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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
とても切ない物語で、最後のすれ違いのシーンには本当に胸が締め付けられました。また、「少女」の描かれ方が儚く、とても美しいです。ミステリーとしても非常に楽しめますが、繊細な心理描写に引き込まれました。香澄さんと芳野さんの関係性が好きでした。
ラスト近くの音楽堂の場面などは二時間ドラマっぽくてちょっと興ざめだったけれど、香澄、芳野、毬子、真魚子、それぞれの少女の気高さや残酷さ、無垢なところや少女じみたところ、大人へ成長の萌し…など、作者が意図したところはさすがに余すところなく描かれていた。
香澄の家の雰囲気や周りの情景も結構好きだ。
恩田さんらしい、少年少女期の特別な雰囲気が溢れていて良い!
珍しく、すっきりと真相も明かされるし
劇中劇が藪の中というのも、色々と感じさせてくれる
初めての恩田陸。
恩田陸の感想は、伝えすぎ!笑
というか、書きすぎ!
心情を全て書いてしまうのは駄目だと思った。
魅力がなくなってしまうな。
でも、読みやすさとか分かりやすさでいえば、もやもやしなくて済んだからよかったかなと思う。
内容は、すごく切ない話だった。
誰にも言えないんじゃなくて、言わないことは自分でしかできない。
でも、その判断が何か大切なものを守るためならば、一生言わない事もできるんだなと強く実感。
主人公より、香澄に強く惹かれました。
こんな女性になりたいと思うのは、さっきも言ったように、書きすぎな点であまり思わなかった。でも、読み終わった今でも残っているのは香澄の存在だなー
奇妙な9日間だった。みんな一握りずつ持ってる体験をたぐり寄せて完成させた一つのシナリオ。でも、現実は違かったという点がすごい!
以上!
数人の少年少女のひと夏のお話。
面白いのは面白いが、
恩田さんの本では珍しく読み返そうと思わなかった一冊
一気に好きな作品になった。
とても濃い数日間の不器用な青春の話。
この子達のこれからがとても気になる。
私が触れた初めての恩田陸作品。
装丁は酒井駒子さんの絵の物を持っています。
個人的な趣味ですが、装丁は変わらないで欲しかったな。ファンシーで甘いピンクと優しい絵が作品の少女っぽさをより引き立てていたように思います。
おんなのこのひみつ、そんなお話。
大人になりきれず、子供にも引き返せない青年期の少年少女のノスタルジー。永遠に続くような時間の感覚、彼らだけの記憶、夏。もどかしい心の間隔がパズルとして組み合わされていったとき、彼らは少しずつ大人になる。その一歩手前の空間に佇む、失われない時間の物語。
なんかノスタルジックな気分になります♪
女の子みんなかわいい、けれど陰を持ってるような…
最初はミステリーっぽくないのにだんだん謎が溶けてきて…全てがつながる時、爽快です!!
人は人を欲する。特に自分にないものを持つ人を。そして、人を憎しむ。自分の好きな人を虐げる人を。
川のほとりで輝かしい青春を送る彼ら。
その彼らにはそれぞれが背負うものがある。
ひとつひとつパズルが繋がる。
予想とは違った。
その予想されない展開がやはり素敵だ。
何となく後味悪い感じ。
でもその後味の悪さが
心地良いのも事実です。
素直に面白いと思いますが
人によって好みは
別れると思います。
少女たちの秘密…。それだけで何かが起こりそうな少しだけ蠱惑的な香りがしますよね。この作品にはそんな香りがずっと漂っており、主人公と共に始終ドキドキしてしていました。
蛇行する川のほとり。佇む古式な屋敷。そこで起きた悲惨な過去の事件。大人へと成長し、時を経た少年少女が見出した、ひと夏の物語。尊敬したからこそ…。愛するがゆえに…。憎いから…。この甘く、ともすれば苦い話の展開、とても好きです。最初こそ積み上げられる展開に戸惑いましたが、最後は圧巻。綺麗な伏線と切ない余韻の青春物語。恩田さんならではの読後です。
演劇祭の舞台装置を描くため、高校美術部の先輩、香澄の家での夏合宿に誘われた毬子。憧れの香澄と芳野からの申し出に有頂天になるが、それもつかの間だった。その家ではかつて不幸な事件があった。何か秘密を共有しているようなふたりに、毬子はだんだんと疑心暗鬼になっていく。そして忘れたはずの、あの夏の記憶がよみがえる。少女時代の残酷なほどのはかなさ、美しさを克明に描き出す。
夜のピクニック、ネバーランド、に続いてこれもノスタルジックな世界に入り込んでドキドキした!ネバーランドは少年の物語だけどこれは少女の物語。やっぱり綺麗なだけじゃなく、普通のことのように淡々と言葉にしにくい世界を語ってるんだけど、後味は悪くないし希望すらある。途中苦しくなるところもあるけど、やっぱりこの人にかかせたら少年少女は輝くなあと。
私が読んだのは文庫じゃなくて、薄い本で確か全6巻ぐらいにわかれていたやつ。図書館で気長に待ちながらだから、次を読むときには前の話を忘れていて、中に入り込みたいのになかなか気分が盛り上がらず、もどかしさを感じながら読んだなぁ。少女漫画を読んでいるような感じで、印象的で魅力的な人物ばかりだったと思う。機会があったら1冊で一気に読みたい。
一言、良かった。高校生の話なんだけど、これは高校生が読んでもそれほど面白くないだろうと思わせる不思議な作品です。それはもう昔の懐かしい青春時代、というカタルシス(?)を感じさせるのがこの作者の醍醐味だからでしょう。内容は4人の少女の友情と青春時代のゆらめきです。(書いてて恥ずかしいな。)主人公が1~3章および終章で1人ずつ代わるのですが、4人の感情が一人ずつ繊細に描かれているので、それが心地よく読めます。高校生はいいなぁと素直にその若さ、幼さに心惹かれます。恋愛ではない同姓間の友情、友情とコンプレックス、トラウマ、言葉にすると陳腐になってしまうのをなんて綺麗に描けるんだろうと関心させられました。思えば、あのころは相手のことを思いやることも自分の悩みにも精一杯だったり、良い思い出とも嫌な思い出とも混ざり合っているなと素直に振り返られて、貴重な感情に浸れる作品でした。
残酷な物語なのに、何故だか読み終えるときには嫌な気分が残らない。これも、いつも通り読みやすい綺麗な文章で書かれていた。
美しく、神秘的な少女たち。 静謐な雰囲気と、夏の暗さがある作品。 月彦がなぜ「天使」なのかわからずに、終わってしまった。

最近、ごちゃごちゃとした話が好きだから、
少しあっけなくも感じたけど、
恩田さんの作品だ(^^)と感じる話で楽しかった。
ちょっと、ユージニアと似た印象を受けた。
だから、香澄は一体どんな...





