R.P.G. (集英社文庫)

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著者 : 宮部みゆき
  • 集英社 (2001年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473490

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宮部 みゆき
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R.P.G. (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「しまった騙された」と思ったのは登場人物だけではないはず。まさかRPGをRPGしていたとは。騙された人物の心の叫びが痛いほどわかる。そして何度も「この子は頭が良い」と描写されていて、違和感なくその叙述を受け入れていた。2回目に読むと、書いてある言葉の意味を違う意味で噛みしめたくなるだろう。しばらくしてから、また読みたい。

  • タイトルから勝手に冒険モノかと思い込んでいたけど全然違いました。
    武上さんは何となく名前に見覚えがあったけど「模倣犯」に出てた刑事さんなのか。「クロスファイア」は読んでないから読んでみたい。

    清水義範さんが宮部さんからのリクエストで書いた司馬遼太郎風の解説は、それとわかってから読むと確かに司馬節ぽくておもしろかった。

    小説の内容は普通に楽しかったです。赤の他人との疑似家族、実の親子の関係、綺麗事で片づかない気持ち悪さが宮部さんらしくてよかった。

  • 久しぶりに読み返した。クロスファイアの石津刑事と模倣犯のガミさんが出てたので、そっちの元の作品も読み返したくなった。
    この入れ子式の囮捜査、分かっててもハラハラする。そして犯人なのに痛々しい感じがするのは…犯罪の理由ゆえ、かな。でもこんなふうに疑似家族作りたくなる気持ちはいまいちわからん…不倫の方がまだ理解できるわ。

  • クロスファイアが読みたくなった。

  • 買ったまま眠っていた本を引っ張り出しました。久しぶりに宮部みゆきの作品です。
    最初の状況が分かるまで、相変わらず苦手なのですが、途中から読むのが止まらなくなる感じ、面白かったです。

  • 犯人探しもあるのだけれど、真の仕掛けはそこではない。という作品。

  • 10年振りくらいに再読。
    内容は殆ど覚えてなかったけど、「こんなんありか」っていう感想だけは覚えてた。

    再読してみての感想はやっぱり「こんなんありか?!」だった。
    鮮やかなどんでん返しはいっそ潔いくらいなんだけど
    冷静に考えるとこのやり方は違法捜査なんじゃないか? とか。
    これ以上書いてしまったら読む意味がなくなるので書けない(笑)。

    ある意味名刺代わりの1冊なのではないか。
    これを読んだ後に『クロスファイア』と『模倣犯』が読みたくなること請け合い。

  • 人気のあるブログにはそのブロガーさんを中心に、コメント欄に定期的に集まる人がまるでファミリーのようになっているブログってありますよね。
    この小説もそんなネット上の家族ごっこから派生した殺人事件。
    場面設定の8割が警察の取り調べ室。舞台を観ているような作品です。

  • 現代らしい小説ですね。
    リアルにこういうのってありそう。

    なんとも読みやすいお話でした。
    お父さんの仕打ちは…いくらそういうことに憧れがあってもこえてはいけないラインだったと思います。
    またどう転んでも娘の立場では幸せになれないよね。

    ネット世界で顔が見えないぶん、相手の立場、まわりの生活に目が行きにくい。
    うまいとこ付いてきてるなぁ。

  • 図書館で。
    なんか読んだことがあるような、無いような… 似たような設定でのミステリを読んだのかなぁ?架空世界での家族ごっこ、か。まあやるのはご勝手に、という所だけれども素直に映画の書き込みを楽しんでいた他の人達は結構イヤだっただろうな(笑)サイト主がお父さんだったら仕方ないだろうけど…

    娘さんもそんなに怒るところか?とか思いながら読みました。彼女は彼女で架空のサイトで理想のパパでも見つけて見せつけてやればよかったのにな~なんて思いながら読みました。まあでも警察側も取調室のやり取りを見せるのはちょっと…どうなの?なんて思いました。
    他の作品のキャラクターが出張しているみたいですが特にそちらがメインな訳ではないのだろうから、最初に長々説明を入れなくてもわかる人だけ楽しめれば良い、という作りにすれば良かったのにな、という感想です。

  • 直後の印象
    レトロ 陰湿
    この小説が刊行された2001年はインターネット掲示板やチャットサービス、メールが盛んで私も多感な思春期時代にこれらのツールで友達とコミュニケーションをよくとっていた。今となっては、たかだか二十年といえどもこれらはレトロなツールとなってしまっている。そのせいか、この時代のコミュニケーション手段を体感した生き証人みたいな気もするくらいで、SNSが中心のネットコミュニケーションしか知らない世代はハンドルネームを通して語り合うのにピンと来ないだろう描写もありありとわかる。
    最初は事件説明や警察官の紹介が多くて読みにくく感じたけど、最序盤を過ぎてからは取調室の会話が文章のほとんどとなってさくさくと読めた。
    お父さんと一美の関係性は唸らせられた。よくある思春期の親子、を飛び越える設定に驚嘆。お父さんのやり口は外道そのものであり、もちろん憤りを感じるが、一美はお父さんに対しては償うことができない罪を負ってしまったので、とても哀れに思う。

