プリズンホテル〈1〉夏 (集英社文庫)

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著者 : 浅田次郎
  • 集英社 (2001年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473292

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プリズンホテル〈1〉夏 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「奥湯本あじさいホテル」
    ここは任侠団体専用ホテルであり、「プリズンホテル」と呼ばれる。
    叔父が経営するこのホテルにやってきた作家・木戸孝之。
    様々な事情をかかえるホテル従業員。
    「プリズンホテル」と知らずにやって来た宿泊客。
    なかなか面白かったのですが、木戸の言動がどうにも…
    好みでないというよりも、嫌気がさすというか…
    第2弾にも木戸が登場するのか?
    手を出すかどうか、迷ってます。

  • 浅田次郎のコミカル小説、プリズンホテルシリーズの第1巻。

    極道小説で売れっ子になった作家・木戸孝之介は驚いた。
    たった一人の身内で、ヤクザの大親分でもある叔父の仲蔵が温泉リゾートホテルのオーナーになったというのだ。
    招待されたそのホテルはなんと任侠団体専用。人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ―。
    熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家…不思議な宿につどう奇妙な人々がくりひろげる、笑いと涙のスペシャル・ツアーへようこそ

    「木戸孝之介」は、まさに浅田次郎自身をモデルにしているのかな?浅田次郎の人生経験の豊かさが、小説の厚みを支えていると思った。

  • 1~4巻一気に読んで、4巻で先生に感情移入しすぎて号泣。。。

  • 久しぶりの小説。
    おもしろく読みました。
    怪異現象にはあまり興味がないので
    幽霊部分はおもしろくないですね、

    これがファンタジーでゴーストが出てくると
    それは一つのエッセンスとして楽しめますが。

    だめですね、男はどうしても任侠にあこがれるところがゼロではありません。
    もっとも良いところしかみないので、
    決してあってはならない貸し借りやしがらみを棚に上げてしまうのです。

    主人公はかなり偏屈な男として書かれています
    似てるような似てないような似てるような。

    結構一気に読めました、気軽に読める一冊です。

    解説にある、浅田作品は女性に覚悟を求め男性に勇気を求めるってのは分かりませんでしたが、、、

  • ヤクザの親分がオーナーのリゾードホテル「奥湯元あじさいホテル」またの名を「プリズンホテル」ハチャメチャだけれど、笑いあり、涙ありの良い話?(^o^;)お風呂もお庭も良い雰囲気のホテル♪しかし観光協会にオススメされても泊まりたくはないなぁ(--;)でもホテルでちょっと働いてみたい気が…(^^;)

  • オフ会以来気になる作家さん。読友さんのレビューも楽しそうだったので読んでみました♪この方の暴力表現はもう付き物なんでしょうか…のっけから殴る描写は「あ~…」という残念な感じ。ですが任侠の方達の律儀さに、くすくすっと笑えるところがたくさん。怖いんだか、丁寧なんだか、肝が座ってんだか、なんだかもう。笑。リゾットと雑炊の言い合いには爆笑。どっちでもいいんで…いや、両方持ってきてください!!こんなホテルにうっかり泊まったら私なら逃げます。観光協会も紹介するなんて適当すぎ。でも何となく皆落ち着きましたね♪秋も読もう☆

  • 予想の斜め上をいく面白さ。
    最初は主人公らしき偏屈小説家が偏屈っていうよりただのクズで、どうなのコレ⁉︎どうなるの⁉︎って思っていたけど
    章ごとに視点が変わり、少しずつ物語に馴染んでいった。
    に、しても、どの登場人物も一筋縄ではいかない曲者ばかり。
    そもそものホテルが、
    奥湯元 あじさいホテルという正式名称を無視して、地元住民からはプリズンホテルと呼ばれる、ヤクザがオーナーの"任侠団体専用ホテル"
    オーナーが大親分なので、泊まりの(任侠団体)客は従業員にも頭が上がらないとか、宴会の片付けを客の若衆がやるとか、ホテルの常識は通じない。
    時々来るという一般の客も、偏クズ小説家だったり、横暴な夫とこっそり離婚手続きを進めている妻とのフルムーン旅行だったり、心中場所を探して流れ着いた家族連れだったり。
    大手有名ホテルチェーンから出向という名の左遷で飛ばされてきた熱血支配人と天才シェフのキャラクターもイイ。
    幽霊の存在をやんわり匂わす、かと思いきや、普通に存在してるわ意思の疎通ができるわ、もうずっとにやにやしっぱなし。
    浅田次郎ってこういうのも書くんだねぇ、としみじみ思った。
    よく考えたらほとんど読んだことないんだったけど(笑)鉄道員と地下鉄にのってのイメージだったからちょっと意外で。
    しかもクズ小説家、マザコンこじらせただけだったみたいな展開になってきて、最後少し泣かされた。とはいえこの男、好きにはなれないなぁ、、、と思ってたら作者を投影したキャラっぽい。性格は別かもしれないけど。
    1番かっこいいのは大親分の木戸仲蔵だねー、漢の中の漢って感じ。
    2次元の任侠はヒーローぽくて嫌いじゃない。
    関東桜会は薬も殺しもやらないらしいし。

