- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087474497
作品紹介・あらすじ
漫画や小説に夢中になった少年時代。悩み多き学生の頃。エラいことになってしまったデビューの頃。全部爆笑エッセイにしてしまいました。でも時に泣けたりもして。ご存じ文系パンクス・オーケンがのほほんとあかすエッセイ集。文庫化に際し、単行本未収録の映画論「パイパニック!」ほかを加え、さらにパワー・アップ。
感想・レビュー・書評
-
これはちょっと内容忘れたんだけど(笑)、毎度なエッセイの感じだった気がする。まぁこの辺の大槻作品はエッセイならどれを手にとっても、適度に外れなし。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大槻ケンヂさんのエッセイです。
この人のエッセイは面白い上に読みやすいので、みんなにお勧めしたい本の一つです。
とても楽しく読めました。 -
大爆笑間違いなし
現に私は大爆笑しました
もうこの人駄目だ!って思いました
映画インポってあなた…親に怒られたくなくてデビューってちょっとまった!
もうどうしようもない自分の過去を包み隠さず暴露してしまう
ある意味とっても凄い方
いや普通に凄い人だよね うん -
むかしの筋肉少女帯で
ドロドロした世界観の歌ばかり歌ってた大槻ケンヂの周りには
そういうのに引きつけられる系の女の子たちが
たくさん集まってきたらしい
一方でライターとしても活躍する大槻ケンヂは
文系オタクの情けなさを売りにしていた
日本の景気がよかった時代、「親に叱られたくない」との理由で
メジャーデビューしたという彼じしん
ステージ上の自分と、現実の自分とのギャップに苦しんでか
あるいは
成熟とは無縁のまま年齢を重ねていく不安のためか
精神を病むこともあったという
そういった、悲惨にもなりかねない背景を
冗談にして書き綴っているこのエッセー集は
筋少が活動休止する前年ぐらいに発表されたものである
女の子との関係をネタにしたものがけっこう多い
だが生臭さは一切抜きで
エキセントリックな話に終始している
どこまで本当かわからない女の子たちの言うことに
本気で右往左往する大槻ケンヂ
しかしその関係性は
どこまでいっても一線を踏みとどまる
仮の宿にすぎない存在
何か甘酸っぱく、どこか物悲しい -
う~んイマイチ。変わった人やマニアックなものを取り上げたエッセイ集だけど、変わってるといえば、みんなそれぞれ変わってると思うんで、個性云々とかマニアックなものを良しとしすぎるのも、最近なんだか抵抗を感じてしまうんだよなぁ。
-
パイパニックw
-
2010/10/11購入
-
おもしろいくだらないおもしろいくだらない
ピュアだなあとおもっていたところがいでくんの発言によりここまで書いてしまうのだなあと言うところに、どうしようもないという方向になってしまいがちだ それでも、ピュアだなあとおもうのは自分のこころのなかからでることしかないとおもっているかんじというか、良い言葉は共有するときの一つのツールにしかすぎなくて、ただもうこういう風にしか書きようがなかったんだよというところがいいと思う そしてそれなのに土臭いにおいがしないのは、さいたまの人だからなのか ちょっと今なら寺山修司が読めそうな気がします -
大槻さん大好きです。文章があまりにも読みやすくておもしろいので、ほかのエッセイも買い集めてガシガシ読んでます。
-
またまたオーケンです。オーケンで悪いですか?にしてもこの本はいつものペースで話が滑らかに進み、そりゃぁ婆ちゃんだって孫に小遣いあげたくなっちゃうくらい面白いのですが、本の中頃にある「パイパニック!」の項を電車の中で読んでいたら、女性のオッパイのイラストがパパパパイパニーーーック!!!と突然デカデカとリアルに描かれていて驚き、周囲の人に気付かれないうちに早くそのページを読み終わらなければと思うも、焦りと本能によりなかなか読み進めず、本当にパイでパニックに陥ってしまうという恐ろしい文庫本でした。