  • 宮部みゆきさんデビューしました☆
    主に取調室で、2つの殺人事件を解決してゆく過程が展開されてゆきます。
    この本の初版は2001年で、ネット環境もネットにいる人々もすごく進化してると感じています。この本もそのきっかけになっているのではないでしょうか。
    殺された被害者とネットユーザーの数人は、現実に存在する家族とは別に、仮想家族をつくっていました。
    犯人はさておき、この犯行はどうしたら防げたんだろうって考えたとき、ネットのそういう仮想空間が悪いんじゃない、現実を忘れたくなるような、なまぬるい、居心地の良いあやふやな「ファジー」な空間に身をおくことが危険なのだと思います。ファジーは解決方法じゃない。先延ばしにするだけで解決しない。むしろこじれていった鴻上さんの第三舞台のお芝居を思い出しました。ファジーをファジーのままにしておいちゃいけない。しっかり考え、決める意志を持たなくちゃって。それを思い出しました。大好きなお芝居を思い出すなんて渾身のすごいRPGだったからっていうのもあるのかな。現実の関係がどうしても歪んでいるとわかっているなら、自分や相手を傷つけず、離れてみるという選択肢を貫くべきです。
    この作品にでてくるステキな武上刑事「模倣犯」で、石津刑事は「クロスファイア」でそれぞれ主役だそうです。読んでみたいです。
    まとまっていないかな。またまとまったら修正します。

  • 【あらすじ】
    住宅地で起きた殺人事件。殺された男性はインターネットの掲示板上で「疑似家族」を作っていた。殺人に関わりが? 虚実が交錯し、見えてきたものは…文庫書下ろしミステリー! 

    【感想】

  • 積ん読チャレンジ 39/56
    '17/08/13 了

    一時期狂ったように読んでいたが、久しぶりの宮部みゆき作品。

    「RPG」とはもちろんロールプレイングゲームのことで、「ある世界観の中で、ある人物が、ある役割を演じる」こと。

    本書を読む前と読んだ後とでは、このタイトルが表している内容・意味合いが全く異なる物として感じられる。

    文章の巧みさは相変わらず。
    やっぱりこの人の作品は面白い。

  • だまされた~ってなったあとに、えっそこも~!てなった。2回読んでしまった

  • 被害者が加害者という感じで、終盤では泣きながら読んでしまいました。一美さんが殺してしまうほど憎むのは分かるし人を思い通りに動かそうとしていた良介さんには憤りしか無いです。こんなにも被害者に同情出来ない事があるんだと思いました。苦味しか無くて本当はこれ以上一美さんが誰かを殺す事が無くなっていいのかもしれないけれど、一美さんの気持ち的にはバッドエンドでしか無いんだろうなと思いました。

  • 飽きずにグイグイ読めた。

    タイトルはまさにロールプレイングゲームのこと。

  • 2017/03/30 ☆3
    RPGってそういう意味か。ちょいちょい匂わせる描写があったけれど、ラストを読むまで気が付かなかった。
    模倣犯とクロスファイアが読みたくなった。

  • 初・宮部みゆき。久しぶりのミステリー。
    一日で読み終わった。

  • ある殺人事件にからむ「家族」のはなし!さすが宮部みゆきと思わせる作品。最後の最後まで楽しめ、一気に読み終わった。RPG というタイトルの意味、「家族」のつながりを考えさせる作品とも言える。

  • 2017.1.5
    内容は興味深かったけど、意外とあっさり。警察物だからかな。
    登場人物が多く、前半はいまいち入り込めなかったけど、後半はすらすら読めた。

  • 父親が殺された娘が犯人達と目される人々と面通しをする。
    父親を殺したのは誰なのか、父親の不倫相手だったA子ではないのか?
    謎が謎のまま、父親がネット上で家族ごっこしていたと言う彼らに対して娘はどう出るのか。

    最初の前書きが非常に大事なことを最初っから示していてくれた話で面白かった。

    まあこの父親は正直言って自分の父親だったら娘と同じように思ったと思う。
    この父親にしてこの子ありな気もするのはその辺かな。

  • 読む前はそのタイトルから、ゲームのような進行を期待したけどそうではない推理小説。
    最初は特に警察の人物の名前が多く、中には一回しか出てこない人物や、物語の進行に必要だった人物はその半分もいなかったのが残念。それ以外は、ドラマのようにテンポが良く、最後まで誰が犯人か分からないのもあって、楽しんで読めた。

    "皮肉なことだ。所田一美は父親によく似ている。…自分の意思を通すためならば、どんなことでもやりかねない。だが、今はそれが流行なのか。自分、自分、自分。..."
    このガミさんが思うところには、考えさせられた。知らず知らずうちに人は自分本意になってしまっている。この事件もそういったことから起こってしまった。そしてそれは、小説の中のフィクションで片付けてしまうには、余りにも現実性をもって見えた。

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