午後の音楽 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 183
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087467109

感想・レビュー・書評

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  • ありがち恋愛小説。結ばれてはいけない関係。惹かれ合う二人…最後は結ばれずそれぞれの道へ。
    離婚し子どもも一人前になってるので、主人公の女性は恋愛解禁してもいいけど、男の方!お前、子供が小学六年生なら育児に参加しろや。恋愛してる場合じゃねえ。結論としては登場人物が全員イマイチ。

  • せつなーい。

    ほんとにせつない大人の恋愛物語。

    義弟と義姉との禁断の恋愛。

    すべては、メールのやりとりでストーリーが進んでいきます。

    読み終わった後、ホッとするラストです。

  • 新しいレイアウト?なのは良かったけど、なんか物足りない・・・

  • ひょんなことからメールを通じて精神的な繋がりを深めていく由布子と龍士郎。
    二人の関係は義きょうだい。妻の姉、妹の夫。


    絶対的なキーとなるのは由布子の妹であり龍士郎の妻である美晴です。
    本作は主人公2人のメールのやり取りでのみ展開していくため、美晴を含め第三者の意識が介在しません。
    それにより美晴の存在が読者にとっても完全なる悪役として映ることで2人の恋愛が正当化されていきます。


    などと書いてはみたものの実際の恋愛もそうであるはずで、だからこそ不倫は2人だけの世界に没頭しやすいのかなと。
    あぁこわい。


    内容が云々よりも、2人のメールが長すぎてそこにリアルを感じられませんでした。ありえないでしょ!

  • 妹の旦那との秘密のメール。

    ラストは「そうでしょうね~」と言った感じでしたが
    読んでいる最中、結局
    妹と父親に対する悪口合戦(オブラートには包んでいますが)
    になっているようで私まで妹に腹が立ってきた(笑)
    期待しすぎた感じで★2です。

  • メールで始まる恋。
    誰かのメールボックスを盗み見ちゃってる感覚笑。2人とも言葉がきれい。
    言葉って力があるから、こういう始まりはよくわかる。だんだん近づいてく感じ。新鮮でおもしろかった。
    プラトニックだからこそ強いし、きれい。
    でも不倫だからなぁー笑(´Д` )

著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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