青のフェルマータ Fermata in Blue (集英社文庫)

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著者 : 村山由佳
制作 : 香山 リカ 
  • 集英社 (2000年1月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087471496

青のフェルマータ Fermata in Blue (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 過去記録。7年前。
    大阪時代、住んでいたアパートの横の小さな本屋さんでフラッと購入。海の話がいいなと探していて。最初のシーンが海を感じる好きな感じだったと記憶している。
    2016/12/2記録

  • 良くも悪くも村山さんの作品って感じ。
    ムキムキ・マッチョな男と一見、貧相でか弱いカンジだけど芯は強い幸薄いカンジの女性とのあいだの恋。

    村山さんの作品を読み始めた頃に読めばもっと感動しただろうな。

  • 2015/3/31声の出ない女の子がオーストラリアでイルカを世話しながら、ほかの障碍者の世話もする本。そんなにえろいはなしにもっていこうとしなくてもいいのに。。。と思う部分もあった。

  • 登場人物が外国人だとやはり人物把握に時間を要します。ゲイリーの印象が物語の中で何度も更新されました。
    読んでいる最中、常に海、そして青を感じながら読み進めていましたが作中で一番印象に残ったのは
    ”淡いピンク色の小さな粒が無数にわき上がり、波の動きに合わせてゆうらりゆうらり揺れながら、海面へ向かって浮かび上がっていく。~中略~数億の卵たちがたゆたい、揺れ、音もなく、果てしなく浮かび上がっていく。風に散って舞い上がる夜桜を、スローモーションで見ているようだ。”

    このシーンです。一年に一度の特別な夜の描写ですね。グレートバリアリーフに起こるこの奇跡のような光景をぜひ目にしたいと思いました。

    読了後、非常に心地良くなりチェロの音を聴きながら南の島で海にプカプカ浮かびたいと感じる小説でした。

  • 正直つまらなくて、最後の方は斜め読みだった。
    イルカとの触れ合いや、オーストラリアの自然の描写、チェロの奏でる音など、文章はさすがに綺麗で情景が目に浮かぶようなのだけど、たぶんヒロインに魅力を感じられなかったのが、つまらないと感じた原因かな。
    両親との関係がうまくいかなくなり、声を失ったという経緯は同情できる部分ではあるけど……周囲から愛され大事にされ、おまけに恵まれた環境でイルカと遊びチェロを弾き……十分恵まれてるじゃん、と思えてしまいました。

  • 一緒にイルカと泳ぎたくなる小説。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    両親の不和、離婚から言葉を失った里緒は、治療に効果的だというイルカとのふれあいを求めて、オーストラリアの島にやってきた。研究所のイルカの世話を手伝って暮らす彼女に島に住む老チェリストJBが贈る「フェルマータ・イン・ブルー」の曲。美しいその旋律が夜明けの海に響いたとき、海のかなたから野生のイルカが現れて―。心に傷を持つ人々が織りなすイノセントでピュアな愛の物語。

    【キーワード】
    文庫・恋愛・海・イルカ・青春・オーストラリア

  • オチが納得できなくて「えぇー!?なんじゃそりゃ!?」となった。ゲイリー好きだったのになぁ…

  • この本の感想を言葉にしてしまうのがもったいないと思えるほどいろんな意味で美しい話だった。

  • 最後の最後で『えーっ!』と叫びました。

  • とにかく文章が美しい。女性にオススメしたい。

  • 静かな激しい嵐、という感じ。たぶんずっと好きな本だとおもう。

  • 衝撃的だった。
    生育歴ってすごく大事って思った。
    その方の今が、紐解いていける。
    そして、誰と出会い、何を与え、与えられるか。
    意味のないものは、一つもないと感じた。

  • 言葉を失った少女の成長とイルカ、音楽との出会い

  • えっ。終わり⁉ って感じでした。

  • 極上の時間だった。

    この本を読んでいると、たくさんの透明なもので心が満たされる。
    静かな海やどこまでも続く水平線、澄んだ空、深く優しいチェロの音色、イルカたちの眼差し。
    心の奥に傷をかかえながらも、痛くなるほど精一杯まっすぐに生きている人たち。

    海の向こうの小さな島に、こんな世界が広がっていると思うと、なんだか頑張れる気がする。

  • 青という色の持つ力は、計り知れない。
    透明で、深く、遠くて、温かいのに、冷たい。
    文字を追うだけで脳内にイメージが浮かぶ小説を久しぶりに読んだ。
    きっと〝りを〟は、青がとてもよく似合う。


    村山由佳イコール胸焼けしそうな激甘恋愛小説。
    そんな下衆なイメージを持っていたことを、本気で謝りたい。

  • 香山リカの解説に小説のポイントが要約されている。ごく普通の読み物として面白く読めるが。言葉を失った少女がイルカによる癒しを求めてオーストラリアへ。そこから彼女を取り巻く人々との関係が動き出す。言葉はなくても気持ちが通じたり、取り返しのつかない行動が人を傷つけてしまったり・・・。深いものがある。

  • とにかくイルカが好きだから、ただただよかった

    浮かぶ情景も綺麗だった

  • 小学校だか中学校の時だかあやふやだけど、ジャケット買い。
    月並だけどイルカが好きだったので、さぞかし瑞々しい青春ストーリーだろうと思って読んでみたら、相当エロくてびっくりした覚えがある。
    今思えば大人へのステップアップのきっかけになった本かも(爆

    ずいぶん昔に読んだのに結構内容覚えてます。
    主人公は声を失った女の子で、イルカセラピーを受けるためにオーストラリアに滞在。
    この人物背景からおとなしくて繊細な子なのかなと思ったけど、結構ギラギラしてる子なんだって思ったのが印象に残ってる。
    でも最後はいただけなかったなぁ。イルカ好きなだけにね。

    残念だったのは声を取り戻すシーンとかあっけなかった気がするなぁ。
    「えっ戻ったの?」って読んでて拍子抜けしちゃった。でも印象に残ってるけど。

    「お前の声、意外とアルトなんだな」って友人に言われるとことか。

    ドラマか映画にしたら面白いかも。

    関係ないけど、そもそもなんで主人公はオーストラリアなんかに行ったのでしょう?
    三宅島とか小笠原の方が癒される気がするけどなぁ。

  • 少し前に読んだが、
    いまだに海の青が脳裏に浮かぶ作品。

    透明感があって
    心にじわっとしみる感じが
    未だに忘れられない。

  • チェロの描写がとてもきれいで、音が聞こえてくるようです。
    単行本の方の表紙も青で統一されていて、とてもきれいです。

  • 青=海、フェルマータ=イルカの姿。精神的ショックから言葉を発せれなくなったリオが、野生のイルカを通じて、自我を取り戻していく。「イルカから癒しをもらう」という一方通行なアニマルセラピー的なものじゃなくて、心や身体をを通わせることに重きを置いている。

  • 野生の偉大さ。

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