つるかめ助産院 (集英社文庫)

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著者 : 小川糸
  • 集英社 (2012年6月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087468465

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つるかめ助産院 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 妊婦とは、命を“育む人”。
    赤ちゃんが教えてくれることって沢山あるんだなと思った。産むことが出産の醍醐味じゃなくて、産むまでの長いプロセスが大切だと。

    十月十日かけて赤ちゃんが母親にしてくれることを忘れず、私も育んでいきたい。

  • あったかい空気感がどこまでも続くのが好き。色々な過去があって、色々なドラマがあって、それでも続く島の日常。島という閉鎖空間の文化をすごく暖かく肯定的に書いていたのがよかった。
    自分が妊娠出産を経験していたからこそ、その描写の細やかさに感動してしまった。自分も経験したこと、しなかったこと、丁寧に描かれていてじんわりしてしまった。
    人物名がみんなニックネームなのも好き。
    小野寺だけナゾ。

  • ほっこりあったかくなる一冊。人とのかかわりでストレスが溜まっている方にちょうどいいんじゃないかなーと思います。
    私も、パクチー嬢のおいしいフォー食べたい。おいしい料理盛りだくさんの本でした。

  • 【個人的感想】
    ・食堂かたつむりの後さようなら、私で小川糸を離れそうになったけどこの本がきて引き戻された
    ・やっぱりタイトルだけでは選ばないかも
    ・表紙の写真もなんとなく選ばないかも
    ・小川糸さんだから思い切って開いた
    ・やっぱり最後まで読んだら全部(タイトルも表紙もひっくるめて《ひとつの本》)好き
    ・これ読んでエッセイ読んだらちょっと種明かしがあって面白い

  • ほっこり。
    妊婦の時に読めばよかった〜。また妊婦になりたくなる…出てくる食べものや風景に憧れる。
    最後は?となったけど、ま、そんな事もどうでもいいか、と思えるくらい、何だか優しい気持ちになれるお話。

  • 私もつるかめ助産院で出産したい!何もない島には愛が溢れてる。
    この本を書くのに、参考文献の数が多いことにびっくり。一生懸命書いたことが、最後のページからすごく伝わってきた。

  • 離島にある助産院の話。産まれてくるときは大変で、死ぬときはあっけなくて、生きていくのは辛いけどご飯が美味しいのは幸せで、そうやって生の方を向いて生きていく人たちが描かれていました。

  • 読みはじめてすぐ、前回読んだばかりの「阪急電車」に続きまたもゼンマイが登場し、何とも言えぬ小さな嬉しさを感じた。

    季節外れの本を選んじゃったかなと思ってたけど、南の島の年末年始に当たり、これまたタイムリー。

    安西夫妻からの手紙、そこからの下りで涙が溢れた。娘を身ごもっていたときの産着を選ぶ気持ち、お腹に向かっての実況中継、疎ましく思ったこともあった実母の度を過ぎる買い物、そしてそれが大きな喜びの現れだったこと。。
    一気にいろんな感情が押し寄せてきた。

    時々、妊婦さんの感情や経過に「ん??」と思うとこもあったが、心地よさそうな妊娠ライフにこちらまでゆったりした気分になった。

    突然いなくなって突然帰って来た小野寺くんには不快感‼笑
    何してたの??何でいなくなったの?

  • 旦那さんが失踪し、旦那さんを探しに、行ったことがある、南の島に旅行に出かけ、アクシデントで、島に泊まることになり、色々な出会い経験をし、しかも妊娠していて自分の生い立ちが不幸と思って

  • 小野寺君どうしていなくなっちゃったんだろう。

    1年前は私も妊婦だったけど、こんなに赤ちゃんのこと考えてなかったなぁ。
    優しい良い本だった。
    お腹から出てきた子を大切にしようと思う。

  • 都合がよすぎたり、えっ…と思ってしまうシーンもあるのだけど、物語の中の時間を感じたり、でてくる料理にうっとりしていると、読んでよかったな、という気持ちになる。
    妊娠中に読めて良かった。

  • 命を宿し、命を育て、命を産むということ。知っているようで実はよく分かっていなかったその偉大さに触れることができる一冊。

  • 「大きい木には大きな影ができるし、小さい木には小さな影しかできないの。亀子は誰が見ても大きくて立派な木よ。でも、あんなに明るくて元気だからこそ、その内面に真っ黒い影を包んでいるのかもしれない。」

  • 捨て子で有る事を心の傷として生きてきた主人公が心の支えとしてきた夫が失踪する。もしかしたらと思い想い出の南の島に探しに訪れる。夫は見つからず途方に暮れるが、つるかめ助産院と出会い自分が妊娠している事を告げられる。
    一人で産み育てる事を決意するが、つるかめ助産院で出会った大事な人々たちの優しさで次第に自分を肯定し、子供を産む事に前向きになって行くのでありました。そんな時に有る哀しい事件が。。。

    とっても癒される話でした。ファンタジーみたいなものですが自分ももし妊婦だったらこの助産院で産みたい!!と思いました。

  • ほっとしたいときに読んでほしい。

    南の島らしく、あたたかーい本。
    辛くて変えられない過去をもっている登場人物たち。
    一人では弱いしもろいけど
    みんながいるから前に進めるんだと気付かされる。
    支えてくれる周りの人たち、
    たとえ理想的な親じゃなくても
    十月十日もお腹の中で守ってくれた母親、
    いま自分が生きていることを
    当たり前だとおもってはいけないなと。
    そして、せっかく生まれたのだから
    自分らしく楽しまなきゃ!と思えます。

  • こんな環境でマタニティライフを送ることができたら幸せだなと思う。
    突然の小野寺君がちょっと興ざめした。

  • ドラマを思い出す。ドラマとは結末が違うんだな。
    小野寺くん・・・何してたんだろう。

  • 沖縄行きたーい! と思う。

  • いやー、さらっと読めたな。最近文学全集とか読んでたせいか、重さが全然違う。いろんな意味で、やさしいお話。

  • 訪れた島の助産院で妊娠が分かった女の人のお話。
    2016/7/14

  • 感情は、あっちに行ったりこっちに行ったり、少しも休むことを知らない。

  • 心がほっこりとあたたかくなるお話。
    自分も地に足をつけてしっかり「生きて」行きたいと感じさせられました。
    お料理の描写も素敵で、「食堂かたつむり」も読んでみたくなりました。

    ただ、最後の小野寺くんの登場は、正直いらないのでは?と思ってしまいました。
    あまりバタバタと話が進みすぎて、あれ?あれ?と思ってるうちに終わってしまった感じ。
    辛い過去もあるけれど、生まれてきた命を守りながら、先生と島の人たちと共に生きていく決意をする…みたいなラストの方が、個人的にはしっくりくるかも。

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つるかめ助産院 (集英社文庫)の作品紹介

夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる。家族の愛を知らずに育った彼女は新しい命を身ごもったことに戸惑うが、助産院で働くベトナム人のパクチー嬢や産婆のエミリー、旅人のサミーや妊婦の艶子さんなど、島の個性豊かな仲間と美しい海に囲まれ、少しずつ孤独だった過去と向き合うようになり-。命の誕生と再生の物語。

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