- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087467772
作品紹介・あらすじ
戦国の気運高まる室町末期、自らの力だけを頼りに各地を転戦する傭兵集団がいた。その名は「蛇衆」。頭目の朽縄をはじめ、6人は宗衛門老人の手引きで雇い主を替え、銭を稼いでいた。九州のとある地方の領主・鷲尾嶬嶄に雇われ、目覚ましい働きを見せた。だが、鷲尾家は血で血を洗う激しい跡目争いの渦中にあった!比類なき臨場感のノンストップ活劇時代小説。第21回小説すばる新人賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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登場人物が多く、読み終わった時に全体を理解した。もう少し説明があっても良かったかも。人物と獲物と得意技の区別が付きませんでした。ごめんなさい。
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それぞれのキャラ設定、流れや戦闘シーンはワクワクさせてくれる。終盤の展開はありがちであるが、前半のプロットが活かされているのでまあ由。プロ集団ならもう少しクールに、スカッと終わって欲しかったが、まあ続編を書かないつもりならこれでもいいかって感じ。著者は当初、漫画家を目指していたということなので、漫画や映像にした方が、この面白さが伝わったかも。
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2013.09.06
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躍動感溢れるアクションシーンが印象的。ストーリーラインも伏線も良かったけど、やっぱりどこか物足りない。どこかって考えてたら、キャラクターの心理描写に深みが足りないのかなって思った。今後に期待、でしょうね。
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キャラクターとか武器とか良かったんだけど…
あんなに死ななくてもなぁと思ってしまった。 -
内容はいいんだけど改行の多さが……。正直、非常に読み難い。ケータイで読むなら丁度良いのかもしれないけど、文庫でこの改行は……(汗)そればっかり気になってしまった残念な小説です。
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戦場での殺しを生業とし、国を渡り歩く「蛇衆」が、リーダーの出生の秘密と、ある国の兄弟間の諍いと戦にまきこまれ、知らず危機に巻き込まれていく、というストーリー。
最初は面白そうだったのに、最後はリーダーや仲間の敵打ちで死地につっこみ、結局一番下っ端しか生き残らず「おれが一人で頑張るぜ」みたいなラストになり、なんだかよくあるようなパターンに終わっちゃったなぁという印象。
よく言えば人間臭い、悪く言えば良くも悪くもプロがこんなんでいいのか?という感じ。
プロも人ってことなのか、なんだかんだで蛇衆も未熟だったのか。
あるいは、「蛇衆」が大切だからこその弱さだったのか。
まぁでも思っていたより楽しめたので☆4つ。
ラストが気にいらないのは多分好みの問題。 -
アクションがすごい。映像で見ているみたいな気分。