- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087466775
作品紹介・あらすじ
若いのか、若くないのか。シミなのか、クスミなのか。あちらとこちらの間で揺れる、微妙なお年頃が40代。恋にファッションに、いつまで現役であり続ければいいのかと、悩んだことはありませんか。まだおばさんではないけれど、もう若者ともいえない…と悶々とする女性たちに、「痛くない」歳のとり方を明るく提案。中年になりきれないあなたへ、うなずきと驚きが詰まった一冊です。
感想・レビュー・書評
-
40代女性は、といっても「負け犬~」の作者なので、当然、対象は限定されます。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
100冊ビブリオバトル@オンライン第10ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
2020.08.22〜23 -
そんなに年を取るのが怖いほどの容姿なんだな、この人は。と嫌味を嫌味で返したくなる内容。つまらなくはないんですが「私まだ痛くないですから!」という叫びに満ち満ちていて読んでいていたたまれない。私はもうすぐ四十路の三十代ですが、地方都市で暮らしてるためかそんなにギラギラしたアラフォーを見たことないような。酒井さんの本は好きだが、基本的にこの人が想定する「中年女性」が首都圏に暮らすエスタブリッシュメントだから読んでいて違和感を感じるのもたしか。
-
2017/11/08 12:44:53
-
うーん、抜群の安定感。酒井氏のエッセイは日本語が正しく使われているので、安心して読めます。
ただ、著者の年齢もあるのだろうが、どのエッセイを読んでも同じような「おばさんネタ」ばかり。この人のエッセイは大好きなんだけど、どの本を読んでも似たり寄ったりで、少々食傷気味。「女性誌」とか「たるみ」は面白かった。
この人の書く時事ネタとかグルメネタも読んでみたい。
2016/10 -
あの負け犬の酒井さんということで期待して購入。
その日のうちに読了。
相変わらずの着眼点。
この人、ほんとうに観察力が細かい!
大雑把に生きている私とは正反対で、なるほどと
思うことがたくさん。
でもこれ読んで参考にしようとは思わなかった。
わたしは酒井さんとは生き方が違うのだろう。
そう思える辺りも中年ならではのずうずうしさか?。
なんだか終始愚痴と焦りで終わってしまっているような一冊。
それでもいいんだけど、酒井さんならではの毒が
もう少し欲しかったなー。 -
非常にイタイところを突かれる・・・。
30代おわり~40代にかけての女性たちがぼんやりと思っていることをうまく言葉にしている。
街で見かける「おばさんっぽい」と思う行動や態度を、自分もすでにしているのではないか?
わたしはもう「若者チーム」ではなく、「おばさんチーム」に足をつっこんでいるんじゃないか?
ふだん自覚していない(あえてしようとしない?)「おばさん化」の特徴を、冷静に見つめている。 -
共感してしまう自分が辛い。
-
【本の内容】
若いのか、若くないのか。
シミなのか、クスミなのか。
あちらとこちらの間で揺れる、微妙なお年頃が40代。
恋にファッションに、いつまで現役であり続ければいいのかと、悩んだことはありませんか。
まだおばさんではないけれど、もう若者ともいえない…と悶々とする女性たちに、「痛くない」歳のとり方を明るく提案。
中年になりきれないあなたへ、うなずきと驚きが詰まった一冊です。
[ 目次 ]
痛い
髪
声
腹
口
性欲
旅
女性誌
言葉
服
恐さ
健康
IT
たるみ
冠婚葬祭
余暇
親
恋
友達
懐かしさ
[ POP ]
若者以上おばさん未満の40代女子が抱える身体や人間関係などの悩みを明るく描く。
「韓流スターに夢中になる主婦は誰にも迷惑をかけていない分可愛らしい」「元気に遊んでいる母親をあたたかく見守る」「不謹慎ながら喪服姿に色気が感じられたりする」とほのぼのさせたかと思えば、「セックスは『これが最後』と思って大切に」と微妙な年代ならではの切実さものぞかせる。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
身につまされそうで避けてきた。が、お、面白い!共感できて、くすりと笑ってしまう。特に「女性誌」という章がオススメ。
40代の目線から書かれているが、どれも身近。また、わからないものは、これからわかるようになってしまうのだと、ザワザワする。