- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087471090
感想・レビュー・書評
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言わぬが花なんて、それが出来たらいいのになぁという理想形に違いないのだ。それを真に受けてなんでもかんでも言わない方が美しいと思ってる人はバカだ。あ……また言ってしまった。(中略)「言うべきことを大人のふりして、黙ってるなんて方がガキだ。その場を逃げてるだけで進んでいかない人はクソだ。バカだ。勇気のない人間は大人にはなれない」……ああ……また言ってしまった。せめてバカとかクソとか言うのは止めるようにします。はい、本当に。(文庫版あとがき より)
解説 / 香山 リカ
カバー / 水原 慧詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まあ、種類としてはエッセイなのですが、彼女の周りの人をこき下ろしています。<br>
あなたもこき下ろされる側かもしれません。それが不快に思えるなら読まない方がいいかも。<br>
また、そもそも、人をこき下ろしているのを不快に思う人もやめた方がいいかも。<br>
でも、これ読んで、溜飲が下がる人もいるかと思います。<br>
また、言うことに道理が通っているし、浪速特有のほのぼの感もあると思います。
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私は結構、面白く読めました。ただし、1996年の本ですので、時代背景はかなり古い物を感じます。 -
皆が見てみぬふりしてるような事を、ツッコミをいれていく筆者。おせっかいは承知してるけど、ほっといても改善されないから、とヨゴレ役(笑)をやってる訳で。読んでると「そうだ!」と拍手したくなります。