小説 サブプライム 世界を破滅させた人間たち (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087466751

感想・レビュー・書評

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  • 小難しい小説のタイトルなので、ちょっと構えてしまいましたが、
    途中からどんどんのめり込んでいきました。

    LTCMやエンロンの破綻、9.11のテロ、
    そしてサブプライムからリーマンショックまで。
    ニューヨークのウォール街で金儲けに奔走する人たちの争いや、
    その中でも情報を駆使し、周りライバルたちをを出し抜いていく
    主人公の活躍が心地よいです。
    なぜか主人公が金・金し過ぎていないので、
    ストーリーに共感しやすいようになっている気がします。

    冒頭がやや取っ付きにくいものの、
    全体的にはとてもストーリーを楽しめる造りになっています。
    さらに、近年のマーケットで起こった出来事・事件が
    わかりやすく書かれている
    半分フィクション・半分ノンフィクションの小説です。

  • 落合信彦って落合陽一のお父さんなんですね。
    経済評論家のようなイメージがあったけれど、小説もすごい。圧倒的な情報力をバックにしながら、ストーリーテリングも強力。少し色々読んでみよう。

  • ITバブル崩壊からNY同時多発テロ、エンロン事件そしてリーマンショックへの流れを実名をまじえながら描く。サブプライム問題は後半に登場する。

    小説ならではの面白さと当時の政治や金融機関の生々しいやり取りがミックスされており面白い。特に元FBI等の人が活躍する情報部門の凄さに驚いた。日本の会社でもこのような部門をもっているのか気になった。

  • 素直に読みやすいし、とても参考になりました。

  • この本読んでサブプライム分かるわけではないけど、小説として良かったな(^^)

  • サブプライムの小説というより、米国のLTCM経営危機~リーマンショックの歴史小説でした。デリバティブの相対取引(OTC)を規制しなかったことが危機の背景にあったと気づかされます。

  • なんか家にあったからてきとーに読んでみた。親父の本だと思うけど、あの人が小説を読むなんて珍しい。まあいいや

    タイトル通り、関心のあるテーマだったのでなかなか面白かった。リア充まっしぐらな荒木が最後どう破滅していくのかwwwこれはメシウマ展開かwwwwって思ったら

    うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

    って感じで終わった。そう来たか。


    なんでもいいけどなんか途中いろいろとフラグが立ったと思ったんだけどほとんど回収しないで終わったな。連続ものって感じでもなかったしうーん。これいかに

  • 9784087466751 404p 2011・3・25 1刷

  • はっきり言って、面白くない。ビジネス的な観点はゼロに近く、主人公の気持ちや恋愛がメイン。主人公が超人的なディーラーというところも気に食わない。現実の人間は苦労しながら成長していくものだから、そういうのを表現してほしいな。

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