私何だか死なないような気がするんですよ 心とからだについての282の知恵 (集英社文庫)
- 集英社 (1999年6月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087470604
感想・レビュー・書評
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老いていくことにマイナスイメージを頂きがちだが、宇野千代さんの98歳になっても前向きで明るい考え方に、老後への恐怖心が少し和らいだように思います。
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この本を出版した半年後に筆者は98歳で亡くなった。
亡くなる半年前とは思えない前向きで明るい精神。
綿矢りさが勧めていたので読んでみた。こういう本が好きな人は生きる活力を与える本が書けるんだろう。
そこまで健康に気を使って長生きしたいか?と思ったけど、単に明るく生きたい人向けの実践方法が書かれている。
長生きの秘訣といっても、複雑な健康方法ではなく、前向きに考える、それだけ。すごいシンプル。あと、前向きに生きたいと本当に本当に思っているかどうか。
自己暗示とか、医者に言われたことをやり続けるとか、くよくよ悩まないとか。 -
96歳がここまでしゃんとしているのが信じられない
祖父母を見ていると特に。
こだわりながら、笑顔で、楽しく過ごす。悩むのを趣味にはしたくないものね。 -
宇野千代さん、かわいい人だね。でも、多分ものすごく芯の強いひとなんじゃないかと思ったよ。
人はなくなってもことばはいきつづける。
何か切なくなって泣いてしまったよ。
いいことばを使ってたのしく、いいことをひきよせたいと思ったよ。 -
健全な肉体は、健全な精神から。
何事にも感謝。
究極のポジティブシンキング。
宇野千代の言うことはあまりにもできすぎていて、私たちが完璧に実践するのは難しいかもしれない。
だけど、大切なこと。単純だけど、とても難しいこと。
人間は考え方、心の持ち方で幸せになったり不幸になったりするのです。……悩みや心配事から解放されるコツはこだわらないこと、これ一つです。ないと思えばないのです。(p80) -
辛いと思う事の中に体ごと飛び込んでいくと
辛い事に体が慣れて、それほど辛いとは思わなくなる。
他にも朗らかに長生きする宇野千代さんの
自然体の健康法がいろいろ載っているのだけれど
今の自分に一番じんと来たのはこの言葉。 -
老人となって忘れっぽくなるのは神のお恵み。人間いちいち自分の行ったことを憶えて生きていけるほど強くない。
「今、あなたの上に現れている能力は氷山の一角。真の能力は水中深くに隠されている」 -
ポジティブ思考の宇野千代さんのパワーはすごいですね
私とは目指す方向はちょっと違うけど
最近ただ人を批判するようなエッセイが多い中他人に対してそんな否定的はお話はしない
自分がこうありたいという前進的な姿勢に感銘します
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このばあさんは言うことが違います。