天帝妖狐 (集英社文庫)

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著者 : 乙一
  • 集英社 (2001年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473421

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天帝妖狐 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 突然ですが、わたしは乙一氏は天才だと思ってます。でも「天帝妖狐」怖かったので(嫌いじゃないけど)星は3。「A MASKED BALL」とてもとてもよかったです。わたし的に乙一No.1は「ZOO」で「SO-far」と「SEVEN ROOMS」と「陽だまりの詩」がすごく好きです。読み終わった時、本当に秀逸だなあ!って思うのです。
    読んで良かった。おすすめです。

  • 「A MASKED BALL 及びトイレのタバコさんの出現と消失」
    タイトルも書き方もコミカルな表現だが、それが逆に "落書きが引き起こす恐怖" を煽る。伏線と起承転結がサックリしているので、読みやすいけど、僅かに物足りない。
    「天帝妖狐」
    ストーリーが単純で、不燃焼感......"描写" の部分だけはホラーだが......

  • 3/10
    乙一は読みやすい。設定が好きなので、最後が微妙でも損した気がしない。

    a masked 〜
    トイレの落書きでチャットし、不思議な事件が続く。犯人は微妙だけど、途中の事件とチャットがスリリング。

    妖狐〜
    コックリさんで死ねない体になった男と優しい女の子の話。最後は悲しく終わる。そんなに新鮮味はないが雰囲気がすき。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    とある町で行き倒れそうになっていた謎の青年・夜木。彼は顔中に包帯を巻き、素顔を決して見せなかったが、助けてくれた純朴な少女・杏子とだけは心を通わせるようになる。しかし、そんな夜木を凶暴な事件が襲い、ついにその呪われた素顔を暴かれる時が…。表題作ほか、学校のトイレの落書きが引き起こす恐怖を描く「A MASKED BALL」を収録。ホラー界の大型新人・乙一待望の第二作品集。

    愛娘からのお勧め本。2番目の表題作「天帝妖狐」を読む為の本と言っても過言ではありません。
    幼いころの過ちから孤独に耐えて長い長い時間を過ごさなければならなくなった夜木。瘴気を放つ彼に優しく手を差し伸べる杏子。ようやっと人間らしい生活ができると思った矢先に・・・。

  • 本交換会でゲット。久しぶりの乙一さん。「A MASKED BALL ァ マスクド ボール」「天帝妖狐」の2篇

    「A MASKED~」が新鮮でした。トイレの壁がまるでネットの掲示板のようで懐かしさと共に面白さがありました。(解説でも言われていたけどすごいや)。カタカナのメッセージを書いた正体は中盤くらいで察しがついたけど、それでも先が気になってついつい読んでしまった。

    「天帝妖狐」の世界観は悲哀に満ちていて切なかった。野良犬のような孤独や心細さ憎しみがひしひしと伝わってきた。夜木のキャラはシリーズ化したら良さそう。けど乙一が書く少女はいつも年齢よりも大人びていて、理想化されているようであまり好きになれない。杏子も心がきれいでお利口さん過ぎて、うーん…と思いながら読んだ。それにしても文章がきれいで読んですぐに頭の中で映像化できるので読むのが楽でした。

  • 顎を砕いた後に指を一本ずつ折って…腕、肩、それから…

  • 乙一の作品を読むのはこれで二作目。(多分)
    二編からなる小説です。
    この人は夏の香りがする作家さんだなぁと言う印象。

    面白かったのだけれど、良くも悪くも普通。
    こっくりさんの話は少し心を掴まれたけれど、でもやはり普通。
    他の作品に期待してみます。

  • 乙一さんの本はさらさら読めるから好き。
    最後にどんでん返しがあるわけではなく、途中途中に次のページが気になってしまうシーンがおおい。
    途中途中飽きない。

  • 表題作よりもマスクドボールが好き

  • JUMP j BOOKSと文庫版の天帝妖狐は異なるというレビューを読んで早速読んでみました。
    違いがわかるかなと思っていましたが、構成からして全く異なりますので、そんな心配は杞憂でした。
    主要登場人物と主人公の設定は同じでしたが、どう料理するかが全く異なります。
    手紙形式の文庫版の方が構成はしっかりして読みやすいですが、jumpの方が主人公と他の登場人物の交流が読めて、人間味はあったのかなと思います。是非読み比べをお勧めします。
    もやもやした怖さのjumpと冷徹な恐怖の文庫版という風に感じました。

  • 何かの曲のコメント欄で見かけて読みました。

    マスクドボールは、凄く面白く私のツボでした!
    天帝妖狐の方は、切なくなりました

    また乙一さんの本を読んでみたいと思います!