    シリーズものの第1作目ってことで、秋・冬・春と続くみたい。
    続きも今度借りてこよう。


    ※追記
    ひとつ?だったのは、政男が引き金を引いた理由。
    あれは清子を自由に(自分に気兼ねなく小説家のもとへ行けるよう)してあげるためってこと?
    どう考えても政男との暮らしの方が精神的には幸福だと思うんだけど・・・あぁ、家族を養わなきゃだからか。
    あと、他の方のレビューにもあるけれど、離婚届けを破いた奥さん、本当にいいの?て思った。根本的には旦那は何も変わってない(笑) ただ、自分が知らない良い一面意外な一面が見えたというだけ。妻への態度はひどいもんですが。それでも、今後は大人しく付き従わずに旅の間の様にガンガン言い返していけば良いのかな。

  • 女性に暴力ふるうなんて、たとえどんな理由付けされても許し難い小説家。だけど日記つきつける終盤にはほろっと来た。そして任侠ヤクザの集うホテル。プリズンて、そういう意味だったのね。ホテルの常識が通用しない、ヤクザならではのおもてなし。カタギの支配人が、また良いですな。仲おじが格好いい、けどただ格好いいというわけでもなく。一家心中した前経営者たちへの鮎尽くし、あれは良かった。ラストの離婚届紙ふぶき、絵はきれいだけど、奥さんには決意を貫いてほしかった。なんでこう、女は男を許さないといけないんだ?と。甘い。

  • おもしろかった。

    主人公の男がどうしても好きになれなかったけど読み続けられたのは、話が面白かったからなのか、何だったんだろう。
    ああいう男って好きくない。

    でも!
    最後まで読んで、最後に主人公が大好きになった。

    現実もそうなんだろうな、簡単に人のこと毛嫌いするものじゃないなと思った。今更だけど、勉強した。

  • 浅田次郎をローラー中。プリズンホテル1(夏)。会社の方の勧め。プリズンホテルは全部読むと良さが分かるとのこと。
    実の母との別れ際の約束を守り日記を書き続け、訴える場面のくだりがいい。 愚直にも継続することが、如何に大切であることがこの年になって分かる。

    軽い小説なので、一気に4まで読むつもりです。

  • 浅田次郎の描く任侠物語がたまらなく好き。任侠団体が堅気を迎え入れるという滑稽な設定も楽しい。この先どんな人間が、どんな繋がりを作っていくのかわくわくする。

  • 浅田のピカレスク小説はお笑い満載だと聞きましたので読み始めました。過去にも「きんぴか」などを読んだことがありました。極道親分の叔父を持つ小説家(著者?)が主人公で、叔父の経営する特別なホテルに行って展開するお話しです。少しそのフザケぶりが過ぎることが耳障りで今ひとつ笑えませんでした。

  • 極道小説で売れっ子になった作家「木戸孝之介」。ヤクザの大親分でもある叔父「仲蔵」が任侠団体専用の温泉リゾートホテルのオーナーに。人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ。
    「当あじさいホテルはサービスがモットーでござんす。いったんゲソつけられたお客人は身内の同然。誠心誠意、命がけで尽くさせていただきやす。」
    熱血ホテルマン、天才シェフ、人々の笑いと涙の傑作コメディ。
    電車で読むと何度か吹き出してしまう。これは楽しい。

  • 舞台となるホテルに勤める面々、客、
    登場人物が多いけれど皆さん個性的なので
    こんがらがる事なく読みすすめられます。
    がしかし、
    この物語の中で唯一可愛くナイのが主人公、作家の孝ちゃん。
    ほんっとにコイツが…イヤ!(コイツ呼ばわり!)

