プリズンホテル〈3〉冬 (集英社文庫)

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著者 : 浅田次郎
  • 集英社 (2001年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473582

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プリズンホテル〈3〉冬 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 少年二人、雰囲気はかなり違うんだろうけど、会ったばかりで寄り添って居る姿が想像できてにやけちゃいました。
    今回は登場人物すくなめですが、医者もナースも登山家もいい味出してかき混ぜてくれます。
    ちょっと現実の世界に疲れた頃、再読しようと思います。

  • あら~今回は任侠団体の皆様は御泊まりじゃないのね(´・ω・`)と少し寂しい気持ちになる(^^;)しかし!冬の奥湯元あじさいホテルを舞台に命のドラマがっ‼(笑)いつも通り訳あり客が幸せになる♪と思って読んでいたけれど、なんだかしっくり来ない終わり方(-.-)まぁこれも有りか(^^)

  • 414

    2017年では48冊

  • おなじみのやくざが経営するやくざのためのホテルが
    雪に閉ざされた夜
    指を失ったことが勲章の男性や
    生きるか死ぬかの瀬戸際で豪腕を振るう女性が
    やってきます。

    決断と選択の物語。

  • メモ。

    「いいか小僧。死んでいいというのと、死にたいというのは大ちがいだ。最高の男と最低の男のちがいだぞ。一緒くたにするな。」

  • エピソード的には前2巻に比べておもしろみがない。
    主人公の作家とお清の最後の場面は、言いたいことはわかるが、あり得なさすぎる。
    仲蔵親分はほとんど登場せず。

  • プリズンホテル3巻目。大雪に覆われた厳冬の奥湯元あじさいホテルに、今晩も訳ありな人々が訪れる。

    荒唐無稽な設定は相変わらずだが、ちょっと詰め込みすぎた構成で、一人一人の印象がかなり弱い。前2作と比較すると、孝之助の成長が描かれるなど、大河ギャグ小説の様相を呈してきているのも余計で、単に荒唐無稽な方が面白いと思う。まあ、ここまで来たので、4巻目も読むと思うけど。

  • 読み始め…06.9.29
    読み終わり…06.11.21 ・Nさんの本棚より・

    もしもこんなホテルもが実在しているなら
    ぜひ一度泊まりに行ってみたい。
    恐いもの見たさに。(笑)

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    阿部看護婦長、またの名を“血まみれのマリア”は心に決めた。温泉に行こう。雪に埋もれた山奥の一軒宿がいい…。大都会の野戦病院=救命救急センターをあとに、彼女がめざしたのは―なんと我らが「プリズンホテル」。真冬の温泉宿につどうのは、いずれも事情ありのお客人。天才登山家、患者を安楽死させた医師、リストラ寸前の編集者。命への慈しみに満ちた、癒しの宿に今夜も雪が降りつもる。

    【キーワード】
    文庫・シリーズ・極道・ホテル


    ++1+1

  • プリズンホテル3弾目。
    今回は余りまとまりがなかった印象。

    巻を重ねる毎に木戸への愛着が湧いてきます。
    どーしてそうなっちゃうの!と思う所もあるけれど
    今回の木戸は頑張ったのではないでしょうか。

    次でラスト。淋しいなぁ。

  • 従業以外で切った張ったの世界で生きる任侠たちは登場しないのに、この巻ほど生死が際立つストーリーはなかっただろう。
    登場人物の性格がはっきりしていたからかもしれない。
    患者に安楽死を施した医者と救命救急センターの看護師長。
    手足の指を失おうが生ある限り山に挑み続けるアルピニストと死に場所を探して彷徨う中学生。
    雪に閉ざされた何もない世界で、生と死をゆっくり見つめてみるもの良いのかもしれない。

  • 一話がもう少しながくてもいいかな。お話は良かったです。

  • 今回は時節柄なのか、暗く重い雰囲気。
    お決まりの馬鹿げた大団円もなかったのでちょっと物足りなかったけど、誰もが切っても切れない「生死」について考えさせられる内容。
    相変わらずの偏屈小説家、育ちを拗らせた感に拍車がかかっている。
    清子さんも清子さんだが。。
    彼女を見ていると、どこかで聞いたことのある「幸か不幸かはその人の身に起こった出来事が決めるのではない」みたいな言葉を思い出す。
    繁と黒田の掛け合いは結構好き。

  • 送迎のバイクのトンデモ設定と解凍のくだりにくすっときた。
    病人が家に居るのでマリアさんの話はちょっときつかったな……状況が変われば楽しめそうだと思った。 
    小股が切れ上がった女性って表現が出るまで、恰幅の良いイメージだったので脳内変換に困りました。
    雪山の男は格好いいな……
    木戸親分の意外と肝が小さい感じ、好きだなぁ。

