徹底抗戦 (集英社文庫)

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著者 : 堀江貴文
  • 集英社 (2010年10月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087466195

徹底抗戦 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 【読書感想】「徹底抗戦」 堀江貴文

    http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4087805182

    ご存知、ライブドア事件で逮捕・収監された堀江モンが、事件について語った本です。

    最近、図書館デビューしました。
    図書館の存在はもちろん知ってたけどちょっと遠いし、本は買えばいいと思ってたので使ってなかったんです。
    でも図書館に行けばただでハードカバーやら自分で買うにはちょっと躊躇うけど読んでみたい本とかを読めちゃう!
    と気付きまして育休最後に図書館へGO!

    最近の図書館は便利。
    20冊まで市のどの図書館でも借りられるし、
    返却は借りた図書館じゃないところに返してもいいし、
    駅の近くの返却ポストでもいいし、
    借りたい本が出ているときは予約できるシステムもあったし、
    ネットで貸し出し期間の延長もできるし、
    こども図書館行ったら絵本だけじゃなく紙芝居まで借りられたし!
    これは今後活用していきたいですねぇ。

    で、読んだことのない本をどんどん読んでいこうと思い、この本を借りました。

    著者の堀江さんは言わずと知れたあの世間を騒がせまくった堀江モン。
    ちょっと前に刑務所から出てきて話題になってましたね。
    私もそっからジワジワと興味を持ちました。

    堀江さん、私は当初から結構好きだったんですよねー。
    言ってることを聞くと「おおっ!」と思ってしまうことがおおくて。
    で、野球チームの買収劇で失敗し、あとからでてきた楽天にスルッとおいしいところをもっていかれちゃったり、
    テレビ局の買収劇も失敗してあんなにちやほやされてたメディアからバッシングされ、しまいには逮捕されちゃったり。
    選挙でてみて負けちゃったり。
    すごく頭のよくてアイデアマンで、多分天才なんだろうなぁと思うんだけど、
    その絶妙な立ち回りの悪さとかも不完全な感じで面白い。っていうか何をするんだろう?と見ていてワクワクする。(失礼な話ですが。)

    この本は逮捕から刑務所に入る前までのお話が、堀江さん側からの視点で書かれています。
    ライブドア事件、随分前ですっかり忘れてたし、株式のこととか法律のことはさっぱりだし、そもそも逮捕の理由も微妙すぎてわからないことも多かったけど、読み物としてすごく面白かったー。
    これ、そのまんまドラマにしたい、と思うほどドラマチックなことがあのとき起きてたんだなと改めて知りました。
    そうそう、フジテレビ買収のあたりでなんだかいきなりホワイトナイト?!みたいなのが出てきたわ(笑)とか。マジでドラマにできそう。

    特に面白かったというか衝撃だったのは、検察が事前にターゲットを調査するとき、チームで動くんじゃなく、単独で動くことが多いということ。
    そうなると、調べている人はもちろん人間なんだから
    「あいつ調子のってるなー。痛い目みしてやろ。どっかつつけばホコリでてくるでしょ」
    という感情から調査していくことも余裕でできるっぽいということ。
    本当にそんなんなのかはもちろんわかりませんし、そんな感情で動くわけない、とは思うものの、それがやろうと思えば出来うるっていうのは結構ビックリ。
    経済に影響を与え、何人もの人生を変えてしまうような事件ももとをたどれば一人の人間の感情が発端かもしれない、と思うと結構びびります。
    あと、大企業に家宅捜索する場合は市場への影響を考慮して金曜に行うことが多いんだって。土日で市場がある程度冷静になれるらしい。
    でもライブドア事件で特捜部が家宅捜索したのは月曜。破綻した企業でもなく健康で元気な会社に対してこういう措置をとるのはとても異例。(どうやらマスコミに嗅ぎ付けられたから急いだらしい)
    メディアの煽りも受けて市場は大混乱となり、ライブドア関連の株は大変なことになってしまったそうです。
    そんなの事前に想定できるんだから、そこにも検察庁の悪意を感じるよね、と述べています。
    (wikipediaによると検察はそこまでは読めなかった、とあるけど。)
    そんな感じで、検察をはじめとした国家権力の闇の部分が垣間見えて面白かったです。
    国家権力とかでてくるとヤバイね。テンションが上がります(笑)

    ドラマや小説にある世界は本当にあるんですね。その世界にいる人に興味あるなあ。

    堀江さんは好き嫌いが分かれると思うのですが、
    かなりの部分でメディアからの情報が一人歩きしてるもののようでして、
    実際は多分頭がよくて、素直な人なんだろうなぁと思いました。
    お金にも別に執着してないみたいだし、どっちかというと一緒に逮捕された部下で横領とかしてたひとの方が拝金主義だったのかもな、と思いました。
    ま、堀江さん視点で書かれてるからあんまり素直に受けとるのもまた偏ってしまうのかもしれません。真実はその近くにいる人じゃないとわからないので、あくまで読んだ一個人の感想です。
    これを読んでからwikipedia でライブドア事件を調べたけど、そっちも見ると少しニュートラルな視点に戻れるかな。

    すごく宇宙事業に関心があるというのも出所後のTwitterで知ったのですが、
    元々すごく前からこの人は宇宙事業をやりたかったんですね。
    ライブドアを急いで大きくしたかったのも、大きくしてさっさと引退して、宇宙事業に専念したかったからなんだそうな。
    インターネットの普及で昔は考えられなかった技術やサービスがどんどんうまれているように、
    民間で宇宙事業を手掛けてみんなが宇宙にいけるようになれば、
    また今まで想像もしなかった新しい事業とかサービスとかテクノロジーが生まれるだろうと。そこにワクワクする!みたいなそんな理由らしい。
    わお!宇宙兄弟!