  • トイレの落書きはストーリーのテンポがすごく良かった。犯人の目星がついてしまって意外性はなかったけど、繰り返されるかもしれないラストは面白かった。
    犯人も「反応してくれる相手がいるから」こそ大げさに動けたんだろうし、主人公も新たなスリルを求めている感じがしました。
    高校生らしい気概が嫌いじゃない。

    妖狐は狐の成分が薄かったけどホラー描写は乙一さんらしく読み応えがありました。切なくて少しだけ温かいラスト。

  • 乙一は久しぶりだったが夏の花火〜とはだいぶ違う。、良くない意味の方で

  • ホラーにしてもドラマにしても中途半端

  • 「ラクガキスベカラズ」
    たった一言の落書きから始まったお話。
    トイレの壁が掲示板みたいに、というのは面白いなと思いました。
    もう一つの作品は、こっくりさんに取り付かれた人のお話。
    人をいたぶる時の描写が妙に生々しかったです。

  • 天帝妖狐
    グロ描写に耐性がある(というか積極的に読みたい)方なので秋山をいたぶる描写は何度も何度も読み返しました。
    私がこういう描写で心を惹かれるポイントは、いかにわかりやすく書いてあるかです。
    例えば、「顎の骨を砕く感じが、土の塊を崩すのと似てる」とか、
    骨を砕くところを「力を籠めていくとパンとはじけて潰れる」とか。
    やっているのは人あらざるものでも、自分でやっているかのように容易に想像できて好みの描写でした。
    逆に夜木が秋山達にいたぶられている時は(痛みに強い設定なので)淡々と自分の身体が今どうなっているか描いてあったのもわかりやすかった。
    自分自身が獣になって理性を忘れてしまうこと、そして永遠の時をさまようことを、杏子たちとのふれあいだけが救ってくれると言っていたのは切なかった。


    トイレのタバコさん
    乙一にしては普通の高校生が主役の話でした。
    ヒロインの猫かぶり具合がサイコーでしたね。清純そうな子が中指立てるとかファンキーすぎる。
    あと、東くんが友達だったらいいなぁ……。

  • トイレの落書きという身近に存在する事柄を題材にしてある作品。
    面白くて、2時間くらいで読み終えてしまった。

  • 再読。中学生の時に1回読んだときはめちゃめちゃ怖かった気がするけど、改めて読むとこんな話だったっけとか思ってしまったり。でもやっぱりちょっと怖い。

  • トイレのタバコさん、面白かった!

    タイトルの天帝妖狐…
    どうして“天帝”なのだろう?
    痛い…悲し過ぎる…
    化物の悲哀が切なすぎる。
    ただ、この“化物の悲哀”、人間の感情があるからこその悲哀だと思う。

  • 趣の異なる2編。
    どちらの味も好み。
    どちらかをあげるならエンタメ要素の強いA MASKED BALLの方が好み。
    ちょいひっかかる謎は残るがまた読み返せば氷解するのかも。

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天帝妖狐 (集英社文庫)の作品紹介

とある町で行き倒れそうになっていた謎の青年・夜木。彼は顔中に包帯を巻き、素顔を決して見せなかったが、助けてくれた純朴な少女・杏子とだけは心を通わせるようになる。しかし、そんな夜木を凶暴な事件が襲い、ついにその呪われた素顔を暴かれる時が…。表題作ほか、学校のトイレの落書きが引き起こす恐怖を描く「A MASKED BALL」を収録。ホラー界の大型新人・乙一待望の第二作品集。

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天帝妖狐 (集英社文庫)のKindle版

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