうかと思います。中国という対象を分析するには、本だけではなく、実際に、現地に行って、言葉を学習し、一緒に働いた方がよくわかります。

    そして、「わけがわからない経験」を嫌ってほどすると、この国の苦難の歴史が、少しわかったりします。傍観者ではあってはいけません。

    池上氏の「まとめる力」には脱帽します。その論理的な構成力は、すごいと思います。ただ、現実の中国・歴史をわかりやすくまとめることは、到底不可能です。これは、絶望的に困難な作業だと思います。

  • 安定のわかりやすさ。

  • 永江一石さんがBlogの中で『中国語る前に、これくらい読んどけや!』という感じで紹介されていたので読んでみました。

    が、これ、最高ですよ。毛沢東から胡錦濤までの歴史が非常に、非常によくわかりました。毛沢東は稀代の権力者であり夢想家。毛沢東がボロボロにした中国を鄧小平が立てなおして、それ以降の権力者を作っていったってことですね。
    しかし、毛沢東時代からものすごい権力闘争が行われている中で、トップに立つ国家主席や9人の常務委員の足元にはどれだけの血が流れたんだろうか...少なくとも毛沢東だけでも数千万人。
    選挙がある民主主義の国に生まれてよかったと思います。これ読んで、選挙行かないやつは日本を出たほうが良いよ。

  • 中国の事を三国志の事ぐらいしか知らないので読んでみた。これを読んで初めて、毛沢東がどういう人かがよく分かった。天安門やお札に印刷されているから、かなりの指導者かと思ったら共産党の創設者なだけで多くの人民を苦しめていたとは。。。中国の人はこの事実をどこまで知っていて毛沢東の時代に戻りたいと言っているのだろうか。また、台湾との関係や日本との歴史問題、これを読むことで今後の中国関係のニュースをより深く理解することができそう。

  • 国際社会論の課題図書。少し前の著作ですが、方向性は変わりません。記憶を再点検できました。スケール感のある巨悪は真似できませんが、島国日本にはない雄大な構想が、経済・軍事に力をつけた今、実行に移されるのでしょう。隣の超大国であり、多くの人が、最低限理解しておくべき基礎文献でしょう。

  • まだ、3章しか読んでいないが、面白いので、
    買って読んで、またレビューします。
    池上彰の「そうだったのかシリーズ」は
    みんな買って熟読しよっと。

  • 学生運動に寛容だった胡耀邦、趙紫陽の失脚が、江沢民による愛国・反日教育の徹底に繋がり、日本排斥運動に繋がっていたとは。様々な問題を抱える中国、そのおおもとが、毛沢東の負の遺産にあることもよく分かった。
    明るい話題は聞こえてこないが、隣国はこれからどうなってしまうのか。

  • 改めて中国という国は大国であると思いました。何ヵ所か歴史で習った事件が出てきましたが自分が全然理解していなかった…と痛感しました。香港・台湾の歴史の流れも知ることが出来て良かったです。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    急速な経済成長で世界に圧倒的な存在感を見せる中国。一方、日本にとっても中国との二国間関係は重要性の度合いを強めている。隣国でありながら、こと現代史については学ぶ機会の少ない日本の私たち。だが、今こそ知るべきではないだろうか。2005年に上海で起こった「反日」運動を検証しつつ、チベット問題、天安門事件、台湾問題、そして経済格差など、複雑な中国現代史を分かり易く解説する。

    【キーワード】
    文庫・歴史・中国・解説・現代史



    +1+1

  • 今まで中国に関しては悪いイメージがあり、どうしてこのような国なのかと疑問に思い、とりあえず歴史を探ろうとこの本に当たってみた。本書では、日中戦争からごく最近までの中国事情について丁寧に書かれており、かつ池上さんの分かりやすい言葉選びのためか、前提知識なしにスラスラ読む事ができる。かつての毛沢東率いる中国共産党の話がほとんどだが、中国の政治形態は中国共産党による独裁政治である以上、中国共産党の話を無くしては中国は語れない。中国はいまや大国だが、まだまだ課題は多く、それもほとんどが毛沢東の負の遺産であり、中国共産党の責任でもあると、この本を読んで感じた。

  • 今までどうも中国の政治に興味が持てず、表層的な知識しかなかったが、とてもクリアになった感じがする。ただ一言で言うと中国の近現代はトチ狂っていたとしかいいようがない。著者がややシニカルに描いている所も感じられるが、非常に分かりやすく書いてあって面白かった。

  • この著者の本は、とてもニュートラルでありがたい。700円で中国近代史のおおよそがきっちりわかる。

  • そういえば中国について何も知らない。世界史の時間でやったのはきわめて古い時代だけである。研究の結果、インの王朝が本当にあったと分かったとかそういうレベル。(漢字も覚えていない)

    知りたかったのは毛沢東の時代から現在(この本が出たのは2010年なので、そこまで)なので、まさにジャスト。反日感情、毛沢東の政策、中国共産主義、チベットとの関係、ソ連、アメリカとの関係、天安門事件など、知りたかったことが網羅されていた。

    知りたかったことが網羅されていただけに、本に書いてあることすべてを完全に理解できたかと聞かれるとちょっと分からない。こういう感連の書籍をもう少し読んでみたい。なんにせよ、入門としてこれ以上良い書籍はなかったと思う。

  • 毛沢東の大躍進政策、文化大革命でどれだけの人民が死んだか。人民の生活は全く顧みない権力闘争の嵐。中国人について知りたいなら読んで損はない。

  • わかり易いし頭に入りやすいのは確かなんだけど、ほぼ全て否定的目線で書かれてるせいか、ちょっくら立ち位置や論拠に疑問を持つ面も増えた。例えば日本のODAが贖罪の意図を主とする善意一色でなされたようにしか読めないあたりなぞ、相当眉唾。

    対象に容赦なく切り込むなら、どの対象にも等しく容赦なく切り込まないと信頼性はガクッと落ちると思う。

  • 池上さんは、わかりやすくていいね。

    中国を知る上で、何をどのように読者に伝えるかというポイントをちゃんと押さえれている。

    それでも、中国という国を1冊の本にまとめ、それを全て消化するのは簡単でない。

    この本は中国現代史の入門書、これを皮切りに、中国との関係をひもといていきたい

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そうだったのか!中国 (集英社文庫)の作品紹介

急速な経済成長で世界に圧倒的な存在感を見せる中国。一方、日本にとっても中国との二国間関係は重要性の度合いを強めている。隣国でありながら、こと現代史については学ぶ機会の少ない日本の私たち。だが、今こそ知るべきではないだろうか。2005年に上海で起こった「反日」運動を検証しつつ、チベット問題、天安門事件、台湾問題、そして経済格差など、複雑な中国現代史を分かり易く解説する。

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