    堀江さんとかちきりんさんとか、未来に対してすごくポジティブ。
    人はともすれば先の見えない未来を案じてしまい
    「昔はもっとよかった」とか
    「インターネットの負の部分」とか
    「SNSによる問題点」とか
    よくない方向にばかり目を向けてしまいがち。
    でもよくないところも確かにあるけど、よくなったところも同じかそれ以上あるんだよね。
    昔は昔で色々不便で、不便がイヤだからなんとかしてきたわけだし。
    マイナスの問題を解決するスキルや知識は必要になるけど、過剰に排他的になるのもまた楽しくないな、といつもハッとさせられます。

    堀江さん、刑務所のなかの話も書籍化してるし、拘置所、刑務所のなかでたくさん本を読んだらしく、その読書記録的な本もでているみたい。
    興味津々。
    あとで借りてみよう!

  • 新聞とか普通に信じちゃってるけど、
    もっと考えたほうがいいかも

  • でも、これも人生。理不尽なこともたまには起きるさ。今では冷静に言える、自分が面白い。

  • メディアと実体の差を感じました。
    メディアを鵜呑みにしてはいけないし、ホリエモンの言ってることを鵜呑みにもしてはいけない。
    大切なのは両方の情報を手にし、自分で判断することである。
    ホリエモンをメディアの影響だけで悪者と感じている一般人はかわいそうに思った。

  • 2006年1月にホリエモンが逮捕されてからもうすぐ7年。2009年3月にこの本が出版されてからもうすぐ4年。ホリエモンのメルマガをとっている私は普通の人よりもこの人の主張や考え方を理解しているつもりだが、この頃から一貫していてブレがないことがわかる。

    新興企業が育たず、ずっと景気低迷を続けているのはライブドア事件の影響が大きいのではないかと思う。上場企業はコンプライアンスばかり気にしていて大胆に踏み出せない。閉そく感が漂っている。

    しかしマスコミと特捜は怖い。マスコミを買収しようとしたばかりに物凄い勢いで潰された感じ。マスコミが大きく取り上げて多くの人の目にとまった事件は特捜も気合いが入る。

    その後のオリンパスの事件はケタが違うし、大王製紙はギャンブルに使っちゃってるし、そもそもどちらも悪いことしてるのわかってやってるし、それに比べればマシな事件だったとも思える。ホリエモンの2年6カ月の判例があったから大王製紙が4年になったかな?

  • 物事は色々な側面から見た方が、やはりいいのかもしれません・・・1個のリンゴが100人いれば100通りに見える・・・そんな絵本を今読んでいますが、似たような事を読後に感じる本です。従来の堀江貴文氏のイメージだけで、この本を毛嫌いする必要はないと思う。

  • ライブドア事件の概要、どのような流れで判決まで至ったがよくわかった。堀江さんの事件、検察への思いが詳しく表現されていた。

  • 当時、ライブドア事件をほとんど追っていなかったので「こんなことがあったんだな~」という程度
    国家権力おそるべし

  • 面白い。

    ホリエモン収監ということで、
    一連のライブドア事件とは一体何だったのか知りたくて購入。

    この本を読んでさらに理解が深まったのが、
    司法という世界には恣意的な面が多分に含まれているということ。
    考えてみれば当たり前だが、
    裁判官も検察官も弁護士も、
    誰一人として同じ能力を有した者はいなくて、
    優劣はつけられないが、
    所詮一人間であるという点を忘れてはいけないと思った。

    また、結成された当初の目的からズレた組織、
    あるいは時代の潮流についていけない組織は退場すべきであるという点も
    非常に重要なことであると感じた。
    (本書では特に特捜を挙げている)

  • 読み通すのには2時間くらいだったかな?テレビでは強烈なキャラばかりが目立っていまし たが、これを読むとやはりというか意外と彼の繊細な一面なども垣間見えます。完全にヒールになってしまったまま、今はよくわからない活動をしている刑事被 告人という身の彼ですが、時代の潮流に乗ったつもりが巻き込まれてしまった、と言うのが結果的にはすべてなんでしょうね。正直、書いてあることをすべて100%真に受けられるとは思ってませんが、当事者でなくては語れなかったであろう逮捕の裏事情であったり、同様の 他の犯罪と比較したときに異常に重い判決が下っている点など、真実だけがすべてを凌駕するわけではないのだな、ということを痛感させられます。愚直なまでにまっすぐだったんでしょうね。きっと。最高裁も実刑出しちゃうのかな・・・ 

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