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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
うつくしくあわい。
透明な切なさ、苦さ、やさしさ。
「夏緑陰」
「栗樹―カスタネチア―」
が特に好み。
抜粋
窓に光る雨垂れは硝子の中から沸いてくるように見えた。
日本語の美しさ。
心情の描写が丁寧で心が震えるよう。
文字数少ない短編でこんなにも心が切なくなって涙が込み上げる話を書ける長野まゆみさんは本当に素敵だ。
長野さんの言葉、それはまるで鉱物のようだと時々思う。
無骨な漢字の殻の中に秘める奇跡の煌めき。
長野さんの手によって研磨された言葉を読愉しみ。
p11〔「静かなのはいいことだよ。声をはりあげなくたっていい。耳を澄ませば、いくらだって聞こえるんだから。」(鳩の栖)〕
短編5本。
『鳩の栖』はある少年の静かな一瞬。
『夏緑陰』は過去を見る話。
『栗樹』は好きな相手に程意地悪しちゃうあれ?←
しかし最後はなんだか涙が出てきました。
『紺碧』『紺一点』は『紺極まる』の過去です。
浦里、やっぱりお前もか。と言いたくなりました。浦里は天然物って意味がよくわかるよ…。義兄のことが気がかりで仕方ない感じ。
全体的に直接的な暗喩はありません。それっぽいな~と思う位です。匂わす台詞はあり。
*個人的に気になるもの。
漢字一字でひらがな三字の名前。
レモンの意味する所。
海の意味する所。
「栗木」が約一年前の模試に出題され、問題を解くのもそっちのけで夢中になって読んだ記憶があります
(超主観読みになって点数はボロボロでした……というか、完全に邪目線に陥っていたのだけれど)
どの作品の少年たちも「切ねぇ!」ですが、一番「切ねぇ!」だったのは真木君でした
淡々としているけど、優しい文章が印象的です
思春期の少年たちの、子供と大人の狭間の、揺れ動きやすい感情が素敵に描かれていると思います
BL、と言い切るまでではないけれど、淡い感じが好きです
長野さんの他の作品も、読んでみたいと思いました
教科書に小説が載るときって短くされると思うので、「鳩の栖」も短くなって掲載されたのでしょうか。 丸ままは・・・まずいと思うのですが(笑) 学年などにもよるけれど、小学校高学年以降ならわかる子はわかるでしょう。 いろいろ書こうとしたけれど、ややこしいのでやめます・・・。 この話から何を学び、それをどのように教えるようになっているのかわかりませんし、この話が教科書に載っているという... 続きを読む »
文章の清らかさのようなものがそのまま描かれている少年たちの清らかさに通じているような気がした。
彼らが人を思う気持ちが「自由」なのだろうか?
そこのところは私にはあまりピンと来なかった。
またいつか読み直してみたい。
短編集なのでさくさく読めました。
一作品一作品、切なかったり胸がきゅっとしたり…少年達の恋情と友情の狭間な雰囲気がとても大好きです。
「鳩の栖」「夏緑陰」「栗樹」「紺碧」「紺一点」と、大人にも子どもにもなりきれない少年たちの、かけがえのない一瞬を切り取った短編集。 相変わらず少年の描き方が独特で好きです。 雨の描写がとてもきれいで、夏の描写は涼しげで、食べ物の描き方もとても魅力的。 どの話も、この瞬間にしか感じられないものが詰まっていて、儚くて切ない。 「鳩の栖」の唐津と至剛の関係や「栗樹」の乙彦... 続きを読む »
もう一度、行きたかった。今、ほんとうにそう思ってるよ。
男の子の親友2人組って、女の子の親友2人組より相手のことをよくわかってて、
一緒に無茶したり、バカやったりできるから
ほんとうに羨ましい。
何かあったのか?って聞くくせに、
相手の返事を言葉じゃなくて表情でわかってたりする。
そんな、唯一無二の存在を得られるのは、
女の子より男の子の方が多い気がする…。
野球のピッチャーとキャッチャーみたいな。
長野まゆみさんの本は、癖があるけど好きで、忘れられない。
名前の付け方が好き。
カタカナを漢字にするとこ。
句読点の付け方。
古風なんだけど、現代っぽい感じとか。
やめられないのは、こういうのが好きだから。

長野まゆみさんの作品の中でいちばんお気に入り。





