- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087472998
感想・レビュー・書評
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わたしを救ってくれたさくらももこさん。「もものかんづめ」は原点としてとっても大切な作品です。いつも幸せな笑いをくれ、切なく思わず涙ぐんでしまうようなお話が入っている、さくらももこさんのエッセイが大好きです。いつまでもわたしのバイブルです。本当にありがとう。
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さくらももこさんのエッセイ。これは爆笑モノです。
さくらももこさんの、笑いのセンスは、私の知る中では、お笑い芸人や漫才師、落語家も含めて、トップクラスにランクインしますね。
本を読んで、笑いで涙を流せる本はそうそうないと思いますが、この本はそのうちの一冊です。
記憶をたどれば、浅田次郎さんの「勇気凛々ルリの色」を読んだ時に、腹がよじれるほど笑った記憶があるが、本書はそれに勝るとも劣らないインパクトがあった。
マンガ「ちびまる子」に、そのセンスは発揮されており、マンガでも笑わされることしばしばだが、エッセイとなるといったん読んでから自分の中で映像を浮かび上がらせなければならない。
ところが、この本は読んだ瞬間から、次々とオモロイ映像が浮かんでくるのだ。頭の中でその映像が完全に出来上がる前に、すでにもう笑いがこみ上げてきて、映像が完成したころには、涙が2、3本流れている(笑)。
エッセイは、いくつか収められているのだが、その一本、一本で必ず吹いてしまう。完全に笑いのツボをおさえられている。恐るべし。
さくらももこは、文章でもマンガを書くことができる天才と言いたい。 -
漫画同様、面白いエッセイ。
小さい頃からさくらさん、大物だったんだな。
深刻なこともさくらさんにかかれば小噺になりそう。
さくらさんの作品に触れると、肩の力を抜いて生きようと思える。
「どうせ死ぬんだから楽しもうよ」と。
米津ならぬ「米酢」、水谷豊が出てきて嬉しかった! -
#読了 2024.3.23
1991年もものかんづめ
1992年さるのこしかけ
1993年たいのおかしら
と当時小学生だった私でも覚えているくらい人気だった大ベストセラーエッセイ。でも当時は読書感想文のとき以外に読書する習慣が無かったので読まずにいた。
重たい作品の合間に、疲れた人生の合間に。
うっかり屋で空想癖があり楽して生きたいタイプだと、本来のほほんとした性格になるかなぁと思いきや、実は冷静で皮肉屋さん。日々の小さな出来事も大きな出来事も、独特のシニカルな思考で、驚愕したり心配したり絶望したり辟易したり。出来事や人間への洞察力とワードセンスが光る言語化が素晴らしい。
「あたしゃラクして生きたいよ」って割には、出来事を真正面で受け止めて心をフル回転させるさくらももこが好きです。
あと、
根も葉もないことを週刊誌に書かれるとさすがのさくらももこ先生も怒るんだなぁと思った(笑)
対談で「150歳まで生きたい」と言っていて、53歳で亡くなられたことを思うと切なくなりますね。
対談も面白かった。ただ、対談相手の土屋賢二教授(哲学者)が気になった。さくらももこ先生相手に結構無神経な言葉ぶつけてて、あまりいい気分しなかったけど、さくらももこ先生自体は土屋さんが大好きみたいで、信頼できる関係性がきっとあるのだろうなと思った。土屋さんの本も面白いとのことなので読んでみようと思う。
◆内容(BOOK データベースより)
「こんなにおもしろい本があったのか!」と小学生からお年寄りまでを笑いの渦に巻き込んだ爆笑エッセイの金字塔!!著者が日常で体験した出来事に父ヒロシや母・姉など、いまやお馴染みの家族も登場し、愉快で楽しい笑いが満載の一冊です。「巻末お楽しみ対談」ではもう一度、全身が笑いのツボと化します。描き下ろしカラーイラストつき。
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初めてエッセイを読みました。その中でも、さくらももこさんのエッセイは面白いよと聞いたのでこの作品を…
エッセイって、こんなに面白いの???
今まで食わず嫌いできたことを悔やんでいます
それくらい面白かったです!
友蔵ってアニメの感じと違ってるのね笑
さくらももこさんのエッセイ、もっと読みたいと思いました
読んでみて良かった〜 -
声に出して笑った本。さくらももこワールド好き。
本が苦手な人も読みやすい初心者向けの本。 -
さらっと読めた。毒舌だな〜とかクスッと笑えるな〜と言う場面が所々あった。
メルヘン扇を読んでびっくり。気持ちは人それぞれだし否定はできないけど、わたしはアニメのおじいちゃんが好きだったので、ショックが大きく共感できなかった。 -
久しぶりに読み返した 二度読む本は珍しい