楊令伝 15 天穹の章 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087468656

感想・レビュー・書評

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  • 13巻以降、水滸伝から再読して、やっと最終巻を読了。14巻からは闘いの連続。ページをめくるのがもったいないと思いながらも、加速装置を押したかのように、一気に最後の一行にたどり着きました。ホント、読んで大満足です。岳飛伝の文庫化までには、また再読必須です。

  • 「楊令伝」ついに完結!
    おそらくこのラストには賛否両論あるでしょうね~。
    何て言えば良いのでしょう。虚しい、儚い。でも美しいのですよね。

    さらに「岳飛伝」へと続く事が分かっているのだから、
    何となく展開は読めてはいたので、心の準備はできていたのですが…
    それでも、最後は涙が止まりませんでした。(感涙でもあるけれど)

    また「水滸伝」から読み直したら、違うものが見えてきそう。
    北方先生、素敵な物語をありがとう!!「岳飛伝」も楽しみです。

  • 最終巻を手にして読み始めるまで誰が死んでくのかどうなってくのか、怖くてたまらなかったけど、ついに読んだ~。うわあ~~~ん。
    ついに終わってしまったあ~。長かったあ~。途中で読むのにつかれてつらいときもあったけど、ホントはホントに大好きでした。

    終わっちゃった。けど大好きな史進がいなかったらここまでこれなかったかも。北方先生ありがとう~涙です。

  • 楊令伝読み終えた、うーん、水滸伝より人に勧めにくいと言うのが本音。もう一度読み直せば、感想変わるかな。

    岳飛伝があることが分かっていたのも良くなかった。だって、絶対岳飛死なないもの。その代わりに、花飛麟とか武松とか宣賛とか、もちろん楊令とかそれで良いのか?とね。

    全体的に、有名武将の子供が強く、なんか李英じゃないけど、妙に不満だった。

    いかんな、良くない不満だけになってしまう。少し間を置いて、読み直そう。

  • ようやく終わった。北方三国志は傑作だったし、楊業伝も良かったし、水滸伝も面白かったのだが、楊令伝はジジイの○ナニーに付き合わされてる感があって、どうもダメだった。岳飛伝はどうなんでしょうね。

  • こんな最終章、想像以上でした。
    呉用の覚悟、李父の暗殺、公孫正の死
    大洪水
    南宋とくに岳飛との息詰まる戦い
    金の裏切り、宣賛の死
    そして・・・

    思わずハードカバーの岳飛伝1巻を買ってしまいました。

  • 楊令伝もついに完結です。 フィクションであるのは知りつつ、余りにも生き生きしたキャラクターの生死に引き込まれました。 続編の岳飛伝を文庫本で読むのは数年先ですが、待ち遠しいですね^^

  • ついに完結!
    さぁ、次は岳飛伝だ!

  • うーーーん、ちょっとすべてが中途半端だったか。
    新しい登場人物に水滸伝より思い入れが入りにくかった・・・・。
    登場人物が多過ぎて・・・。
    詰め込み過ぎか・・・。
    岳飛伝。読むのどうしようかなー?

  • どのような結末になるのか、ハラハラどきどき頁をめくって行った。最終巻である以上、楊令は無事ではないだろうという予感はあったのだが、意外な最期に唖然とした。それは、あまりにあっさりとした死であった。読者は、見事に騙されてしまった。無事であってくれという、一抹の期待も裏切られてしまった。でも、なぜか、清々しさが残った。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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