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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
ジャンヌ・ダルクと出会ったことで、
人生を大きく変えていく男の物語。
同じ段落で語り手(視点)が変わる場面があって
読みにくい部分があります。
またこの作品のせいではありませんが、
当時フランスの人名は同名が多いので
人物を把握するのもかなり大変です。
そのあたりの歴史的背景の描写は読み流してしまいました。
ともかく主人公ピエールが魅力的で好感がもてる。
ジャンヌ・ダルクが滑稽なまでに無垢で、何も知らない田舎娘なのも特徴。
最終的な感想は下巻で。
この作家の作品は初めて読む。前半部分はどうにも生臭いシーンが多くて閉口したが、戦いが始まるにつれてどんどん面白くなった。あくまでもファンタジーとして読むべきなのだろうが、虚構と現実の取り混ぜ方が絶妙で楽しかった。ジャンヌダルクが悲劇的な死を迎えることは知っているだけに、そこへ向けてどうストーリーを膨らませていくのか。下巻が楽しみだ。
欧州15世紀の100年戦争。ジャンヌダルクと傭兵ピエールとの甘く切ない恋の物語。後半に期待。
佐藤賢一氏の最高傑作。英仏百年戦争に題材を採った歴史小説です。傭兵ピエールとジャンヌ・ダルク、二人の関係から目が離せずに一気に読了しました。
上巻の最後は七人の侍風?前半のろくでなしピエールに我慢してつきあった、その後には、上質な物語が待ってました。
これなんてエロゲ?拾った農民娘を磨いたら珠玉だったけど、主人公が恨みを買ってレイプされて焼き殺される話。
俺の名前はドゥ・ラ・フルトの私生児ピエール。泣く子も黙る傭兵隊「アンジューの一角獣」のボスさ。西に戦争があれば今日沈む太陽よりも速く駆けつけ、東に富ある村があれば、略奪、強姦の限りを尽くしてやる。ところが、最近隊の様子がちょこっとおかしい。家庭的雰囲気ってやつか?攫ってきたはずの女どもが隊に妙になじんじまって、やりにくいったらありゃしねえ―。 後に百年戦争と呼ばれたフランスとイギリスの争い... 続きを読む »
ジャンヌダルクを愛した傭兵ピエールがジャンヌのピンチを援けながら,イングランド軍のフランス侵略からフランスを守っていく物語。をほとんど創作に近く,時代小説としてとらえればとても楽しく読める。ただ,下巻前半部分はややえげつない記述が多くなっているので,そこは・・・。読むにつれて物語に引き込まれていくが,結末が何となく予想できるので,そこはNG。その他,これが史実に近ければ星4つだった。
全2巻
今すごく気になってるジャンヌ・ダルクがヒロインとの情報をいただいたのでチェックしなければ、と!
漫画版もあるそうですがあえて本で。
ジャンヌ・ダルクと傭兵部隊「アンジューの一角獣」を率い闘ったピエールのお話
シャルル7世戴冠後、ジャンヌがどーなるか!ピエールは!?って感じで一気に読んだ
ピエール率いる「アンジューの一角獣」のメンバーが個性的その女房衆もまた個性的
漫画版も出てますが漫画版は後半が一足飛びだったのでこちらがおすすめです
ジャンヌダルクの話です.
貴族の血をひきながらも傭兵に身を落としたピエールと
神の声を聞きフランスの危機を救うジャンヌのお話.
歴史にIFを書いている作品です.
個人的には会計係のトマさんが好きです.
読書をほとんどしなかった高校時代、例外的に読んだ作品。
著者については全然知らなかったが、あらすじを読んでジャンヌ・ダルクものだと知って購入しました。
佐藤賢一初期の傑作といってよい、読み出したら止まらないエンタメ長編。
彼の小説に共通するのは、(語弊があるかもしれないが)男が男らしく、女が女らしく描かれていること。
ステレオタイプなジェンダー観というわけではなく、男の弱さ、女の強さ、男であること/女であることの哀しみが実に巧みに描かれているというか。
とにかく血の通った人物描写に唸らされます。
それと、熱意と失意、希望と絶望のさじ加減が絶妙なんですよね。
基本的にハッピーエンドが多いと思うのですが、どうしても一抹のほろ苦さが漂うところがまた堪らないです。
本書では兄弟の確執、傭兵仲間の心変わりなど、濃い人間ドラマが印象に残りました。
当然、佐藤賢一ファンになりましたよ。
もしも、彼女が、生きていたら…? 15世紀、フランス。 時は英仏百年戦争の真っ只中。 気鋭の傭兵隊長ピエール。 人殺し、略奪、強姦。どんな悪事も平然としてやりまくった彼は、ある日ひとりの女と出会った。 彼女の名は、ジャンヌ・ダルク。 その時、彼の中の何かが変わった。 オルレアン攻防、ランス戴冠式、離別、魔女裁判、逃避行… そして、彼は、彼女は… ... 続きを読む »
十五世紀、百年戦争下のフランス。王家の威信は失墜、世には混沌と暴力が充ち、人々は恐怖と絶望の淵に沈んでいた。そんな戦乱の時代の申し子、傭兵隊を率いる無頼漢ピエールは、略奪の途上で不思議な少女に出会い、心奪われる。その名は―ジャンヌ・ダルク。この聖女に導かれ、ピエールは天下分け目の戦場へと赴く。かくして1429年5月6日、オルレアン決戦の火蓋は切られた…。
城、要塞、都市。そのいずれも降伏の印は、開門することだった。開門して敵軍の進駐を許すこと、それは屈辱に満ちた無惨な敗北である。なのに女の仕組みは開門なしには始まらない。ならば泣き叫ぶことこそ道理なのだ。ところが、どうにかすると喜ぶじゃないか。敗北することをもって、喜びとする。敗北し、門をこじ開けられ、侵攻を許すことが、女たちの快楽だった。(p.147)
ようやっと読了…!でもまだ下巻がぁ〜。 ジャンヌ・ダルクが有名な英仏の百年戦争下、傭兵隊「アンジュールの一角獣」のシェフ、ピエール(ドゥ・ラ・フルトの私生児ピエール)を描いた物語。 その当時の風習などを織り込みながら、ピエールが魅力的に描かれていて、面白い。 当初、ラ・ピュセル-ジャンヌ・ダルクとの絡みの話かと思ってたけど、どうやらそうじゃないらしい。 根無し草の傭兵家業が、どうやらさらっ... 続きを読む »
15世紀、百年戦争後記のフランスが舞台。上巻では傭兵部隊を率いるピエールの人間性が中心に描かれ、下巻ではジャンヌ・ダルクとピエールの関係を中心とした話が書かれている。
西洋時代小説という一つのジャンルを切り開いた作家らしく、人物や時代背景などを上手く描いている。ただ、難点は上巻の前半部分が説明的な文章が多く、入り込みにくい。時代小説の宿命とは言え、そこをうまく書ければ更に面白い話になると思う。






