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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
じんわり楽しめた。
ちょっとイタい雰囲気があるし何となく先が読めるけど、優しい気分になれる作品だと思う。
作中に出てくる近代文学はあらすじくらいしか知らないから、機会があったら読んでみよう。
泣いた。とてもあたたかい小説。流れ星~もそうだったけど読んだあと優しい気分になる。登場人物が魅力的。世間的に間違っていることをしていても許せちゃう。言葉の表現もすごく素敵。夏の影を『カミソリで切ったみたいに輪郭がはっきりしている』が妙に気に入った。読書にしても食事にしても、当たり前のことを噛み締めるように大事にしながら生きるっていいなあと思った。
わたしと、たいして違わない年齢のゆきなは
なんだかとても脆くて危うくて
だけど、どこか達観するような大人びた部分を持ってる。
生きることはそれだけで苦しくて、辛くて、どうしようもなくて
意図せず汚れることも、煤けることもあるのだから
なにも自ら、そうなることはないのにな。
高校時代、図書館で借りて読みまして。
最近また紡さんにハマり単行本にて再読。
この人の活字の世界はいつも空気が澄んでる。
読んでいて気持ちが良いです。
兄が幽霊になって帰ってきた。
そんな話であることは店のポップでわかったが、
読み進めると兄とだけの話ではなく
恋愛・料理・文学等様々なものが混じっている。
恋愛面に関しては個人的ではあるが共感できる部分が多くあり、
とても悩んでいた時期だったため救われた部分がある。
また、作中で文学の説明があるため
作者と作品を関連して覚えれたため
テストで役立ったというおまけ付きである(笑)
また今年の夏にも読みたい一冊だ。
九つの物語がいわゆる古典的な名作と絡んでいて洒落た感じがした。
成仏できなかった兄が、実はそのことが原因で気を病んでいる妹の事が気になり、妹の前に現れ、一緒に生活するというちょっと不思議なstory。
人を思いあう気持ちが温かく心に沁みてくる。
妹の恋をする気持ちも新鮮に伝わってきた。
読了後、ちょっと切ないけど心がホッとする。
初めは日本文学の紹介なのかなと思いつつ読んでたらラストがあんなことに!久しぶりにめちゃくちゃ泣いたなぁ。
出てきた本全て読んだことないけど、まずは山椒魚よんでみようかな。
パソコンが起動するまでの少しの時間の暇潰しに、と手に取った。ら、パソコンのことなんて忘れて一気読み。気付いたらまた電源落ちちゃってたじゃない。
すごく好きなお話。
心がささくれてる時とかに読みたいな。いやなんもなくても再読したいですけど。
お兄ちゃんが「ゆきな」って呼ぶのがすごく好き。名前呼ぶのは普通なんだけど、でもあったかいなと思う。
レシピもあることだし、スパゲティ作ろうかな…
死んだはずの兄が私の目の前に現れた。
この物語は本当におもしろかった。
とても温かくて、でもどこか悲しい。
人のいろんな面が見ることができて、いろんな感情が出てくる。
恋をして、失恋をして、そしてまた恋をする。
成功して、失敗して、また成功する。
人生とは繰り返しなんだな。
そして、繰り返す中で大切なものを見つけていくんだと思う。
読み始めた時は、どういうジャンルの物語なのかわからず、料理したり本の紹介をしたりと、なんだかつまらないなぁと思っていた。 でも読み進めるにつれて、次第に優しい文章に引き込まれていき、とても和ましい気持ちになった。 自分でも驚いたけど、料理を作る場面では唾液が出てきてしまった(決して垂らしたわけではないぞ!)。 主人公は大学生のゆきなという女の子で、ゆきなのもとに死んだはずのお兄ちゃんが突然... 続きを読む »
ある日、主人公のゆきなの前に 2年前に事故で亡くなった兄が、突然ふらりと現れる。 料理が得意で、本と女性が好きな自由奔放な兄に惑わされながらも、 次第に「奇妙」な生活を日常として受け入れていくゆきな。 どうして兄がゆきなのもとへやってきたのか、 兄とゆきなの生活はいつまで続くのか。。。 …というお話です。 話自体は、ゆったりとした時間の中で流れる日常が綴られていますが、 両親や... 続きを読む »
いつに買ったかとかはあまり覚えてないけど、一日で読み終えたことは覚えてる。
章ごとに、章タイトルと小さくその話に出てくる料理の絵が好き。
お兄ちゃんの料理が食べたい。
この人の作品は、いつもほんわかと温かくなるから好きです。
このお話はファンタジー?現実とはちょっと違うけど、辛いことも受け入れて前に進んでいくには、お兄ちゃんの出現は大切なことだったのね、と思えます。
ゆきなさん の描き方にどことなく、ぎこちなさを感じてしまう。
感じ方の問題なのだろうが、読み心地がどうにも落ち着かない。
どこかが微妙にずれている。
橋本さんの作品はいつも読んでいて心地よい。物語はなんとなく流れていくけど読み終わったあとは必ずあったかい気持ちになる。笑いあり涙ありちょっと切なくなり、最後には大切なものが見つかるそんなステキな作品です。
主人公とその兄との日々を軸にしたほのぼのストーリー…と思いきや、明らかになっていく家族の事情が苦みを加えて良い感じ。
兄が作る料理がどれも美味しそう。
小説の空気感ってどうやったら出せるんでしょう?そしてこの小説の空気感をなんと表現すればよいのか…。儚くも幸せな夢の中にいるような雰囲気が全体を包んでいます。それが心地よくて、頭の固い大人が推奨するような青春模様も、後半の結構ありきたりな展開もそれほど気になりません。なんたって兄が良いです。かっこよくてお洒落で女性好きなくせに嫌らしさがまるでない。妹思いだし、子供っぽさもあるし、女に都合のいい兄そのものなんだけど、「こんな兄が欲しい…」と思ってしまいました、悔しいことに。各章にでてくる本の話も美味しそうな料理も魅力的。一見若者向けですが、結構幅広い年齢層が楽しめると思います。
地味でおとなしく、本を読むのが好きな大学生、ゆきなの前に、ある日突然、2年前に事故で亡くなった筈の兄がふらりと現れます。 両親が海外滞在中の為、少し古びた家で、奇妙な兄妹の生活が始まります。 物語は9つの章で構成されているので、まさにTHE NINE STORIES。各章のタイトルは、ゆきながその章で読む小説のタイトルがそのまま使われているのですが、最後の9章目は、サリンジャーの『コネティカッ... 続きを読む »
初橋本紡(男性と知ってびっくり)。藤田香織さんがなにかで2011年のベストテンに選んでいたのと、井伏鱒二とか樋口一葉とかの作品がでてくるっていうので興味をもって。 若者の話は苦手~とか思っているのだけど、なかなかおもしろかった。なんというか落ち着いた静かな上品な雰囲気というか。淡いふんわりした感じに終始するのかと思いきや、予想外にストーリーに動きがあって謎解きみたいな感じもあって読ませるし。 ... 続きを読む »
読み終わるとほんのり暖かい気持ちになる物語。
たくさんの人が書いてるけど、お兄ちゃんの料理がおいしそうでそこも楽しみ!
各章ごとに主人公がタイトルの本を読んでいるけれど、本の読み方もこんな読み方もできますよって新しく教わったみたいでよかった。

これも再読。
ハードカバーでもってたんだけど、いつのまにか貸したら返ってこなくなったので、文庫がでたので買いなおしました。
ちょうど主人公のゆきなと同じ年ぐらいのときに読んだな。
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