プリズンホテル 1 夏 (集英社文庫)

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著者 : 浅田次郎
  • 集英社 (2001年6月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473292

プリズンホテル 1 夏 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「奥湯本あじさいホテル」
    ここは任侠団体専用ホテルであり、「プリズンホテル」と呼ばれる。
    叔父が経営するこのホテルにやってきた作家・木戸孝之。
    様々な事情をかかえるホテル従業員。
    「プリズンホテル」と知らずにやって来た宿泊客。
    なかなか面白かったのですが、木戸の言動がどうにも…
    好みでないというよりも、嫌気がさすというか…
    第2弾にも木戸が登場するのか?
    手を出すかどうか、迷ってます。

  • 浅田次郎のコミカル小説、プリズンホテルシリーズの第1巻。

    極道小説で売れっ子になった作家・木戸孝之介は驚いた。
    たった一人の身内で、ヤクザの大親分でもある叔父の仲蔵が温泉リゾートホテルのオーナーになったというのだ。
    招待されたそのホテルはなんと任侠団体専用。人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ―。
    熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家…不思議な宿につどう奇妙な人々がくりひろげる、笑いと涙のスペシャル・ツアーへようこそ

    「木戸孝之介」は、まさに浅田次郎自身をモデルにしているのかな?浅田次郎の人生経験の豊かさが、小説の厚みを支えていると思った。

  • 1~4巻一気に読んで、4巻で先生に感情移入しすぎて号泣。。。

  • 久しぶりの小説。
    おもしろく読みました。
    怪異現象にはあまり興味がないので
    幽霊部分はおもしろくないですね、

    これがファンタジーでゴーストが出てくると
    それは一つのエッセンスとして楽しめますが。

    だめですね、男はどうしても任侠にあこがれるところがゼロではありません。
    もっとも良いところしかみないので、
    決してあってはならない貸し借りやしがらみを棚に上げてしまうのです。

    主人公はかなり偏屈な男として書かれています
    似てるような似てないような似てるような。

    結構一気に読めました、気軽に読める一冊です。

    解説にある、浅田作品は女性に覚悟を求め男性に勇気を求めるってのは分かりませんでしたが、、、

  • ヤクザの親分がオーナーのリゾードホテル「奥湯元あじさいホテル」またの名を「プリズンホテル」ハチャメチャだけれど、笑いあり、涙ありの良い話?(^o^;)お風呂もお庭も良い雰囲気のホテル♪しかし観光協会にオススメされても泊まりたくはないなぁ(--;)でもホテルでちょっと働いてみたい気が…(^^;)

  • オフ会以来気になる作家さん。読友さんのレビューも楽しそうだったので読んでみました♪この方の暴力表現はもう付き物なんでしょうか…のっけから殴る描写は「あ~…」という残念な感じ。ですが任侠の方達の律儀さに、くすくすっと笑えるところがたくさん。怖いんだか、丁寧なんだか、肝が座ってんだか、なんだかもう。笑。リゾットと雑炊の言い合いには爆笑。どっちでもいいんで…いや、両方持ってきてください!!こんなホテルにうっかり泊まったら私なら逃げます。観光協会も紹介するなんて適当すぎ。でも何となく皆落ち着きましたね♪秋も読もう☆

