プリズンホテル〈3〉冬 (集英社文庫)

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著者 : 浅田次郎
  • 集英社 (2001年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473582

プリズンホテル〈3〉冬 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「冬」ですごいキャラが現れた。阿部マリア・20年の救急センター婦長。
    「20年の間に1万5千人を助けた聖母マリア、そして5千人を殺した「血まみれのマリア」。「死んだかどうかは私が決める。ここでは私が法律よ。」

  • 巻を追うごとに、登場人物の魅力やらストーリーやらに魅了される。
    最終巻が楽しみでもあり、終わるのが寂しくもある。

  • 3巻目にして気付いた。カバーは花札か! 今回も多くの訳あり人物が登場。雪に埋もれた冬のホテルでは、生と死を見つめる物語が紡がれた。最後の、小説家・孝之介が雪山に清子を本当に埋めてしまう下衆さに、心底腹が立った。どんなに屈折した過去があってもだ。小説家の改心が、鋼鉄の楔、ピトンの歌声が爽やかな読後感を鮮やかに演出してくれた。

  • 一気に読むべきか、一寸間を・・・(やめときましょう)
    あらあら、だんだん人情話になってきます。「夏」がユーモアの中に人情が時々現れる感じだったのが、この「冬」ではシチュエーションこそユーモアですが、内容は人情小説と言う感じです。主人公たちが本音を表に出し始めるし。
    もっとも、やはりこれが浅田次郎さんの持ち味かもしれません。通常カリカチュアされたユーモアは面白いのですが、定型化された人情は「臭み」ばかりが目立ち、読むのもいやになるものですが、浅田さんは見事にすり抜けています。
    この本の中で「いつかある日」という歌が出てきます。北杜夫の名作(と私は思って居るのですが)「白きたおやかな峰」の中でも重要なシーンに使われる歌です。
    この歌は山男たちの間で大事に密やかに伝わってきた歌で、私も登山部に所属していた高校時代に知った歌です。こうしたスラップスティックの中で使われることにやや違和感を感じました。非常に真面目には扱われているのですが。。。

  • 17/10からBSジャパンでココリコの田中直樹主演で連ドラになったので、15年前に読んだシリーズを再読。その時には「きんぴか」シリーズを読んでなかったので、血まみれのマリアがピンと来なかったが、今は分かる。そう云う繋がりがあったんだ・・・こっちの方が先なので、実際には「きんぴか」でさらに活躍ってことですがね。

  • 今回は、第三次救急医療の看護婦・マリアとアルピニストが登場するけど、実は、作家とお清さんの話がメインという、人情溢れるコメディ。この作品を読むときに、深いことを考えてはいけない。いやむしろ、日常の雑多なことを忘れ、爽快な気持ちに気分転換するために、このシリーズは存在する。

  • 血まみれのマリアが休みをとって、プリズンホテルへ。
    患者を安楽死させた医者、自殺しようとしている少年、高名な登山家。そして、執念で作家を追いかける編集者。
    ここ、登山家がめざすような山というか絶壁があったんだねぇ。
    作家もやっと素直になり、清子にプロポーズ。ゆがんだ性格がどうにかなるのか?な?

  • 少年二人、雰囲気はかなり違うんだろうけど、会ったばかりで寄り添って居る姿が想像できてにやけちゃいました。
    今回は登場人物すくなめですが、医者もナースも登山家もいい味出してかき混ぜてくれます。
    ちょっと現実の世界に疲れた頃、再読しようと思います。

  • あら~今回は任侠団体の皆様は御泊まりじゃないのね(´・ω・`)と少し寂しい気持ちになる(^^;)しかし!冬の奥湯元あじさいホテルを舞台に命のドラマがっ‼(笑)いつも通り訳あり客が幸せになる♪と思って読んでいたけれど、なんだかしっくり来ない終わり方(-.-)まぁこれも有りか(^^)

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プリズンホテル〈3〉冬 (集英社文庫)の作品紹介

阿部看護婦長、またの名を"血まみれのマリア"は心に決めた。温泉に行こう。雪に埋もれた山奥の一軒宿がいい…。大都会の野戦病院=救命救急センターをあとに、彼女がめざしたのは-なんと我らが「プリズンホテル」。真冬の温泉宿につどうのは、いずれも事情ありのお客人。天才登山家、患者を安楽死させた医師、リストラ寸前の編集者。命への慈しみに満ちた、癒しの宿に今夜も雪が降りつもる。

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