しのびよる月 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087472806

感想・レビュー・書評

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  • 御茶ノ水署・生活安全課保安二係は斉木斉と梢田威だけの小世帯だった。小学校の同級生が御茶ノ水署で再会する。がき大将だった梢田が斉木をいじめた過去があった。それがいまでは斉木警部補と梢田平刑事。復讐に燃える斉木は、ことごとく梢田の出世を妨害し、日常業務に文句をつける。口論しながら推理も続け、神田お茶の水界隈の難事件迷事件を解決していく。ユーモア・ポリス・ストーリー。

  • ミステリーに出てくる刑事や警察は、正義感がものすごい強くて、っていう市民の代表も代表のようなのが多いしし、汚職に絡んだとしても、ちゃんとそれを摘発するような正義感を持つ警察が登場するんだが、

    この二人。

    小学校の同級生で、仲悪い。
    ついでにやる気ない。
    とりあえず、パッパッと解決して帰ろーぜ。

    みたいな二人が解決する事件。

    なかなか見ものです。笑笑

    うっかり事件に関わっちゃって、ちゃっかりいいとこまで追い詰めちゃう、そんな二人が面白いです。笑笑!!!!!!

    肩の力抜いてよめるミステリー!!!!!

  • 2001年刊行。「ホモ」「年増」(38歳設定で)記述有りの為、途中離脱。KN

  • これがシリーズ第一作目なのかな。

  • 逢坂剛さんの作品を初めて読みました。『百舌』をドラマで見ていたので(小説では未読)あまりに作風が違うのでビックリ。でも、面白かったです。『御茶ノ水署シリーズ』これからまだまだ楽しみです。

  • 短編にも手を抜かず、冴えを見せる技量はさすがです。
    6編の内、表題以外の短編が秀逸。

  • 個人的にはどうもこの斉木&梢田コンビが好きになれませんでした。
    そのせいか物語に没頭するとこまでいけなかったのが残念です。

  • このシリーズ、読んでるとクセになる。

  • きっと、好みの問題なんだろうな。
    この警察小説。

    私は結構固めの、まじめな感じの方が好きらしい。
    なので、この手のユーモアストーリー?はだめだ・・・。

  • 短編連作
    刑事コンビの話 趣旨がよくわからなかった

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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