  • どうなの、これ…清子さんは幸せになれるのかな…孝之介がどう変わったのか、変わっていくのかは分からないけれど、散々殴って、罵倒して殺そうとして…で、好きなんだとか。生い立ち不幸なのは分かるけどやりすぎなんじゃないかと。何で浅田さんはこんな風に書いたのか本当に謎です。マリアはかっこいい。平岡先生のしたことは賛否両論だろうけど、出来れば二人で寄り添う結末を見たかったかな。仲蔵親分の思い込みや、カチコミシーンは笑えました。山を舞台にして生と死が交錯する、重くて寒い巻でした。

  • 寒い冬だからこそ人の温もりを強く感じることができる.プリズンホテルが贈る人生劇場.今作も面白かった.いよいよ次巻ラスト.
    以下あらすじ(裏表紙より)
    阿部看護婦長、またの名を“血まみれのマリア”は心に決めた。温泉に行こう。雪に埋もれた山奥の一軒宿がいい…。大都会の野戦病院=救命救急センターをあとに、彼女がめざしたのは―なんと我らが「プリズンホテル」。真冬の温泉宿につどうのは、いずれも事情ありのお客人。天才登山家、患者を安楽死させた医師、リストラ寸前の編集者。命への慈しみに満ちた、癒しの宿に今夜も雪が降りつもる。

  • 看護婦の血まみれのマリアさんと、安楽死をさせてしまった平岡先生。自殺死亡の太郎くんと命がけのアルピニスト。作家先生がおキヨについに。
    今回は少し真面目?な宿泊客たちだが、やはり本筋よりも、通販で買った山登りグッズをつける板長とシェフに萌える。

  • 今回はちょっとクサかったかなぁ。
    面白かったけれど、前の2作のような痛快さはちょっと控えめだった気がする。
    大曽根一家がいなかったからか?
    ゴンちゃんの出番も少なかったしなー。
    小説家のエピソードがとにかく中心で、今まで以上にいたいけな少年期の哀しい思い出が切なく描かれている。
    今回、富江さんが格好良かった。出番こそ少なかったけれど。もっと早く教えてあげて欲しかったなぁ。
    寡黙な職人という描写しかなかった父親の不器用なラブレター、沁みます。
    母親のチエコさんも最初は不幸ぶってイライラさせられたけど、ラストで母親にしかできない仕事を。
    7歳の少年の心の叫びを聴き、30過ぎの息子の愚行を諌めた。
    やれやれ。
    血まみれのマリアと平岡医師のエピソードは全く色褪せてない。むしろその頃からの命題はどんどん輪郭を濃くし深刻さを増している。
    終末医療の問題は簡単に答えの出せる問題じゃない。
    個人的にはマリアの意見に賛成で、人間は生きる義務を負っていると思うけれど、死を目前にした人の苦しみはおそらくその人だけのもの。想像もつかないと思うので、簡単に否定してしまうこともできない。
    それはそれとしても、差し出されたバラを叩き落とし戦場へ戻っていくマリアの姿は潔く美しいがなんとも切ない。
    ラストに、
    冬の凍てつく澄んだ空気の中で、
    アルピニストの奏でるピトンの歌声を、山に谺するハーケンの響きを私も聞いたような気がする。

    ところで太郎少年は結局・・・?

  • マリアって「きんぴか」に出てた?読んだの昔過ぎてうろ覚え・・・。今回は生と死について考えさせられる話。仲蔵親分のうろたえぶりが微笑ましい。普段格好いいのにこのギャップ。死にたがりの少年と天才アルピニスト、憧れるあじさい山岳会メンバー。冬編ってことでどうなるかと思ったが、楽しい人たち。にしても木戸先生はほんとめんどくさい・・・が、1巻の頃はめっちゃむかついてたのに、段々憎めなくなってきた。傍にいたら張り倒しそうだけど。この巻だけあとがきが無いのも、余韻に浸れていい。

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プリズンホテル〈3〉冬 (集英社文庫)の作品紹介

阿部看護婦長、またの名を"血まみれのマリア"は心に決めた。温泉に行こう。雪に埋もれた山奥の一軒宿がいい…。大都会の野戦病院=救命救急センターをあとに、彼女がめざしたのは-なんと我らが「プリズンホテル」。真冬の温泉宿につどうのは、いずれも事情ありのお客人。天才登山家、患者を安楽死させた医師、リストラ寸前の編集者。命への慈しみに満ちた、癒しの宿に今夜も雪が降りつもる。

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