恋のトビラ 好き、やっぱり好き。 (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087465655

感想・レビュー・書評

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  • 結構すきです。大学1年のときとかに読んだら、物足りないかもしれないけど、今24歳になって、こーゆー恋愛したいなあ、と素直に思えた。
    ガッツ石松の件とかほんとよかった。イマドキじゃない必死な恋がしたくなります。

  • スラスラと読める一冊。
    こういった、色々な人が書いている短篇集は、読みやすく、話も冗長になっていないので好み。
    どちらかと言うと「最後の恋」のほうが好みではあるが、面白く読める一冊。

  • 恋がしたくなる。
    誰かに好きと伝えたくなる。

    頭で考えるのではなく、身体が自然と落ちてしまうのが恋なのだと、そう思わせてくれる一冊。

  • 恋のお話アンソロジー 全部素敵やったけど 特に島本理生と森絵都がめちゃくちゃよかった

  • 島本さんのがスゲーいい!
    先輩すきだわー(*´∇`*)

  • 石田衣良さんは、相変わらずセックスしてみてもいいかなと思える作品だし、角田光代さんは本当に、悩んでる子の気持ちの描写が丁寧だし、嶽本野ばらさんの文章を読むのは初めてで、でもすんなり読めて面白かったし、島本理生さんのには自分を重ねるものがあったし、小学生以来に読む森絵都さんは、こんなに読みやすい文章だったっけと驚いたし、
    全体的にすごく良かった。すんなり読めてどの作家さんの文章も好き

  • まだ島本理生さんのことを知らない時期に読んで、それでもなんか好きだなぁこの人の文章…と思った記憶があります。好き、という恋愛感情に対して作者さんそれぞれの解釈があって面白かったです。


  • 短編集読んだのは多分初めてだし
    石田衣良さんが書いてるって知って借りたんだけど、島本理生さん、ハマってしまった…
    途中に少しだけ出てくる性描写ですら、綺麗な柔らかい言葉で綴られていて、生々しさとか嫌な気持ちとかは全然なかった…作家さんてすごいな。
    好きの形は色々なんだなあと分かった。
    春にぴったりの本でした。

  • 恋愛小説のアンソロジーである。
    一つ一つの話が短いので、さらさらと読み終えてしまった。
    その中では「flyingguts」がお気に入りである。
    「flyingguts」では、ガッツ石松の件が面白かった。恋愛で前に進まない、主人公を押してくれるシノハラさんという存在がいいなあと感じた。
    主人公も、前向きになって、気になる男性にガッツ石松絡みのメールをし、「アシスタントの佐々木美絵」と返信があったのが面白かった。
    その恋の展開が気になるところである。
    実際、作中のような恋をしてみたいというのが多くあった。叶わなくても、昔に戻れたらしてみようかなという希望を持たせてくれる作品だという印象が残った。

  • とある5人の女の子の恋のおはなし。
    『恋』っていろんなかたちがあるんだな。
    5人の作家さんが紡ぎだした5つの恋は、どれも切なくてあたたかくて、恋することって大事なんだなって思いました。

    『ドラゴン&フラワー』石田衣良
    『卒業旅行』角田光代
    『Flying Guts』獄本野ばら
    『初恋』島本理生
    『本物の恋』森絵都

    全部好きなんだけど、後半3作がお気に入り。
    『Flying Guts』は主人公の弱気な性格がすごく自分と一緒な気がしたのに、最後のメールは盛大に笑わせてもらった!
    『初恋』は島本さんらしいというか、胸がぎゅうってなる気持ち。
    『本物の恋』はすごく切ないのだけど、まさに本物の恋というか、素敵な恋を目撃させてもらった気分です^^
    わー恋っていいな!
    2010年09月12日

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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