  • 20130523
    孝ちゃんみたいな男は嫌っ!

    「安っぽいペンネームとはわけが違うんだ。オヤジが祈りをこめて命名した、ありがたい名前なんだ。」

    プリズンホテルの話をあと三冊読めると思うと嬉しくなる。

  • 悪党小説だか最後は爽やか。

  • 任侠団体専用ホテルの個性豊かな従業員達と、そこにやってくるワケあり客達のちょっと可笑しくも人情味溢れる物語。
    G.W.中の旅行のお供にサクサク読めるものをと思い手に取ったが、いや~面白かった!旅行から帰ってきた足で早速、秋プリズンホテル(2)も購入してしまった。
    指を詰めようとする花沢支配人がホテルのオーナー仲蔵親分に諭されて胸を揺るがすシーンがなぜか泣けた。
    「おい花沢。善悪と大小は別物だぞ。悪かったのはいつもおめえじゃねぇ。クラウンホテルのほうだ。 (中略) おめえはこう考えていたな。不特定多数の人間が利用する施設は、銀行にせえデパートにせえホテルにせえ、みんな公器じゃなきゃならねえ、とな。その通りさ。世の中そうじゃなきゃいけねえ。器はでかくなりゃなるほど、底も深くならにゃ座りが悪くなる。」

  • これはヤバい。山手線で言うと五反田くらいヤバい。
    あとこれ四冊で一作品ですね。途中下車禁止です。
    プリズンと聞くと股が反応して開くほどおもそろかったです。

  • 面白かった。
    それぞれがまーキャラが濃い。でも
    皆いい人で悪人がおらず気持ちよく読める。先生があまりに人格崩壊してる気が最初はしてたけど、最後に納得してちょっと泣きそうになった。続きも楽しみ。

  • とにかくハチャメチャで、ぶっ飛んだテーマ、登場人物が多数。
    しかし、人物の一人一人の設定からエピソードがしっかりとしていて、読むのが止まらない。

    主人公はとにかく力を持った子供。
    私はどうも「いい大人が、生き別れた親などに対して、子供っぽい言葉で何かを訴えかける」というシチュエーションに弱い(限定しすぎ)。
    ラストは本当にうるっときた。

  • 色々な人間模様が関わって、一人一人印象深く、そして幸せになる。

    ドロドロなんだけど、爽快で暖かくて、泣けます。

    初めて、浅田次郎さんの本を読みましたが、すらすらと読めました。

    空いている時間に読んでいたので、途中で人間関係がよくわからなくなりましたが。

  • 登場人物がみんな、純粋で温かい。
    ヤクザさんも、支配人も、グレた息子も。
    わがままで偏屈な小説家さえも、実は純粋で温かい。
    そして板長さん、いいですね。渋くて筋が通っていて、寡黙だけど面倒見が良くて。「ついて行きます」と言いたくなります。

    怒って、泣いて、凹んで、人生に迷ってる。みんな人間なんだなー。

  • ヤクザの伯父が経営する監獄ホテルに物書きの主人公が滞在し、そのホテルで繰り広げられる、ハチャメチャ人間模様。笑いあり、涙ありで楽しく読める。

  • おもしろい!
    浅田次郎のストーリーテラーっぷりが溢れ出る、笑えて、泣ける、大衆小説のお手本のような作品。
    若干、書き方に荒さを感じるのは私だけでしょうか。
    それを差し引いても、読み始めたら止まらない内容です。

  • 「面白い」と勧められていたのになかなか読む気になれず放置していました。でも今はもっと早く読めばよかったと大いに後悔しています。
    個性的な登場人物がジグソーパズルのようにピタッとはまり、笑いあり、ホロッとする話あり、本当に面白かった!
    仲蔵おじさんの包容力や魅力に触れた人達は皆、大切なことに気付き、また前に向かって歩き出せる力をもらえるよう。私もプリズンホテルに泊まりたい!
    それは叶わないので、続編を読んでまた楽しみたいと思います。

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極道小説で売れっ子になった作家・木戸孝之介は驚いた。たった一人の身内で、ヤクザの大親分でもある叔父の仲蔵が温泉リゾートホテルのオーナーになったというのだ。招待されたそのホテルはなんと任侠団体専用。人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ-。熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家…不思議な宿につどう奇妙な人々がくりひろげる、笑いと涙のスペシャル・ツアーへようこそ。

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