  • 予想の斜め上をいく面白さ。
    最初は主人公らしき偏屈小説家が偏屈っていうよりただのクズで、どうなのコレ⁉︎どうなるの⁉︎って思っていたけど
    章ごとに視点が変わり、少しずつ物語に馴染んでいった。
    に、しても、どの登場人物も一筋縄ではいかない曲者ばかり。
    そもそものホテルが、
    奥湯元 あじさいホテルという正式名称を無視して、地元住民からはプリズンホテルと呼ばれる、ヤクザがオーナーの"任侠団体専用ホテル"
    オーナーが大親分なので、泊まりの(任侠団体)客は従業員にも頭が上がらないとか、宴会の片付けを客の若衆がやるとか、ホテルの常識は通じない。
    時々来るという一般の客も、偏クズ小説家だったり、横暴な夫とこっそり離婚手続きを進めている妻とのフルムーン旅行だったり、心中場所を探して流れ着いた家族連れだったり。
    大手有名ホテルチェーンから出向という名の左遷で飛ばされてきた熱血支配人と天才シェフのキャラクターもイイ。
    幽霊の存在をやんわり匂わす、かと思いきや、普通に存在してるわ意思の疎通ができるわ、もうずっとにやにやしっぱなし。
    浅田次郎ってこういうのも書くんだねぇ、としみじみ思った。
    よく考えたらほとんど読んだことないんだったけど(笑)鉄道員と地下鉄にのってのイメージだったからちょっと意外で。
    しかもクズ小説家、マザコンこじらせただけだったみたいな展開になってきて、最後少し泣かされた。とはいえこの男、好きにはなれないなぁ、、、と思ってたら作者を投影したキャラっぽい。性格は別かもしれないけど。
    1番かっこいいのは大親分の木戸仲蔵だねー、漢の中の漢って感じ。
    2次元の任侠はヒーローぽくて嫌いじゃない。
    関東桜会は薬も殺しもやらないらしいし。

    シリーズものの第1作目ってことで、秋・冬・春と続くみたい。
    続きも今度借りてこよう。


    ※追記
    ひとつ?だったのは、政男が引き金を引いた理由。
    あれは清子を自由に(自分に気兼ねなく小説家のもとへ行けるよう)してあげるためってこと?
    どう考えても政男との暮らしの方が精神的には幸福だと思うんだけど・・・あぁ、家族を養わなきゃだからか。
    あと、他の方のレビューにもあるけれど、離婚届けを破いた奥さん、本当にいいの?て思った。根本的には旦那は何も変わってない(笑) ただ、自分が知らない良い一面意外な一面が見えたというだけ。妻への態度はひどいもんですが。それでも、今後は大人しく付き従わずに旅の間の様にガンガン言い返していけば良いのかな。

  • 女性に暴力ふるうなんて、たとえどんな理由付けされても許し難い小説家。だけど日記つきつける終盤にはほろっと来た。そして任侠ヤクザの集うホテル。プリズンて、そういう意味だったのね。ホテルの常識が通用しない、ヤクザならではのおもてなし。カタギの支配人が、また良いですな。仲おじが格好いい、けどただ格好いいというわけでもなく。一家心中した前経営者たちへの鮎尽くし、あれは良かった。ラストの離婚届紙ふぶき、絵はきれいだけど、奥さんには決意を貫いてほしかった。なんでこう、女は男を許さないといけないんだ?と。甘い。

  • おもしろかった。

    主人公の男がどうしても好きになれなかったけど読み続けられたのは、話が面白かったからなのか、何だったんだろう。
    ああいう男って好きくない。

    でも!
    最後まで読んで、最後に主人公が大好きになった。

    現実もそうなんだろうな、簡単に人のこと毛嫌いするものじゃないなと思った。今更だけど、勉強した。

  • 浅田次郎をローラー中。プリズンホテル1(夏)。会社の方の勧め。プリズンホテルは全部読むと良さが分かるとのこと。
    実の母との別れ際の約束を守り日記を書き続け、訴える場面のくだりがいい。 愚直にも継続することが、如何に大切であることがこの年になって分かる。

    軽い小説なので、一気に4まで読むつもりです。

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極道小説で売れっ子になった作家・木戸孝之介は驚いた。たった一人の身内で、ヤクザの大親分でもある叔父の仲蔵が温泉リゾートホテルのオーナーになったというのだ。招待されたそのホテルはなんと任侠団体専用。人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ-。熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家…不思議な宿につどう奇妙な人々がくりひろげる、笑いと涙のスペシャル・ツアーへようこそ。

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