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みんなの感想・レビュー・書評
時はずいぶん未来。と現代。
地球を離れ新たな惑星で栄えた人類の最後の生き残りと、
上巻に続き、コールドスリープから目覚めさせられた最後の“神”
女性達の 生きる意味
と仕事。
感情的SF。と、名付けたくなる。 茨木のり子さんの「詩のこころを読む」に、詩「便所掃除」の終わり4行を讃えたこんな一文がある。「言葉が離陸の瞬間を持っていないものは、詩とはいえません」。それまで丹念に積み重ねられた言葉のすべてが、この一瞬のためにあった、この一瞬に収斂し昇華した──そんな最終章のことを、茨木さんは「詠唱(アリア)」と呼ぶ。 そしてその飛翔は詩に限らない、と私は思っている。ス... 続きを読む »
サイエンス・フィクションというSFではなく、昔のアニソンではないが、スペース・ファンタジーというべきSFだろう。
10年以上ぶりに読んだが、すいすいと入ってくる文体、風呂敷を広げて、もの凄く小さく畳んで、もう1回広げなおす構成も、良くも悪くも変わらず。
エンタメとしては後半若干盛り上がりに欠けたかなー?でも、生きることに悩んだり、生まれてきた意味を考えたりするのに、何かヒントになりそうな内容。
本棚の整理をしていたら、昔読んだこの本が出て来ました。
新井素子さん、ハマったんですよね~。
この本はコバルトではなく、普通の文庫として出ています。
色々と辛らつなコメントも聞く本書ですが、素子さんの本で
中高時代を過ごした身としては、やっぱり面白かったです。
絶対ありえナイけど、ナイとは言い切れないような気がする
身近な話…といった感じの世界観が大好きです。
おそらく本書もそういう感じではないでしょうか?
少子高齢化をSFで描くとこうなるのかな…。
詳しい内容は書きませんデス。
『 ”個”という概念は、”死”という代価を支払っても、充分割にあう宝物なのだ。 』
下巻。惑星ナインの「女神」・アカリと「最後の子供」・ルナの物語。意義の多様性を念頭に置いていた上巻とはうって変わって、一気に深層心理を掘り起こしている。主張の軸も結構好みだった。難点をあげるとすれば、期待していたよりも少し結びの部分の締まりが悪い気がした点だが、上巻を勘案すると、このくらいが丁度いいのかもしれない。
若い頃に読んでおき、年をとったらもう一度読みたい、そんな作品。
なぜ人生が滅亡に至ったかの詳しい説明がないのは残念だが、別の意味では深い小説である。
人生の意味とは、なんのために生きていくのか、そういったものを強く意識させられずにはいられない。
いつまでルナちゃんにつきあうんだ!?って思うかもだけど、下巻の最終章でレイディ・アカリがでてくるところまで行かなきゃ損!そこが一番面白いと思った。それに実はやっぱりそれぞれの短編で考えさせられることが多い。
読み途中は早く終わらせたかったけど、読み終わるとすごくよかったと気付いた。
<最後の子供>ルナは、ついに<ナインの創始者>レイディ・アカリのコールド・スリープを解いてしまう。
四世紀にわたる眠りから覚めた彼女に、ルナは問う。最後の子供になると知りながら、なぜ母親は自分を生んだのかと。
だが、覚醒したアカリがとった行動は、思いもよらないものだった…。
生の意味を問い直し、絶望の向こうに確かな希望を見出す、感動の超大作。
憎しみでもなければ、恨みでもない、ただそこに存在する人間、『最後の子供』を愛しむレイディ・アカリ。
これは惑星最後の愛の物語である。
レイディ・アカリとルナのみ。私は親じゃないので、星の母といわれてもしっくりこないのだけど、結局はルナがコールドスリープの患者をこれ以上起こさないようにするための暇つぶしと、レイディの自己満足じゃないのかなと。
それにしてもナインの社会ってコールドスリーパーの病気や疾患を治療する技術を磨くことは無かったのかな。ただ眠らされてる描写しかないし。末期でも船すら作らず滅ぶことを待っている世界。随分閉鎖的な世界だよね。
最終的に奢った人間は滅びても動植物は生きるっていう、今の地球へのメッセージのようなもん?
なるほど……、という終わり方。上巻からの期待が膨らみすぎたせいもあり、下巻は少々テンポを削がれたような感じがしました。生き物としての考え方をニュートラルに戻してくれる一冊。
昔、一度読んでから、現在に至るまで、何度も何度も読み返してきた本です。
最初に読んだのは、中学生か、あるいは小学生高学年。
読むたびに、違うことを考えさせられて、感じさせられて。
近未来SFだけど、いつか、本当にやってきそうな未来。
読むたびに、この本の世界の奥深さを、人間という存在を、考えてしまいます。
もちろん、面白いです。
上に続きますが…
この小説を上巻だけ読んでやめては絶対だめです。
終わってないから。
すべてがきちんと終わる、いや、続いていきます
ちなみに、タイトルとインダス文明はまったく関係がないです。
下はレイディ・アカリとルナのお話です。
アカリさんが本当に強くてたくましくて。
二人だけの生活はほほえましくもあります。

遂にルナは、最奥に眠るレイディ・アカリを起こす。
建国の立役者の1人である、アカリを。
惑星ナインの女神である彼女を。
「なぜ、ママはルナちゃんを生んだの?」
滅びゆく、惑星ナイン。そして最後...





